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解決済みの質問

英文について教えてください。

Moreover-taking the word "tragedy" in its most ordinary modern sense-it is Gretchen who suffers the tragedy, which Faust takes in his stride. We never see him hunted by the furies, like Orestes: no sooner has Part Two begun than spirits "remove the burning arrows of remorse, and cleanse his mind of memories." And though he dies blind like Oedipus, (1)【he does not blind himself with clasps plucked in a passion from the corpse of his beloved, resolved to live in infamy and night.】

Rather, he loses his sight when he is a hundred years old, just before he dies in a moment of elation. Faust's sufferings are incidental. He is not a tragic hero like Orestes, who is called upon to kill his mother, or like Oedipus, who owes it to his city to find out who killed his predecessor and who thus discovers that he killed his father and is wedded to his mother. In Faust, tragedy engulfs not the hero but representatives of unheroic, non-outstanding, suffering humanity: Gretchen, Philemon
and Baucis, Gretchen's mother.

The death of Philemon and Baucis in the fifth act of Part Two involves no tragic conflict in Faust's mind: he has given different instructions; their death is a hideous
surprise to him; but again he takes it in his stride.(2)【 It is another episode, no more.】(3)【 In retrospect we realize, if it was not clear to us all along, that Gretchen's tragedy, too, was a mere episode.】 The drama is epic, the effect cumulative.
『Goethe's Faust by Walter Kaufmann』

上記の英文の(1)【】、(2)【】、(3)【】の部分について質問です。

(1)【he does not blind himself with clasps plucked in a passion from the corpse of his beloved, resolved to live in infamy and night.】

*clasps pluckedとはどういう意味にとればよいのでしょうか?
*全体はどういう訳になりますか?

(2)【 It is another episode, no more.】

*これはどういうことを言っているのでしょうか?
another episodeとは?

(3)【 In retrospect we realize, if it was not clear to us all along, that Gretchen's tragedy, too, was a mere episode.】

*文の構造がよくわかりません。
if節があって、帰結はGretchen's tragedy, too, was a mere episodeだと思うのですが、Gretchen's tragedyの前にthatがついているのがわかりません。

*また、it was not clear to us all alongのitは何をさしているのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2019-12-16 17:41:48

QNo.9690867

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

1。【he does not blind himself with clasps plucked in a passion from the corpse of his beloved, resolved to live in infamy and night.】

*clasps pluckedとはどういう意味にとればよいのでしょうか?

 これは、英語の問題というよりはギリシャ神話の問題です。
 下記の『オイデプース王』で、イオカステーが夫オイデプースが息子と知って自殺し、その遺体のピンで我が目をくり抜いて目が見えなくなる、を指しています。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%97%E3%82%B9%E7%8E%8B

 *全体はどういう訳になりますか?

 彼(多分ファウスト)は(オイデプースのように)恥と闇に生きると決心し、感動のあまり、愛する者の遺体から抜き取った針で自分の目をくり抜いて盲にはならない。

2。【 It is another episode, no more.】

*これはどういうことを言っているのでしょうか?
 (フィレモンとバウシスの死は、ファウストにとって悲劇的な葛藤ではなく)単なる一挿話に過ぎず、それ以上ではない。

 another episodeとは?
 もう一つの挿話(=主な出来事ではなく、横道の話)

3。【 In retrospect we realize, if it was not clear to us all along, that Gretchen's tragedy, too, was a mere episode.】

*文の構造がよくわかりません。
if節があって、帰結はGretchen's tragedy, too, was a mere episodeだと思うのですが、Gretchen's tragedyの前にthatがついているのがわかりません。

 We realize that S > Sということに我々は気づく。
ここの that は、下記の「~ということ」という意味の接続詞です。
 https://eow.alc.co.jp/search?q=that

*また、it was not clear to us all alongのitは何をさしているのでしょうか?

that 以下です。

 ちょっと今時間がないので省きますがオイデプースが抜き取ったものが、 clasp とされていますが針という説もあり、原語に当たるのがいいと思います。

投稿日時 - 2019-12-17 05:40:59

お礼

たくさんの質問に回答してくださってありがとうございます!

