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「やかん頭」の現代版の文学的表現と言えば?

明治時代の文学作品を読んでいますとしきりにハゲ頭のことを「あのやかんめ!」だとか、「やかん頭」だとか言っていまして、なんだか風流な(?)感じがします。

現代ではやかんなんて使いませんし、だからといって「ポット頭」とは絶対いいませんし、、、。

明治時代の文豪たちが現代に生まれていたら「やかん頭」を何と言ったと思いますか?

例えば以下の薬缶頭を別の言葉で言いかえてご回答ください。

「和尚の薬缶頭やかんあたまがありありと見える。鰐口わにぐちを開あいて嘲笑あざわらった声まで聞える。怪けしからん坊主だ。どうしてもあの薬缶を首にしなくてはならん。」
(夏目漱石の夢十夜より)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/799_14972.html

宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2020-06-01 22:45:02

QNo.9755987

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

 いやいや、「やかん頭」は、当時でも「侮蔑表現」ですよ。当時でも「文学的表現」とは言えません。世間がいまほど、人権だなんだと言わなかっただけです。

 今の感覚なら、すぐ蔑称として糾弾されることでしょう。映像なら、再放送時にセリフの代わりに「ピ~」と鳴らされる表現です。

 が、私個人はそういう表現に反対かというと、そうではなく、そういう時代の、すごく腹を立てた男のセリフとして尊重されるべきだと考えています。

 例えば江戸時代の無学なごろつきヤクザが、目の不自由な按摩さん(座頭市)に向かって、「おいこら、そこの『目の不自由な人』。そこをどきゃぁがれ」と言ったら、時代劇になりません。

 そこで、今風に変えるなら、「100ワット電球」なぞどうでしょう。決して文学的表現ではありませんが、薬缶よりは現代風だと思います。

 「和尚の100ワット頭がありありと見える。フィラメントが切れそうなほど真っ赤になってジリジリ鳴る音まで聞える。怪けしからん坊主だ。どうしてもあの100ワットを首にしなくてはならん。」

 ちなみに、現代でもヤカンは使いますでしょ、現代風でなくても。こちら雪国では、冬季の凍結したパイプなどを溶かす時などなどに重宝しています。

投稿日時 - 2020-06-02 01:34:19

お礼

これは素晴らしいご回答をありがとうございます。

>いやいや、「やかん頭」は、当時でも「侮蔑表現」ですよ。

ご指摘を受けて気が付きました、確かに私がハゲだったら「やかん頭」と言われたらカチンときますね。当事者ではないので、やかんに例えるとはなかなかとか思っちゃいました。

>今風に変えるなら、「100ワット電球」なぞどうでしょう。

丸くてツルツルしたものは、現代にもありましたね! なるほど!電球もまたピッタリですね!

>和尚の100ワット頭がありありと見える。フィラメントが切れそうなほど真っ赤になってジリジリ鳴る音まで聞える。怪けしからん坊主だ。どうしてもあの100ワットを首にしなくてはならん。

なんという文学的表現! なんという名文! 
素晴らしいお作品をありがとうございます!

>ちなみに、現代でもヤカンは使いますでしょ、現代風でなくても。
>こちら雪国では、冬季の凍結したパイプなどを溶かす時などなどに重宝しています。

そうだったのですね! 貴重な情報ありがとうございます。

本当にどうもありがとうございました。

投稿日時 - 2020-06-02 08:00:40

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