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締切り済みの質問

意匠権は特許権の代わりになる場合がある?

説明のために、ペットボトルを例にします。

ペットボトルの特許は取られていると思うので、
下記は説明上の仮定の話です。


■ペットボトルのキャップをねじ込む部分の形状

これの特許が取られていないときに、この形状を意匠として権利を取ったとします。

この場合、特許をとっていなくても、形状をまねできないということになり、
権利を十分主張できると思うのですが。


■炭酸ペットボトルの形状

キャップのねじ込み部の場合と同様ですが、
炭酸ペットボトルの形状は、丸い筒になっています。

この形状の特許を取らず、形状の意匠を取ってある場合、
特許と同じ位、権利を主張できると思うのですが。


上記のように、機能を果たすためにできた形状であれば、
場合によっては、意匠の方が特許より適応範囲が広いのでは?

機能が改良され、形状が多少変わった特許を取得しても
製品の外観が大して変わらない場合、意匠権を侵すことになると思うのですが。


第三者が製品化する場合、機能を改良された形状の特許権、
その特許よりも先に取得されている意匠権、の両方に権利が発生し、
両方の権利者と交渉をするということでしょうか。
意匠権保有者の方だけに交渉をするのでしょうか?

機能を改良された形状の特許権は、意匠権を犯すため、
特許権は権利を主張できない(実質的に特許の効果が無い)のでしょうか。


または、
そもそも、意匠が先に取られてた場合。
その意匠と似た形状で、機能を改良した形状の特許を取ることができないのでしょうか。

投稿日時 - 2013-04-11 06:00:11

QNo.8037634

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回答(4)

ANo.4

同じ構造による外観的美感が意匠であり、発現できる科学現象に基づく効果が発明であると認識してください。

従って、同じ効果が生じていても、美感が異なるケースがある、一方、類似した美感をもっていても効果が異なるケースもあります。

例として、本物の自動車と、その自動車にそっくりなプラモデルとの違いです。

それぞれが他方を模倣せず、他方が公知でない段階で出願されているのでしたられば、それぞれ別個の権利として何らの関係も法的には存在しません。

従って、意匠権の侵害は、あくまで同じ若しくは類似した外見上の美感を有しているか否かであり、特許についても、同様な効果を奏するのか否かであり、外観が類似又は同じだからといって特許権を侵害することはありません。

なお、機能美という美感が存在しますが、これば同じ機能を発現できる状態で使われることが前提であり、自動車のフォルムの機能が、プラモデルのフォルムの機能として発現できるとは考えにくいのですが、機能以外の面での外観的美感が共通する場合は、意匠権の模倣若しくは意匠権の侵害とされるとみるべきでです。

投稿日時 - 2013-04-13 12:42:50

ANo.3

意匠も特許と同じように独占排他権ですから、場合によっては特許と同じように、あるいは特許の代わりになって製品を保護することができます。

ただし特許は抽象的な技術的思想ですから比較的広いアイデアを一つの権利で保護できるのに対し、意匠は形状・模様・色彩それらの結合ですから、ちょっと形を変更されて類似の範囲を超えてしまうと、たちまち意匠権の権利範囲外になって一つの権利範囲では保護できなくなります。

具体的に言えば、特許で「ペットボトルのキャップをねじ込む部分の形状」を押さえた場合、ねじの切り方やキャップの形が多少食い違っていても、特許権侵害として相手の製品を排除できます。
しかし意匠で「ペットボトルのキャップをねじ込む部分の形状」を抑えた場合、例えばキャップの色を変えたりねじの山の数をちょっと変えてしまったら、もうその意匠では相手製品を排除できないということです。

そういう意味で、特許の方が強力な権利です。しかしだからといって意匠権を取得する必要がないわけではなく、例えば技術的に枯れてしまっていてもう特許の取得の道がないような製品であっても、形状を工夫すれば意匠権を取得できますから、製品を保護できます。

また特許は多くの場合、内部構造や動作なども特定しないと権利になりづらいです。そういう権利は相手製品が侵害しているかどうか判断するのが難しい場合があります。意匠は見た目で侵害しているかどうか判りますから、使い勝手がいいときもあります。特に発展途上国などで模倣品を抑えるときなどには便利です。

なお特許は技術的思想で、意匠は形状・模様・色彩それらの結合なので、保護対象が異なります。ですから一つの物に対して特許と意匠両方の権利が発生し得ます。両方の権利が発生した場合、その物と同じ物を作成したい第三者は特許権者と意匠権者双方と交渉して許諾を得る必要があります。

投稿日時 - 2013-04-13 06:15:20

ANo.2

専門家ではないので間違っているかもしれません。

意匠権は表現を保護するもので、特許権はアイデアを保護するものです。
保護する対象が違うのです。

>製品の外観が大して変わらない場合
機能を損なわない範囲で別の色を付けるとか、無駄な飾りを付けるとかされると意匠権で保護する事は出来ません。

>機能を改良された形状の特許権、
一つの製品が特許権と意匠権を持つ事は普通に有ります。

>機能を改良された形状の特許権は、意匠権を犯すため、
意匠権で保護された形状が特許権取得の妨げになるかどうかという質問で良いでしょうか?
有る発明が特許を得る為には、その発明について「新規性」と「進歩性」が必要です。
http://www.isokanet.com/tokususu/sinkisinpo.html
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/tjkijun_ii-2.pdf

新規性は、その発明が既にある発明と同じでない事を言います。
意匠権で保護されている形状は発明では無い為、新規性を損なう事はないでしょう。

進歩性は、その発明が容易に思いつくもので無い事を要求します。
この「容易」と言うのは誰にとっても容易であることを要求しません。
その道の専門家にとって容易で有れば十分です。
意匠権で保護されている形状から、その発明の機能/効果等が容易に思いつくのであれば特許権では保護されません。
その形状は意匠権で保護されている必要はなく、誰もが知る事が出来る状態に有れば十分です。

投稿日時 - 2013-04-11 08:57:41

ANo.1

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%8F%E5%8C%A0%E6%A8%A9
>機能確保のための形状でないこと
>コネクタ端子のピンの形状など、物品の機能を確保するために不可欠な形状のみからなるものは意匠登録を受けることができない(5条3号)。そのような意匠の登録を認めることは、デザインではなく機能そのものを保護することとなり、意匠法の趣旨に反するからである。

投稿日時 - 2013-04-11 06:21:19

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