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締切り済みの質問

古典翻訳:ジョン・ミルトンのPoemataの1

At length, my friend, the far-sent letters come,
Charged with thy kindness, to their destined home;
They come, at length, from Deva's western side,
Where prone she seeks the salt Vergivian tide.
(英訳者:Cowper、Poemata 1. ELEDIES Elegy 1より。)
http://www.public-domain-poetry.com/john-milton/elegy-i-to-charles-diodati-8384
拙訳:
友よ、やっと遠くからの手紙が届きましたよ
この家に向け、どれほどの想いが運んだのでしょう
長い時をかけ、はるか遠くのチェスターのディー川から
アイリッシュ海の潮がさす、この地に届いたのですから。
(*Deva'sとVergivianの地名に関してはリンク先の解説を参照しました。)

この詩の冒頭には鳥肌が立つほどの感嘆したものの、日本語に訳すと途端に英文の良さが霧のように霧散してしまいました、、、。
皆様お忙しいとは思いますが、どうにか翻訳例を教えていただけませんか?

ここ2週間ほど忙しい日が続きますので、すいませんが、お礼の返信が遅れ気味になると思います。 またBAは選びませんが、それでも、宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2019-11-14 20:06:23

QNo.9678929

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回答(4)

ANo.4

「お礼コメント」を拝見しました。

お察するに、途方もないお忙しさの中を、心あるコメントをくださり、どうもありがとうございました。

>またまた性懲りもなく時代背景を全く調べずに読み始めてしまいました。いつものご解説のお陰で読解に役立っております。
⇒こちらとしましては、むしろ、それがありがたいです。ご紹介いただいた詩句に、その人なりや、背景を重ねると、あたかも3D画像を得たような気になるのです。

>>それにしても、なぜ「哀歌」か。
>これは、私も思いました。 哀歌にこれから読み進めばなるのでしょうかね? 兎に角天才的な詩だとしか現時点では言えませんので、今後の展開が楽しみなところです。
⇒こんな風に推測しました。
ミルトンは、クロンウェルの共和政府が樹立されると外務省のラテン語秘書官となり、激務のためついに失明、加えて間もなく王政が復活して囚われの身となる。幸い処刑は免れたが、社会の日陰者になり、財産を失った。こういう失意のどん底にあったことによる「哀歌」であり、また、それゆえにこそ、悲劇的事件を扱う大叙事詩を物すことができたのかも…。

>>人間の救いとして最終的に結実したのが、かの有名な『失楽園』であった、と言えるのかも知れませんね。
>こちらも興味があります。 本当に時間があればもっと読みたい本だらけです。
⇒『失楽園』で果しえなかった内面的な課題を自己に課し、いわば自己の魂の浄化を図った作品が『復楽園』であったと説明されています。できれば、私も、合わせてのぞいてみたいと思います。

>今回も、芸術的清涼感を味合わせていただき、本当に安らぐ事ができました。
⇒こちらこそ、いつもながら、心の清涼剤を調剤していただいたと思います。
ありがとうございました。

私訳〈一部変更):
はるばる、波路来た友の便り、
わが家に届いた心のぬくもり。
はるばる、ディー川の西より海越えて、
アイルランドの、潮の流れに抗いて。
(lived_in_room13さんの訳にはかないません!)

投稿日時 - 2019-12-08 00:16:11

お礼

ご回答ありがとうございます。

これまでの人生で最大級の忙しさがありまして、2週間だけだと思ったのですが、実は今でも忙しく過ごしています。 まあ、普段はそうでもないので、この年越しの時期を乗り切ればまた、英語遊びをする時間もあると思うのですが、いままでずっとリラックスしながらやってきたこの一連の質問も精も根も果てそうになるほど疲れてみますと、よく詩に思いをはせる時間が今まであったなあと思えてきます。まあ忙しいのは一時的な事なのでしょうがないのですが。

