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解決済みの質問

商標法 小売等役務の使用について

H18年改正による商2条2項追加前は、役務であっても商品商標として出願しなければならないケースがありましたが、例えば、クリーニングに出した衣服を受け取る際に登録商標が記載されたカバー又はタグが衣服に付されていることをもって商品への商標の使用(2条3項6号)としていたと思います。この場合、改正後は
(1)小売等役務として出願したときは店舗名や店員の制服等にのみ登録商標を付していれば、登録商標記載のカバーやタグを付さなくてもよくなったと理解してもよいのでしょうか?

また、デパートに入っているブランド店が、お客に商品を渡す際のブランド店の専用袋以外にデパートの店名等(登録商標)が記載された別の袋に前者の袋を更に入れる等をもって商標の使用(同2号)としていたと思いますが、
(2)この場合も(1)と同様の考えで店舗名や店員の制服等に登録商標を付していれば別袋は不要であると考えてよいのでしょうか?

投稿日時 - 2011-06-08 22:31:04

QNo.6796041

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

弁理士です。

小売等役務の導入の趣旨は、以下の問題点を解消することですので、店舗名や店員の制服に登録商標を付してあれば、それは当然に小売等役務商標の使用に該当すると解釈するのが自然だと思います。

http://www.jpo.go.jp/shiryou/hourei/kakokai/pdf/h18_kaisei/3-1.pdf
(2) 商標の「使用」に係る問題点
商標権は商標の使用がなされていなければ権利の存続ができず(商標法第
50条)、また商標権の効力も登録商標の使用を専有するものとされる(商標
法第25条)など、商標の使用という概念は商標法において権利の存続及び効
力などに関わる重要な概念である。そして、商標の使用というには、「商品
や役務に関連して使用されていなければならない」워とされ、特定の商品や役
務との具体的関連性をもって商標が表示される必要がある。例えば名刺や株
主総会の案内の便箋웍などに標章を表示したり、店舗内に特定の商品は揃え
ているものの単に店舗前に立てられたのぼりに表示するだけでは、特定の
商品と商標の間に具体的関連性が認められないことから、商標を商品につい
て使用したとはいえないとされる。
一方で、小売業者等の使用する商標についていえば、例えば多品種の商品
を扱う総合小売店における店舗名として使用される商標や、ショッピング
カート、従業員の制服などに使用される商標のように、個別の商品との具体
的関連性が見出しにくい態様で使用される商標が多い。これらは、商品の出
所を表示するのではなく、小売業者等により提供されるサービス活動の出所
を表示するものと考えられる。
このように使用される商標は、小売業者等の使用する商標が商品に係る商
標としてのみ保護されている場合、商標法による直接的な保護の対象となっ
ていないこととなる。

投稿日時 - 2011-06-09 08:35:25

お礼

ありがとうございます。
そうだろうと思ってはいましたが、自信がありませんでした。
上記内容も認識していたのですが、だから役務としてこれらが保護され得るといった考えをすることができませんでした。
助かります。

投稿日時 - 2011-06-09 23:28:40

ANo.1

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