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締切り済みの質問

TPPとWTO

タイトルの通り、TPPとWTOに関する質問をさせていただきます。

日本がTPPに参加決定した場合(ほぼ確定でしょうが、、)の食に関する規定はどうなると思われますか。一番懸念しているのは遺伝子組み換えの表示や、国産品の淘汰に関してです。

調べていると、大半のサイトが「アメリカと同じルールに合わせるしかなくなる(断っても訴えられて終わり、もしくは一旦引いて、納得させるまでいつまでも説得してくる)」という感じですが、いくつかのサイトでは、
「WTOによる規定が踏襲されるはずだし、豪州やニュージーランドと一緒に反対すれば大丈夫」との意見もあるようです。

ですが、アメリカのことなので、【既存のどの条約も効果を成さない】という恐ろしい規定をこっそり盛り込んでいる確立が高いように思えるのです。。

しかも既に既存の参加国によってほぼ内容は決まっているとのことじゃないですか。。
「日本だけは表示の撤廃を義務」なんて話になっていることもあるのかなと思ったりします。

TPPで定められた内容が、国の法律だけでなく、既存のどの条約よりも強い100%の効果を持つと思われますか。

個人的には、大企業による人口削減計画(そうでなくても国民が今後生きていけなくなる時代)が始まってしまったのかと、今は立ち直れず鬱手前。こんなの食を利用した侵略戦争ですよね。

初歩的すぎる恥ずかしい支離滅裂な質問なのかも知れません。
TPPに関して情報が少なすぎる(そこからも陰謀を疑ってしまう)こともあり、知りようがない と言われてしまうだけの質問かもしれません。

これから人生が動きそうだという矢先(個人的な話で申し訳ありません)に暗すぎるニュース。どん底です。
回答者様の答える内容が私にとって残酷だったとしても構いません。今はとにかく誰かと話題を共有しないと精神的にきついというのが正直なところです。。

弱虫でお恥ずかしい限りですが、よろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2013-04-05 19:59:38

QNo.8028824

すぐに回答ほしいです

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回答(3)

ANo.3

まず申し上げておきたいのですが、

・WTO、最恵国待遇、内国民待遇、ISDS(投資協定)、SPS(衛生植物検疫)、TBT(技術的障壁)など貿易の基礎知識を正しく理解し、デマにだまされないことが重要です。

・自由貿易に反対なのか、TPPだから反対なのか、政治不信なのか、米国が嫌いなのか。何に対してどんな根拠で反対なのかを整理しないと、関係ない理由でTPPに反対する間違いをしかねません。

・農業など一部にセンシティブ分野を抱えていることは確かですが、日本は全体としてみれば既に高度な貿易自由化を果たしており、貿易交渉の場ではむしろ途上国など他の国々に自由化や市場整備を要求する立場。その意味において、日本は米国と同じ側のはずです。


>一番懸念しているのは遺伝子組み換えの表示や

TPP交渉の場で話題に上がっておらず、対象外です。もし話題になったとしても、表示撤廃に反対である豪州やニュージーランドと一緒に反対すれば大丈夫です。

日本は既に大量の遺伝子組み換え食品を輸入し消費しています。それが嫌ならすべきことはTPPに反対することではなく、政府に対し輸入反対運動をおこすこと。しかし科学的根拠に乏しければそのような要求は通りませんけど(SPS:衛生植物検疫措置協定)。


>国産品の淘汰に関してです。

TPPに参加しなくても、生産性改善努力をしなければ弱体化した日本の農業はいずれ駄目になってしまいます。まず生産性向上や販売努力で競争力確保を努力し、それでも埋まらない差を補助金で埋めれば良いのです。保護手段を関税に固執する理由が不明。

現在の輸入関税率は概ね、野菜:3~5%、果物:15~20%。野菜は既にきわめて低税率なので、さらに税率を下げても影響は無いでしょう。果物も10数%程度の差ですから、生産性向上や販売努力で競争力を確保することは充分可能。事実、オレンジやリンゴ、牛肉など、過去に自由化されましたが立派に存続しています。

最大の問題はやはりコメですが、

・1ha未満の小規模農家が全体の8割
・平均年齢65歳以上(35歳未満は僅か5%)
・農家の殆どが兼業農家
・兼業農家の収入の殆どが農業以外の収入

というのがいまの米作の実態。規模が小さすぎてまともに稼げず後継ぎも逃げていく、文字通りの「たわけ者(田分け者)」状態を根本的に解決しない限り、TPPに参加しなくともいずれ米作は滅んでしまいます。つまり本質的に関税自由化とは関係ない別の問題なのですが、市場競争にさらして大規模化や効率化などの改革を促し、生産性を高めるべきと考えれば、輸入品を拒む理由などありません。それとも、今後全ての貿易交渉でコメは足を引っぱるつもりなのでしょうか。


>アメリカと同じルールに合わせるしかなくなる

そのような、理屈に合わない陰謀論を信じてはいけません。

TPPのような多国間交渉では他の全ての国の賛同を得ねばならないので、一方的な要求はまず通りません。

実際の交渉では、米国はむしろ孤立気味だそうです。
http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yamashita/89.html


