こんにちはゲストさん。会員登録(無料)して質問・回答してみよう!

締切り済みの質問

日本人は模倣がうまいとは本当か?

こんにちは。アメリカの大学生です
歴史の授業で教授が「日本は模倣によって発展した」と主張します

彼が曰く、日本は他人が作ったものを工夫し、より高度な製品を作ることに優れているとのことです。教科書にもそうあります

なぜいつも日本ばかり模倣のレッテルを貼られるのか。西洋人が日本の技術的な発想はすべて西洋に準ずる模倣だとみなしているようにも思える

民主主義の国米国。それはイギリス人ロックの模倣ではないのか

民主主義の発祥地英国。だが11世紀すでにアイスランドは英国より先に議会政治があり、英国人が前例がないところから全く新規に生み出したのではない

ファストフードの国米国。だがハンバーガーはドイツ発祥ピザはイタリア。模倣ではないのか

米国で発明されたパソコンを日本が模倣して高品質の製品を作っている。だがパソコンはアメリカ国家によって作られたわけじゃない。一企業が作ったものを他企業が模倣して普及したのではないか


どこの国が新幹線のような高速性と静かさを兼ね備えた電車を作っただろうか。どこの国が日本の如く一分の狂いもなく定刻どおり来る鉄道網をもっているか



いったい何を根拠に日本だけ永遠に模倣のレッテルを貼られなければならないのか。
西洋人は有色人種には自分たちを上回る発想ができるという事実を認めたくない節があるのか





私のアメリカ人教授は日本人の技術文化に多大な理解を示しているがまだ日本を語るのに「模倣」の偏見をを取り払うことができない








そこで皆さんに次の質問にお答え頂きたい

1日本がなぜ模倣の国であるといえるのか。その具体的根拠(国民性だからという曖昧かつ証明困難なコンセプトは使わないで下さい

2日本が模倣の国であることを否定するに足る根拠

3アメリカを始めとする外国が日本より独創的であるとする具体的根拠

お願いします

投稿日時 - 2003-05-11 05:13:20

QNo.544418

困ってます

このQ&Aは役に立ちましたか?

51人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

回答(25)

ANo.25

古い質問で誰も見ないでしょうけど投稿します。
>1日本がなぜ模倣の国であるといえるのか。その具体的根拠・・・
 模倣というと盗用とか剽窃という意味もあるとしていい意味ではありませんが、ニュアンスはともかくとして、単純に「真似をして作る」ということなら、「あった」と言えるでしょう。
結論を言えば、では逆に模倣しないで近代化があったかというとそれはとんでもなく不可能な問題です。
そうは言っても日本だけに模倣の汚名を着せるというのも日本人に納得できないことです。
(1)模倣したと言われるのは日本人に限ってのことであり、欧米間でそれを言うことがない。動力飛行機はアメリカが最初だが、イギリスやドイツが作る飛行機は模倣とは言われず、日本が作れば模倣と言う。鉄道、自動車も同じ。これはあきらかにダブルスタンダードであり、巧妙な人種差別である。
(2)飛行機や鉄道、自動車に替わる原理の交通手段を考えろということだろうが、全く不可能であり、それをもって模倣と断定するのはいかにも過酷である。
(3)これは後発国全体の問題であり、「未開のアジア」の中で日本が早く近代化したために目立っただけのことだ。韓国や中国は偽造までしているが日本のように「人種的」に非難されることがないのを見れば証明される。

>2日本が模倣の国であることを否定するに足る根拠
 根本的には、また全面的に模倣を否定はできませんが、欧米に技術を独占された状況で全て最初の原理から創造しろというのは言いがかりであり全く現実離れしているということです。そして欧米国間での模倣も指摘すべきでしょう。

>3アメリカを始めとする外国が日本より独創的であるとする具体的根拠
 上記の重複の問題です。欧米が日本より先に近代化したために「そう見える」ということであり、後発の日本は全ての面で模倣とされることになるのです。
 模倣が安易で容易なことであるなら、未開発国といわれるアフリカやかつてのアジアの全ての国がなぜ「模倣」しなかったのでしょうか、彼等は「模倣するくらいなら飢え死にした方がいい、先進国から援助をもらった方がいい」と考えたのでしょうか。模倣論議も対日本人差別と言えます。日本を模倣国家と非難する前に欧米は自らを、そして「その他」も見るべきと思います。

投稿日時 - 2008-05-19 17:04:30

ANo.24

ぜひ、渡辺昇一先生の本を、お読みになられるべきです。

日本は(日本民族は)模倣ではなく、模倣を超えた、物を創造できる、すばらしい民族である事がお分かりになられると思います。

詳しく書くと、エラく時間がかかってしまうので、やめますが、ぜひ、お読みください。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E6%B8%A1%E9%83%A8%20%E6%98%87%E4%B8%8

