USBがACアダプタ代わりに使われることは最近多いですが、元々スマホ等に対してUSB規格では出力不足なんです。

一般的なUSB2.0規格では、1ポートあたりの最大供給電力は500mA。

しかし、iPhoneやipod touch に付属するアダプタは、1000mAの供給能力があり、その半分しかないパソコンのUSBポートでは、どちらか1台だって充電するのには足りてないんです。(本来のACアダプタを使うより、満充電までに時間がかかります)

それに加えて、USBハブだって、電力供給してもらって動作しています(電源のない、バスパワー方式の場合)。
そういったUSBハブの場合、そのUSBハブ自身と、接続したUSB機器の合計電力が500mA以下でなければ、電力の供給不足となって、動作しなくなってしまいます。
(外付けHDD等、別に電源を繋いでいる機器では、USBからの電力は不要で、信号のみのやり取りになりますが。)
iPhone/iPod touch 両方付けたら、片方充電できなくなるのも当然ですね。

電源のついているUSBハブ(セルフパワー方式)ならば、そのUSBハブの各ポートから500mA出力が保証できますので、同時に繋いでも充電できるでしょう。

でも始めに書いたように、USB2.0規格をスマホ充電に使うには、はじめから能力不足ですので、「合計最大2000mAまで供給可能」といった複数ポートのUSB-ACアダプタをお勧めします。

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あるいは、PC本体のUSBポートならば、各々500mA出力できますので、ケーブルをそちらに繋ぐことでも充電可能かと思います。

投稿日時 - 2013-05-15 15:31:34