>ミルトンは、クロンウェルの共和政府が樹立されると外務省のラテン語秘書官となり、
>激務のためついに失明、加えて間もなく王政が復活して囚われの身となる。

ペトラルカのラウラが「人妻」だった以上に、ミルトンが「日陰者」になってしまったことが信じられず、国宝級の詩人なのですから「先生、先生」と言われて過ごしたものと思っていただけに大ショックでした。 それにしても、過労で失明しちゃう人もいるんですね!!! まあ健康にいいわけないんですけど、、、。

>こういう失意のどん底にあったことによる「哀歌」であり、
>また、それゆえにこそ、悲劇的事件を扱う大叙事詩を物すことができたのかも…。

こんなバックグラウンドを知ってしまうと、ますます「失楽園」を読まないといけなくなってしまいます!

>『失楽園』で果しえなかった内面的な課題を自己に課し、
>いわば自己の魂の浄化を図った作品が『復楽園』であったと説明されています。

復楽園の方は名前すら聞いたことがありませんでした。私も合わせて読みたいものです。どっちにしても、ミルトンほどの天才が書いた著作なら読まなければなりませんね。

>はるばる、ディー川の西より海越えて、
>アイルランドの、潮の流れに抗いて。

前作よりも数段レベルアップしましたね! 私には「脚韻」をするだけでも難しいのに、響きがまた良いものにされましたね。 

相変わらず、本調子ではないので、あまり気の利いたコメントができなくてすいません。
また、十分に休養がとれまして、元気になりましたら、また遊びに来ますので、その時はまた宜しくお願い致します。

年内に戻ってこられるか分かりませんので、一応今のうちに、「今年はお世話になりました、来年もよろしくお願いいたします。」

投稿日時 - 2019-12-08 16:32:25

ANo.3

 #1です。お礼です。

 僕の愚訳に素晴らしいコメントをくださってありがとうございます。

 周りから火事の100%コントロールというのは消火の無草地帯が火を取り巻いたということで火が消えたのではない、と言われ一つ勉強しました。

 実は、あの訳をする前にアイルランドはイギリスの左側にあり、ディー川はイギリスの右側に流れて行くはずでミルトンって方向音痴?と思っていたのです。

 ところが煙害のせいか、訳が終わるとそういうことはケロリと忘れて、またボタンを押してしまいました。ごめんなさい。

投稿日時 - 2019-11-16 15:41:39

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼が大変遅れて申し訳ありません。 たまたま、今まで人生で経験した中で一番忙しい2週間になってしまい、中々こちらに来れませんでした。

>火事の100%コントロールというのは

火事中々収まりませんねえ、大雨が降ればいいのですが。 とにかくご無事で良かったです。

>アイルランドはイギリスの左側にあり、ディー川はイギリスの右側に流れて行くはず
>でミルトンって方向音痴?と思っていたのです。

私も、それは思いました。 また雰囲気からてっきりもっと遠い異国からの手紙かと思ったのに、イギリス国内から!とも思いましたが、The Dee of Chesterというイギリスの川の地名と同名の地がもしかしたら、全然別の場所にあるのかも知れません。

>ところが煙害のせいか、訳が終わるとそういうことはケロリと忘れて、
>またボタンを押してしまいました。ごめんなさい。

押していただきありがとうございます。

あまりにもご回答を読むのが楽しすぎるので、忙しい時はここに来たら絶対に時間を消費してしまうと自分の弱点が分かっていたので、来れませんでした。

やっと忙しい時期は終わったのですが、精も根も枯れ果てた状態でして、元気が戻ってきましたら、また翻訳遊びで遊んでいただければと思います。

今後とも宜しくお願い致します。 ありがとうございました。

投稿日時 - 2019-11-29 17:35:00

ANo.2

楽しいご質問をありがとうございます。

かつての学友が故国イタリアからくれた手紙のことを詠ったくだりでしょうね。
ディオダチは、
ジョン・ミルトンの、
腹心の
おトモダチ
でした(!?)。

私訳(あまり代わり映えしません):
《それは、波路来た、友の便り、
わが家に届いた、心のぬくもり。
ディー川の西から海を越えてきた、
アイルランドの、潮の流れを分けてきた。》