投稿日時 - 2004-09-18 01:34:57

ANo.23

1やはり歴史上の事実からでしょう。
知ってのとおり日本文化は中国文化をモロにうけております。それはかつては中国は自他共に認める大国であり、日本人は少しでも追いつくように多くの文化を取り入れました。明治以後はやはり西洋にくらべ遅れた国意識があり真似しまくりました。戦後もまた然り。あとは地理的な要因もあると思います。日本は極東の島国であり文化の最終地点であり、自然と発信型より受信型に特化したのでしょう。国民性だからというのもなかなか言いえて妙だとおもいますけど。アテネオリンピックが今開かれてますが、ギリシャ人は適当なコトしかしてないなとなんども目に付きます。工事が未だ完了してないし、金儲けのいいチャンスだと宿泊料金をぼったくっているし。後者はともかく前者は日本ではありえないとおもいますね。国民性とはやはり存在するのだなと実感します。



歴史上有名な昇華の天才はモーツアルトです。彼は他人の曲を次元が違うレベルまで昇華することをよくしました。ハンバーガーだってハンバーグが生まれた国と発祥の地は違います。ハンバーグが他の国に伝わってそれからうまれたんです。だいたいヨーロッパの伝統的な料理なんてアメリカ大陸が発見されてから伝わったトマト、ジャガイモ、コーンなどが入ってきてからのモノですよ。こういう根拠から何も模倣とは日本の専売特許ではなく、人類の発展のためには必要不可欠なもので、みんなやってました。日本が模倣ばかりと思われるのは日本が受信型でありあまり日本オリジナルのものを発信しなかったからでしょう。今はだいぶ発信するようになりましたけど。でも模倣の国とは完全には否定できないですね。日本だけがと言うのは否定できます。


3ないです
現代の日本はガンガン新しいものを発明しています。インスタントコーヒー、カップラーメン、液晶、シャーペン、フロッピーディスク、携帯の薄型電池ケース、リニアモーター、などなど。CDなんて大ヒットでしょう。世界の中でここまで発明ができる国がいくつあるでしょう?いまや世界有数の発明国です。模倣と言われても別にいいでしょう。日本人は口であーだこーだ言わずに心の中で野心を持ちつづけた方がいいとおもいます。昔の大国の中国はいまや昔の栄光にとらわれ日本より進んだ国だと思い込み何も生みだせずにいるでしょう。謙虚さが重要だとおもいます。

投稿日時 - 2004-08-23 23:24:05

ANo.22

ご質問者は <教師-学生>の関係を反対命題として捉えることができないのでしょうか?

たまには、小林よしのり「戦争論1・2・3」でも読んで頭と気分を リフレッシュ! しましょうよ

投稿日時 - 2003-08-11 12:33:48

ANo.21

既に専門的回答が多く出てますので、素人的考えをば。
>ただ、まだどうしても抵抗があるのは私だけでしょうか。

 模倣の原語は“imitate”とのことですが、決して“ape”猿真似ではない。それと皆さん仰ってますが、模倣は悪いことではないのです。
 どうしても「真似」「イミテーション(という日本語)」というと悪いイメージ、つまり「卑怯」「盗み」だとか「程度が低い」という印象を持ってしまいます。
 しかし、これは物事の始まりであり、高い能力を必要とするものですから、むしろ喜んで良いのではないでしょうか。
 michie_y813さんが「レッテル」という言葉を用いられているということからも、質問の動機がその言葉の解釈にあるような気がしました。
 教授にその“imitate”の意味を尋ねられることが、まず始めにあるべきではないでしょうか。

投稿日時 - 2003-08-01 17:45:52

ANo.20

 日本が欧米の既存の技術を改良して優れた製品を生み出す事に活路を見出した理由としては、

・高度成長期までは資金が乏しく、技術革新に向けた投資をする余裕がなかった。
・但し、技術はある程度保有していた。
・(戦前までの話になるんでしょうが)欧米とは距離があったので、欧米の既存技術の特許に抵触するようなものをつくっても大目に見てもらえた。

 という3点が挙げられます。ここ何十年かは経済大国といわれ、比較的高度な技術を扱えるようになっていますが、技術革新を行えるような大学レベル以上の高等教育機関や研究機関への投資は少ないのが現状です。

>1日本がなぜ模倣の国であるといえるのか。その具体的根拠(国民性だからという曖昧かつ証明困難なコンセプトは使わないで下さい

 逆に言うと上の3点を満たせれば、どの国も模倣の国になれるのではないかと思います。最近の中国は、依然技術革新に向けた投資を行う余裕はないとはいえ、技術水準は高くなっていて、日本の工業生産の技術を日本以上に上手に模倣しているような気がします。

>2日本が模倣の国であることを否定するに足る根拠

 教育や研究にまわすお金が少なかったり、研究に束縛があったりすれば技術革新、すなわち独創的なものが作り出されるチャンスが少なくなるのでは、と考える事が出来ます。日本では昔から現在までその状態が続いていますが、少ないながらもいくつかの独創的な発見も行っている事は確かです。
 ごく基礎的な自然科学でいうと、線形代数学で当たり前のように出てくる行列式(determinant)というものは、西洋で生み出される前に17世紀の日本の和算で用いられていました。
 また、グローバル経済の立役者である金融先物市場ももとを辿ると、江戸時代の大坂堂島の米の先物取引市場にいきつきます。これはアメリカのシカゴで同種の物が出きる1世紀以上も前に設立されたもので、シカゴの穀物取引市場はこれに倣ってつくられたのではないかという可能性も指摘されています。

