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解決済みの質問

tRNA(運搬RNA)はどこで作られる?

mRNAがDNAの片方の鎖の一部分から転写されて出来ることは書いてあります。
mRNAが核孔から出てリボソームでtRNAと相補的に結合してタンパク質を作るみたいな流れだと思うのですが、このtRNAってどこから出来たんですか?
図などを見てもすでにmRNAに相補的な塩基を持つtRNAがリボソームでmRNAにくっついているんですが、なぜかよくわかりません。
個人的にはtRNAは三つ組塩基を作るので4種類の塩基がランダムに結合して多量のtRNAが作られ、mRNAの塩基配列に応じてそれが結合されるのだと思うんです。(相補的に合わなかったtRNAは捨てられる。)
つまり4つの塩基から3つ選ぶので、4の3乗=64通りのtRNAがたくさん作られて、それがリボソームに運ばれ必要に応じて使われるといった感じかと考えました。
でもそれだとDNAのどこの部分を転写してtRNAが出来たのかが疑問です。
64通りの三つ組塩基配列のtRNAを作るには少なくともこれに相補的に対応する64通りのDNAの塩基配列がないと困りますよね?
まぁものすごい塩基配列の数がDNAにはあるのであることはあると思うんですが、それだとDNAからtRNAに転写する場所がバラバラになってしまうと思うんですよね。
そもそも転写にはプロモーターとかエンハンサーとか必要ですし、なかなか難しい気がします。
どうやってtRNAが作られているのか教えて欲しいです。

投稿日時 - 2009-11-28 23:42:58

QNo.5483691

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

>個人的にはtRNAは三つ組塩基を作るので4種類の塩基がランダムに結合して多量のtRNAが作られ、mRNAの塩基配列に応じてそれが結合されるのだと思うんです。(相補的に合わなかったtRNAは捨てられる。)

そんなことはありません.tRNAは,特定のアミノ酸とコドンの両方に特異的に結合する必要があるので,ランダムなDNAから転写されるものではありません.

>つまり4つの塩基から3つ選ぶので、4の3乗=64通りのtRNAがたくさん作られて、それがリボソームに運ばれ必要に応じて使われるといった感じかと考えました。

理論的にはそう考えて間違いないです.ただ,遺伝暗号には縮重があり,1つのアミノ酸を指定するのに複数のコドンが使われることがあります(アミノ酸20種類に対して遺伝暗号64種類を対応させる).それには対応するtRNA分子2種類以上もつアミノ酸があるか,2種類以上のコドンと対合できるtRNA分子があるか,どちらかでなければなりません.実は両方存在して,コドンの3番目の塩基は誤っても大丈夫なゆらぎtRNAがあります.その結果,ヒトではアンチコドンの種類が48通りに限られています.
アンチコドンの種類は48通りですが,tRNA遺伝子は497もあります.これはなぜなら,tRNAが構成的(constitutive)に大量に発現する必要があるからで,同じ遺伝子がいくつもコピーされて複数の遺伝子をなしているのです.

>それだとDNAからtRNAに転写する場所がバラバラになってしまうと思うんですよね。そもそも転写にはプロモーターとかエンハンサーとか必要ですし、なかなか難しい気がします。

DNAからtRNAに転写する場所はもちろんバラバラです.翻訳されるのは核外ですから,核内で転写されたtRNAは,輸送によって核外に運ばれます.
以下は個人的な見解ですが,そもそもtRNAは構成的に発現するので,複雑な調節をする必要がないのではと思います.実際,tRNAを転写するのはCTDを持っていないRNAPIIIです.
またtRNAにももちろんプロモーターがあります(ちなみに遺伝子内部なので転写開始点下流です).また基本転写因子もあります(TFIII).エンハンサーもあるのではないでしょうか.別に難しいことではないと思います.

投稿日時 - 2009-12-01 08:20:45

ANo.3

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回答(3)

少なくともr-RNAの近傍にt-RNAが大量に存在していないとタンパク合成が円滑に進まないと想像できると思います。作られたt-RNAがリボソームに集まってくる機構があるのだろうと思います。またアミノ酸を離したt-RNAに直ちに新しいアミノ酸分子が結合する機構もあるのだろうと思います。

投稿日時 - 2009-11-29 04:24:26

ANo.1

>このtRNAってどこから出来たんですか?
通常は核から、ただしミトコンドリアtRNAの一部はミトコンドリアで転写されます(ちなみに転写するのは真核の場合、mRNAと違いRNAPIIIです)

>つまり4つの塩基から3つ選ぶので、4の3乗=64通りのtRNAがたくさん作られて
必ずしもそうではなく、アンチコドンの1文字目に修飾塩基を入れることによって、複数種のコドンを読んでいるtRNAもあります ですから大抵30~40種のtRNAになります


確か、ヒトの場合はゲノム中に500近くtRNAの遺伝子があったはずです

投稿日時 - 2009-11-29 00:04:50

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