>断っても訴えられて終わり

ISDSのことを指していると思われますが、

・ISDSは投資家が損害を被ると訴えることができるなどという単純なものではない。外国企業を差別したり、不透明な行政、恣意的な規制など、政府の理不尽による損害でなければ対象にならない。
・投資紛争解決の場であるICSIDは1968年発足、署名国は150以上、投資協定は2,700件以上締結されてきた、もはや事実上のワールドスタンダード。
・紛争時の仲裁裁判では、準拠法は受入国の国内法と国際法。裁判員も当事国双方から各1名と双方同意の1名の3名を選出。公正中立は確保される。
・海外投資から得る所得収支が産品の輸出入から得る貿易収支を上回っている現在の日本にとって、投資協定の締結はきわめて重要。


>アメリカのことなので、【既存のどの条約も効果を成さない】という恐ろしい規定をこっそり盛り込んでいる確立が高い

そのような、理屈に合わない陰謀論を信じてはいけません。


>既に既存の参加国によってほぼ内容は決まっている

まず、多くのデマにだまされ交渉のテーブルにつくことすら許さないと強硬に反対してきた、我々世論の態度を猛省すべきです。

一般的に、交渉の場ではどの国も合意しやすい簡単な話から決まっていきます。利害が対立する分野、重要な分野ほど未決のまま残されている筈ですから、遅きといえども日本が交渉に参加する一定の意義はあります。


>「日本だけは表示の撤廃を義務」なんて話に

・条約は相互に効力を有すること
・多国間交渉では他の全ての国の賛同を得ねばならないので一方的な要求はまず通らないこと

から、日本だけが著しく不利な条件を強いられることはあり得ません。


>TPPで定められた内容が、国の法律だけでなく、既存のどの条約よりも強い100%の効果を持つ

国内法を理由に締結した条約を履行しないことはウィーン条約で禁じられていますので、国内法より条約が優先されます。

実際には、締結された条約に反する事が無いように、国内法が変更されます。


>大企業による人口削減計画

そのような、理屈に合わない陰謀論を信じてはいけません。


>TPPに関して情報が少なすぎる

情報量の多寡が問題なのではないでしょう。反対論者は、反対するために情報量が少ないことをとり上げているのであって、情報が少ないから反対しているのではありません。

たとえ情報がどんなに多くとも、既得権益を守りたい連中や自由貿易反対論者、反米論者、陰謀論者はどうせ反対するに決まっています。合理的な理由で反対しているのではなく、反対するために論拠をかき集めているのです。

投稿日時 - 2013-04-06 04:59:24

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。

拝見させていただき、幾分楽になりました。感謝いたします。

しかし今後の日本の未来がこのままでは明るくないなというのは変わらず感じています。

期待は、あまりできていませんが、自民党には頑張っていただきたい。。
私も1国民として、ニュース(だけでは信用できないのでネットも駆使しつつ)や本等から学び、これからの生き方を考えていきたいと思います。

1つのことに対して、できるだけいろんな角度から検証するよう努めてはいますが、もともとの知識基盤が脆く、回答者様を呆れさせたかも知れません。精進します。。

また、こういった類の質問をさせていただくことがあるかも知れませんが、もしご覧になった際は、また教示いただけると嬉しいです。

本当にありがとうございました。

投稿日時 - 2013-04-07 08:50:04

ANo.2

> 個人的には、大企業による人口削減計画(そうでなくても国民が今後生きていけなくなる時代)が始まってしまったのか

そんなわけないでしょう。

大企業が最も恐れることは、ものが売れないことです。
ものを買ってくれる国民を削減しよう、などというのは、特に食料品関係の企業は思いません。人が一人生きるということは、1人分の食料を消費するということだからです。

人口を大幅に削減しようという計画をするのは、テレビの中の悪の秘密結社か、でなければ戦争や民族浄化などの民族的情熱に浮かされた場合だけです。少なくとも売りつけて利を得ようとする思考からは完全に外れています。



さて。
まず、遺伝子組み換え食品関係について。
WTOのルールでは「問題があると科学的に証明されたもの」のみが排除対象です(証明のための猶予はあります)。
したがって、TPPに参加しようがすまいが、遺伝子組み換え食品についての輸入制限は難しいです。実際、EUとアメリカの間でこの10年ほど争いがありました。WTOの結論としては、EUの規制は撤廃すべきだ、というものです。

ということで、これが問題にならないとは言いませんが、TPPとは無関係のレベルで行われるものです。TPPに参加しなくても、日本は輸入で遺伝子組み換え食品を排除することはできません。



> 「日本だけは表示の撤廃を義務」なんて話になっていることもあるのかなと思ったりします。

TPPは双務的な条約になるので、日本が表示撤廃ならアメリカもカナダもニュージーランドも表示撤廃です。


> TPPで定められた内容が、国の法律だけでなく、既存のどの条約よりも強い100%の効果を持つと思われますか。

国内法と、ということであれば、TPPの方が上になります。
他の条約と、ということであれば、不明です(基本的には新しいもののほうが効力があります)。


> 一旦引いて、納得させるまでいつまでも説得してくる

それが外交というものです。
自動車の貿易障壁(私は自動車に関しては日本の輸入障壁がアメリカよりも高いとは到底考えられないが)についても、かれこれ30年ほど言い続けています。