☆かつての学友とは、添付して下さったリンクの注にあるように、ディオダチのことですね。ディオダチと言えば、これも注にあるように、聖書のイタリア語訳(叔父)の家系につながる人だったことなどから、ミルトンとしても大いなる友人として彼を敬服していたことでしょう。

☆それにしても、なぜ「哀歌」か。新しい政治と人間を夢見るルネサンス人ミルトンとしては、王制か共和制か、聖職者たるべきか詩人たるべきか、聖職者なら、国教徒たるべきか清教徒たるべきか、詩人としても、言論の自由がないじゃないか…等々、悩みは尽きなかったことでしょう。その愁いが、Elegy詩作のモチーフの一部になったことは疑いないところだと思います。彼の政治的宗教的苦悩が、人間の救いとして最終的に結実したのが、かの有名な『失楽園』であった、と言えるのかも知れませんね。

投稿日時 - 2019-11-15 13:35:14

補足

すいません、忙しくなることは分かっていたのですが、まさかロクに食事する時間もないほど忙しくなるとは想像しておりませんのでしたので、10日ほど前に質問をしちゃいました。 今日何とか、山場を越えて、さっそくお礼を書こうと思ったのですが、もうその気力もなく、今日は休みます。

本当に素晴らしいご回答をいただいたのにすいません、明日お礼を書きます。 取り急ぎ、ご報告まで。

投稿日時 - 2019-11-25 16:43:54

お礼

本当にお礼が遅れて申し訳ありません。ご回答ありがとうございます。

>ディオダチは、ジョン・ミルトンの、
>腹心のおトモダチ

お詳しいですね! 私は、またまた性懲りもなく時代背景を全く調べずに読み始めてしまいました。いつものご解説のお陰で読解に役立っております。

>それは、波路来た、友の便り、
>わが家に届いた、心のぬくもり。

いつもながら、すごい脚韻の技術ですね!  このリズム感がたまりません!

>それにしても、なぜ「哀歌」か。

これは、私も思いました。 哀歌にこれから読み進めばなるのでしょうかね? 兎に角天才的な詩だとしか現時点では言えませんので、今後の展開が楽しみなところです。

>人間の救いとして最終的に結実したのが、かの有名な『失楽園』であった、と言えるのかも知れませんね。

こちらも興味があります。 本当に時間があればもっと読みたい本だらけです。

今回は、お礼が遅れてしまい、しかも普段ほどお礼を書く気力がなくてすいません、言葉では表せれませんでしたが、今回も、芸術的清涼感を味合わせていただき、本当に安らぐ事ができました。

今後とも宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2019-11-26 20:46:49

ANo.1

 ああついに、遠い道を旅した文が
 君の心を込めて、着くべき家に着いた
 潮騒ぐアイルランドの海を求め
 流れ行くディー川の西の岸から
 

投稿日時 - 2019-11-15 05:03:21

お礼

ご回答ありがとうございます。

いつもながらの、味わいのある和文をありがとうございます。

>君の心を込めて、着くべき家に着いた

これこれ、これを求めていたんですよ。 やっとお調子が戻ってこられたようで、質問者としてはうれしい限りです。 「着くべく」って表現がいいですね!destined homeなど、英文読解としては簡単なのですけど、詩として味わえる訳となると難しく、私は、もう降参しておりました。

>潮騒ぐアイルランドの海を求め
>流れ行くディー川の西の岸から

日本語にする時に、まさか順序を逆にする事がこれほど大きな影響を与えるとは思っておらず、、、いや、順序の問題ではないですね、あまりにも自然に綺麗な表現をされるので、新たな詩の技術を発見したような気がしてしまいました。また、翻訳された詩というにはあまりにも自然過ぎる和文ですね。私もこう書きたいのですが、難しくて苦労しております。

また、「潮騒ぐ」という表現も回答者様ならではの、腕を感じました。 私も「適語」選びのセンスが欲しい物です。

今回も、御見それ致しました。

また今後とも宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2019-11-16 13:52:45