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解決済みの質問

WAIS-III 検査結果について「問題は特になし」?

2年ほど前に(ADHDを自ら疑い)大学病院で受けたWAIS-IIIの検査結果について、心理士、同じような悩みを持つ方々のご意見をお聞かせください。

結果↓↓下記に添付。

検査結果によると、全検査指数は平均値より下である。しかしばらつきや極端な差が見られないためADHDとは言えない。

私も知能指数が全体的に低いから悪い、高いから問題ない、←とは思ってはおりません。
しかしながら想像以上に指数が低くサイトで調べた限りでは「IQ 70~75未満(以下)は軽度の知的障害があると認定される」と書いてあり、私的には知的障害はないと思っているのですが。
↑こうして文章も書けていることですし…σ(^_^;)
臨床心理士さんから見て結果的には特に問題は見られないのでしょうか???

しかしながら昔からある発達特性と言われる症状や人間関係、自立した生活の困難、破産などにより、現在は荒廃した生活を送っており引きこもり生活になってしまい、そこから抜け出せずにいます。
しっかりした診断を下されていないため「自分がダメなだけだ」「努力さえすればできるはずだ」「怠けているだけだ」と思っていて→それにより自尊心もなければ、自己肯定感もなくなって更に荒廃した生活へと進んでしまっています。。
「やろうとしているのにできない」「発達特性を理解したうえで努力しているのに変わらない」「生き生きとした生活が送れない」など困っております。
前の主治医も発達特性や検査結果には真剣に取り合ってくれず何も解決しないまま長年が過ぎ、
診察も中断となってしまいました。

このように全体的な数値が低い→診断は受けず→でも生活ができずに1人でお困りの方々いらっしゃいましたらお声をお聞かせください。
アドバイスなどもお願いできたらと思います。

投稿日時 - 2019-04-10 16:44:18

QNo.9605416

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

臨床心理士です。

まず、知能検査の結果と発達障害の診断との関連について、大変恐縮ですが、基本的に誤解をしていらっしゃいます。
受診された医師が「ばらつきや極端な差が見られないためADHDとは言えない」とおっしゃったとすると、残念ながらその先生も、勘違いをしていらっしゃいます。

WAIS-IIIなど知能検査の結果では、発達障害の診断は下せません。
診断基準にも知能検査の結果は含まれていません。
発達障害の診断は、生育歴や、心理・行動上の特徴に基づいて行われます。

ADHDでは、注意の集中や、衝動性がともないますが、それは必ずしもWAIS-IIIの群指数などのバラツキにはつながりません。
ADHDの特徴と、知能検査が測定している特徴は同じものではありません。
ADHDの診断がついた方でも、WAIS-IIIの群指数にバラツキがないことはよくあります。

したがいまして、診断については、再度、専門医の診察をお受けになることをお勧めします。
大学病院がよいとは限りませんし、発達障害が診られる専門医は限られ、どこも受診希望者が多い状況ですが、諦めないでください。

知能検査の結果を持っていらっしゃれば、それを持参して、発達障害者支援センターなど、行政機関が運営する相談機関に相談することもできます。

次に、知的障害について、全検査IQの数値が分かりませんが、IQの数値だけで診断することはなくなっています。
厚生労働省の定義では、「1. 全般的な知的機能が同年齢の子どもと比べて明らかに遅滞し、2. 適応機能の明らかな制限が、3. 18歳未満に生じる」となっています。
最近では、適応機能の明らかな制限が重視されています。
適応機能を明確に定義するのは、難しいのですが、その社会で期待されている適応状態から明らかに外れている(うまく適応できていない)状態といえます。
生活スキル、対人関係その他が、年齢に見合ったものではないと理解していただいて構いません。

ちなみにIQの目安を敢えて書くならば知的障害が考えられるのは70未満ということですが、あくまでもこれは目安です。
IQが高くなくとも、それまでの生活経験からさまざまなことを身につけ、それなりに適応できている方もいらっしゃるからです。

したがって、「IQ 70~75未満(以下)は軽度の知的障害があると認定される」という表現は正確ではありません。

質問者様の検査結果や日常生活での様子が分かりませんが、ご自身がお書きのように、これだけの文章を書いていらっしゃいますから、知的障害の可能性は低いと考えられます。

知能検査は正しく実施することで、客観的な結果が得られるようにつくられています。
しかし、知能のような心理的な特性を測定する際には、どうしても測定誤差がともないます。
また、検査を受けたときの体調などによって、質問者様がお持ちの能力を十分に発揮できなかった可能性もあります。
これらから、このWAIS-IIIの結果が、質問者様の特徴を適切に捉えていないこともありえます。
この点からも、受診された医療機関でもう一度詳しい説明をしていただくか、別の医療機関や相談機関で改めてご相談になり「セカンドオピニオン」を求めることがよいと思います。

発達障害がおありだとしても、質問者様の心理・行動上の特徴や、知能検査によって明らかになる認知的な特徴を踏まえ、他者からの支援や、ご自身の自覚と工夫によって、日常生活がもう少し楽に送れるようにすることは十分可能です。
その際、認知特性の中で、質問者様として優れたところをうまく活用すると共に、苦手なところは優れた能力でカバーしたり、大きな負担をかけないよう配慮したりすることが大切です。
決して怠けている訳ではありません。
また、努力をするにしても、努力の仕方を工夫し、ご自身にあったものにしなければ、その成果は出て来ません。

最近は、大人の発達障害の方向けの本もたくさん市販され、参考にすることもできますが、上記のような工夫を質問者様がお一人で行うことは難しいので、やはり専門家の手を借りることをお勧めします。
前の主治医の先生に対する信頼感がないということでしたら、別の専門医や相談機関にご相談になってください。

なお、ご承知かとは思いますが、ネット上の情報は玉石混交ですので、どこから出ている情報化など、よく吟味なさってください。

投稿日時 - 2019-04-11 05:00:30

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