日本だって、例えば韓国に竹島の件で国際司法裁判所の提訴に合意するよう、かれこれ60年ほど言い続けています(民主党政権時に言わなくなったという噂があったけれどもね)。

投稿日時 - 2013-04-05 23:53:14

お礼

ご回答ありがとうございます。

じっくり拝見させていただいて、少なくともTPPについて自分が心配している問題は、TPPだからどうという訳ではないのかと 少し安心しました。

しかしどちらにしても、今後の日本の明るい未来を想像することが、今はできませんね。。

今に始まったことではないと思います。自分の無知を恥じるばかりです。

自ら「知りたい」と思いいろんな角度から勉強しないと、無知なまま流されるか、誤った解釈で突き進んでしまうんだなと思いました。

私は人のことを言えた立場ではありませんが、国民がもっと興味を持たないと日本は本当に危ないですよね。

もっと勉強します。

ご回答本当にありがとうございました。

投稿日時 - 2013-04-07 05:56:29

ANo.1

アメリカにはアメリカのルールを国際標準にするという世界戦略があるのに対し、日本は常に受動的に国際情勢に対応しようという姿勢があるだけです。民族的なDNAの違いかもしれませんが、両国の外交方針には極端な非対称性があります。ビジネス、政治、スポーツ・ルールなどありとあらゆるカテゴリがそうです。バスケットボールなんかでもそうなんですよ。現行ルールが体の小さな日本人に有利だと判断すると3ポイントラインをゴールから遠ざけたり、ボールのサイズを大きくしたりと自分たちに有利なルールに国際ルールを変えようとします。そういうのがアメリカ人の発想です。日本がのし上がってくるとアメリカは日本を封じ込めようとして新しいルールに変えようとします。それが近代史です。ありとあらゆる分野でそうなのです。日清日露第一次世界大戦と日本がデビュー以来、3連勝すると日英同盟を破棄させて日本を孤立させようとしました。日本は戦争では勝ったことはあるが、外交交渉で勝ったことは一度もない。国際社会の場で多数派工作に成功したことなど一度もない。そういう近代史を知らない無知蒙昧なお花畑が「WTOによる規定が踏襲されるはずだし、豪州やニュージーランドと一緒に反対すれば大丈夫」などという子供じみた妄想を全開にしている。

TPP賛成派には邪悪な亡国主義者か、無知蒙昧なお花畑か2通りしかいません。およそ議論に足るだけの主張がない。

DDT、チクロ、サリチル酸、血液製剤などなんでもそうです。遺伝子組み換え食品に限ったことではない。戦後、日本に持ち込まれた新物質は、ほとんどがアメリカが発明したかアメリカで大量生産に成功したかどちらかです。全部が全部悪とはいいませんが、少なくない品目がその後、重大な副作用や弊害が発覚して現在では使用禁止になっています。薬害エイズ事件を忘れたとでもいうのでしょうか。

陰謀というわけではない。アメリカ人にはアメリカのルールを世界に広めることが神の御心に適うというキリスト教的信念があるのです。それが正しいと信じているのがアメリカ人です。

それに対して日本の神は、五穀豊穣・大漁祈願という夢を叶えてくれる存在です。どうか力をお貸しくださいとひたすら祈るだけだったのが日本人です。それが日本の歴史です。

投稿日時 - 2013-04-05 20:44:56

お礼

早速のご回答感謝いたします。

自分は最近になって(26歳です。。)政治や歴史を知りたいと思った、お花畑に属した人間です。

日本の文化、近代の歴史に関していろいろと調べるうちに感じ始めていた感覚と、回答内容に重なるものを感じ、納得です。
広めるキリスト教、受け入れる神道。

アメリカは現代でも強烈な宗教国家であることに変わりはないと、確かに思います。
巨悪大企業に成り上がったモンサントにもそういった宗教心が強く根付いているということでしょうか。
日本の政治家を神道に重ねたくはありません。。

戦争は終わっていない。協定は武器を使わない戦争なんですかね。

私自身は、共存を破壊しようとする人間は許せません。素直にそういうもんだとは受け入れられません(回答者様がそうだという意味ではないので誤解なさらないでください)。

皆仲良くしようよというのは、見方によってはただの弱虫に変わりないのかも知れません。
今は何も思いつきませんが、目をそらさずに、日本という国に生まれた人間として、全てに向き合っていきたいと思います。
今までは日本は平和な国だと思っていました。これからは、また違う感覚で生きていくことになると思います。
それは今回のTPP問題に関わらず、自分なりに真剣に政治・歴史を調べることで芽生えてきた気持ちです。

少しは花畑を減らせたでしょうか。

ご回答本当に感謝いたします。

投稿日時 - 2013-04-05 21:42:58

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