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解決済みの質問

SubstantivとNomenの使い分け

SubstantivとNomenの使い分けについて教えてください。

よろしくお願いします。

投稿日時 - 2019-04-27 17:22:17

QNo.9611151

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

Nomen という語はどこに出ていましたか?
もし日本のドイツ文法書などに出ていた場合は、
Substantiv と同義の「名詞」の意味で、両者は同じです。

Nomen をドイツ語の辞書などを引くと、
狭義と広義の二つの意味が出ていると思いますが、
この用語は定義が明確ではないので、
現在のドイツの学校文法では、名詞は Nomen ではなく Substantiv と呼びます。

以上の説明だけでよいとは思うのですが、念のため事情を書いておきます。

Nomen は、もともとラテン語文法で使う用語ですが、
その用法を踏襲して、「語尾変化する品詞の総称」としても使われました。
「名詞」「形容詞」「冠詞」「数詞」「代名詞」がこれに属します。
しかしさらに、ここから「冠詞」と「代名詞」を除いたもの、
つまり「名詞」「形容詞」(と「数詞」)の総称という定義もあります。

中世のころから、「名詞」のみを意味する狭義での用法が出てきました。
言語学の方では、広義の意味でも使われますが、
通常の文法用語としては、この狭義での「名詞」の意味でしか使いません。
しかし、先述のように Substantiv を使うのが普通です。

現在ドイツの標準的な文法で Nomen という語を使うのは、
動詞から派生した名詞(動詞の名詞化)をさらに細かく分類するために、
ラテン語の名称として用いるときなどだけです。
覚える必要はありませんが、一応紹介しておきます。

行為名詞(nomen actionis)
動詞から派生して、行為を示す名詞
schreien(叫ぶ)→ der Schrei(叫び)

動作主名詞(nomen agentis)
動詞から派生して、行為を行う人物を指す名詞
denken(考える)→ der Denker(思想家)

道具名詞(nomen instrumenti)
動詞から派生して、行為に用いる道具を示す名詞
wecken(起こす)→ der Wecker(目覚まし時計)

被成名詞(nomen acti)
動詞から派生して、ある行為の結果を表す名詞
graben(掘る)→ der Graben(溝)

上記のようなラテン語としての分類名は、ドイツ語以外でも使います。

投稿日時 - 2019-04-27 23:13:17

補足

これまではあまり注意して見ていなかったので気のせいかもしれませんが、日本語とセットだとNomenをよく見ていた気がするのです。
そのせいか名詞=Nomenと覚えていました。

でも、最近ドイツ語で書かれた文法解説などを見ていたらNomenに加えてSubstantivも出てきたので、なんだろうと思ったのです。

ドイツ語で書かれた情報も見るのなら、名詞の意味でより頭に入れておくべき語はむしろSubstantivのようですね。

勉強になりました。

投稿日時 - 2019-04-28 08:34:39

お礼

ありがとうございます。

投稿日時 - 2019-04-28 08:34:54

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回答(3)

補足を拝見し、お礼欄に紹介なさっているサイトも見ました。
そこには、「10の品詞」という見出しで、

Nomen, Artikel, Adjektiv, Pronomen, Numerale,
Verb, Adverb, Präposition, Konjunktion, Interjektion
名詞、冠詞、形容詞、代名詞、数詞、
動詞、副詞、前置詞、接続詞、間投詞

という一覧表になっているので、
ここでの Nomen は間違いなく「名詞」の意味です。
このサイトは個人で作成しているもののようなので、
一応ほかの文法サイトも当たってみました。
前の回答に、現在の学校文法では Substantiv を使う方が一般的と書きましたが、
実際、私の手元にある複数のドイツの文法書でも、Nomen は使われていません。
しかし、ネット上にあるドイツ語圏の文法サイトでは、
逆に Substantiv よりも Nomen の方がまだ多く使われているようです。
ただし、語尾変化可能な品詞の総称としての使用例は見当たらず、
やはり Substantiv と Nomen は完全な同義語とされています。

下のサイトも個人作成ですが、やはり Nomen の方を使用しており、意味は「名詞」です。
deklinieren(性、数、格による語尾変化が)できる品詞として、
Nomen, Artikel, Pronomen, Adjektiv が挙げられており、
Konjugieren(人称、時制による語尾変化が)できる品詞は Verb となっています。
それ以外の「語尾変化しない」品詞に関しては、nicht flektieren となっています。
https://online-lernen.levrai.de/deutsch-uebungen/grammatik_5_7/26_wortarten/01_wortarten_bestimmen.htm

下のサイトは、文法の専門家によって製作されているものですが、
やはり 説明文中では Nomen を使っており、
用語説明の辞書ページでは、Substantiv と Nomen は完全な同義語となっており、
それぞれの意味の説明文も全く同じです。

Substantiv
http://www.canoo.net/services/Controller?dispatch=glossary&input=Substantiv&language=0&project=1
Nomen
http://www.canoo.net/services/Controller?project=1&language=0&service=glossary&input=Nomen&expression=2025

なお、このサイトでは deklinieren と konjugieren は使わず、
すべての品詞の語尾変化を flektieren のみで説明しています。
flektieren と同様に、品詞の語尾変化全般を表す語として、
もう一つ beugen(「曲げる」の意味から)という語があり、
ドイツ語による文法解説ではよく使われるので、覚えておくとよいでしょう。
http://www.canoo.net/services/OnlineGrammar/Wort/Nomen/index.html

上のサイトでは、Substantiv や Nomen の同義語としてさらに二つ、
Dingwort と Hauptwort が出ています。
Dingwort は古い用語なので、もうあまり見かけることはなさそうですが、
Hauptwort は使っているところがあるかもしれません。
実際、下の「外国語としてのドイツ語」フォーラムには、
Hauptwort, Nomen, Substantiv の違いは何か、という質問が来ています。
いろいろな回答が寄せられていますが、結論は、どれも同じ、ということです。
https://www.deutsch-als-fremdsprache.de/austausch/forum/read.php%3F4,44925

投稿日時 - 2019-04-28 11:28:58

お礼

vielen Dank für Ihre Erläuterungen...

投稿日時 - 2019-04-29 13:48:31

回答を送った後で、もう一つ新しい質問が出ているのに気が付きました。
deklinieren と konjugieren の2語との関連で Nomen という語が出ているのなら、
それは「名詞」の意味ではなく、
「動詞を除く語尾変化する品詞の総称」として使われている可能性があります。

投稿日時 - 2019-04-27 23:24:06

補足

でもお礼で紹介したサイトではdeklinierbarの一つがNomenになっているので、Nomen=「動詞を除く語尾変化する品詞の総称」のケースには該当しないでしょうか。

「動詞を除く語尾変化する品詞の総称」=名詞、形容詞、代名詞、冠詞、数詞(q9611235)という理解で合ってますよね?

投稿日時 - 2019-04-28 08:31:59

お礼

deklinierenとkonjugierenを見かけた場所では、確かにNomenを使われていました。

https://mein-deutschbuch.de/wortarten.html

投稿日時 - 2019-04-28 08:00:54

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