オイディプース王の話をリンクしていただいたのと解説を読ませていただいて、1の意味がとれました。これはオイディプース王の話を知らないと何のことかさっぱりわかりませんね。

2もよくわかりました。メインとするような悲劇的な葛藤ではなく、単なる一挿話だということが言いたいのですね。

3はカンマがついていてよくわからなくなってしまいましたが、realize that~の繋がりだということがわかりました。文の構造とitについてもありがとうございました。

とても助かりました!

投稿日時 - 2019-12-17 19:55:28

ANo.1

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回答(3)

ANo.3

(1) clasps が文字通り留め具なのか他のものの比喩なのか、ファウストを読んだことが無いのでわかりません。なので、おお外ししている可能性がありますが、恐らくファウストが愛したグレートヒェン(Gretchen) が牢獄で死にその体に付けられた囚人を高速する留め具をグッと引き寄せたのかと想像します。
「彼(Faust)は愛した人(Gretchen)の死骸から衝動的に引き寄せた留め具を持ち、(しかし)自分を見失う事なく、罪の意識と闇世の中で生きる覚悟をする。」

plucked in a passion from the corpse of his beloved は長いですが、claspsを後置き修飾する形容詞区
resolved to live in ... は、being resolved to live ... ここでは分詞構文でbeingが省略されていると思います。

(2) another episode はニュアンスとしては、「良くある話」。anotherが第一部のグレートヒェンの悲劇に対する、別の悲劇ととらえる事もできるのですが、ここでは必ずしも特定する必要がなく、世の中には色々な悲劇があるけれど、そう言う類の別のお話しと考えた方が全体の趣旨に合いそうです。take in his strideと言うのが二回出てきますが、これは「なんなく乗り越える」「うまく乗り切る」。この二部でも恐ろしい悲劇に直面するのですが、それを「何なく乗り越える」「良くある話」の別のバージョンくらいな意味でしょう。no more. は「それ以上の何物でも無い」。

(3) if it was not clear to us all along は、「もし最初からはっきりしていたわけではなかったとしても」で、仮に~だったとしても、~でなかったとしても。補足的に挿入されていて、if文がなくても文全体としては成り立ちます。その意味でGretchen's ... の文はif文の帰結では無いく、前の we realize にthat Gretchen's ... と繋がる目的語としての名詞節の中身です。

1部でファウストは大変な悲劇に遭遇します。そして2部ではまた恐ろしい悲劇に遭遇するのですが、それもなんなく乗り越え「良くある話」としています。そうすると、それまでの話を振り返ってみると(In retrospect) 、1部を見ている時にはそうだと気がつかなかったかも知れないけれど、実はグレートヒェんの悲劇もまた単なる一つのお話に過ぎなかったことに気が付く。と言う流れ。
it はthat Gretchen's 以下を表す代名詞。

投稿日時 - 2019-12-17 19:48:33

お礼

すみません!
ベストアンサーを選んだ後で回答をいただいていたことに気がつきました!!

回答をいただいてありがとうございます!

1~3の質問それぞれに、わかりやすく解説をいただてありがとうございます。

なるほど!と思いながら読ませていただき、理解が深まりました。

ファウストの翻訳本は1部は大体読みました。2部ではまた更なる悲劇に見舞われるのですね。

本当に失礼いたしました。
改めてありがとうございます。

投稿日時 - 2019-12-17 20:35:07

ANo.2

 #1です。訂正です。

 オイディプース と、イオカステー、に統一してください。慌てていてすみませんでした。お詫びして訂正します。

 なお下記では「ブローチ」になっています。
 罪悪感に苛まれたオイディプースは、狂乱のうちに我と我が目をイオカステーのつけていたブローチで刺し、自ら盲(めしい)になった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%97%E3%82%B9%E7%8E%8B

投稿日時 - 2019-12-17 15:48:17

お礼

こちらもありがとうございます!

投稿日時 - 2019-12-17 19:56:44