あと、
>こんにちは。アメリカの大学生です
歴史の授業で教授が「日本は模倣によって発展した」と主張します

 その教授は近代史を専門になされているのでしょうか。開拓時代のアメリカ史を専門としているのなら「アメリカは資源を生かしてヨーロッパの技術を模倣し発展した」と言うでしょうし、現代アジア事情が専門なら「中国は模倣で発展している」というかもしれません。
 大学の研究者といえど、専門分野以外では常識的な知識で話していると言う事は良くありますし、他国の学生の常識に照らし合わせて適切な説明が出来る人材は一握りだと思われます。

投稿日時 - 2003-05-27 23:23:56

ANo.19

はじめまして。
1について、
わが国日本は、古代から外国から入ってくるものを日本に合うように改良して取り入れることがうまかったと言えると思います。
 例えば古代では、日本は、中国から律令体制を取り入れますが、これも、中国の律令をそのままとり得れるのではなく、日本の支配体制に合うように変えて取り入れています。
 また、戦国時代に鉄砲が入ってきますが、これもすぐに国産化に成功し、外国製のものよりも性能がいいものを作ってしまいました。
 また、戦後、日本には、開発当初は実用化のめどが立たなかったものを実用化することや、実用化していたが、その製品を上回る性能を有するものを作ることが得意であったと言えます。だから、諸外国、特に欧米諸国ではそれが気に入らなかったのだと思います。
 例えば、トイレのウオシュレットですが、これは発想自体は外国の企業のものですが、これをTOTOが実用化に成功しました。
 更に、家庭用ビデオデッキもビクターが実用化に成功しました。
 僕が知っているのはこのくらいですが、まだあると思います。でも、これらくらいのことは他の欧米諸国もやっています。 例えば、電球を発明した人はエジソンと言うことになっていますが、電熱線に電気を通して、発光させるという発想自体は、エジソン以前からあり、これをエジソンが実用化したに過ぎません。更に、ワットの蒸気機関の発明も同様です。
 従って、このようなことを言われるのは黄色人種に対する差別意識、あるいはそこまで行かなくても、白人以外の人間をよそ者と考える意識が少なからずあると思います。また、有色人種で、ここまで技術を吸収した日本に対して脅威を抱いているのかもしれません。
 この根拠としては、日本人の水泳選手が初めて世界新記録(日本の大会で)を出したとき、アメリカの人たちは、日本人はインチキをしていると報道したこともあります。
 更に黒人の公民権運動があったのは1960年代でありそれまでは有色人種の差別が当たり前であり、インテリ層の人たちも同様でした。従って、最近は表立って差別意識を出す人は減っていると思いますが、無意識のうちに差別意識が(特に年配の人は)出てしまっていると思います。
2について、
 日露戦争では日本で独自に開発された火薬が使われたと言うことを聞いたことがあります(間違っていたらだれか指摘してください。)。
 また、日本人が開発したものとしては、真珠の養殖法、インスタントコーヒー、回転式シャープペンシル、ホチキス、カッターナイフ等があります、あと特許になっていませんが、カラオケも日本の発明です。
 更に、江戸時代では、関孝和らによって独自に数学を発展させました。
 更に、以下の述べることは工業技術ではなく医学の分野ですが、ペスト菌、赤痢菌を発見したしたのは日本人です。
 また、実用化された製品の中には外国人との共同開発のものもたくさんあると思いますが、どちらが主どちらが従ではなく対等な立場での共同開発もたくさんあったと思うので、欧米諸国との共同開発だから模倣であるとはいえないと思います。
 3について、
 これは特にいえないと思います。外国が日本より独創的である部分もあればその逆もあると思います。
 あまり根拠はありませんが。
以上

投稿日時 - 2003-05-12 13:26:08

ANo.18

他の方がだいたい意見を述べていますので、補足まで。
司馬サン(作家の故司馬遼太郎氏)のエッセイで、同じ内容の
著述がありました(書名は忘れましたが)

創造というのは模倣から始まるのであり、欧米では互いが
模倣しあって発展したのですが、アジアの日本が同じこと
をするとボロクソに言うのですね。

司馬さんいわく「同じサルでも老舗のサルと新しいサルでは待遇が違う」
というような言い方をしていたかと思います。

投稿日時 - 2003-05-12 11:06:41

ANo.17

1日本がなぜ模倣の国であるといえるのか。

今ちょうど箸の持ち方がわからない日本人が増えたことについて考えているので、そこから一言。

スプーンやナイフやフォークは持ち方を練習しなくても使えます。ところが、箸はちょっと練習しないと使えません。毛筆は箸と同じ持ち方をします。ペン習字を練習しても毛筆は上達しませんが。毛筆を練習すると多少ペン字も上達します。

そこで、日本人は外国の真似がすぐできるが、外国人は日本の真似ができないのです。日本語は語彙が多いし文字も多いので、英語を吸収することはできますが、外国は日本語を吸収することができません。

ということで、日本は模倣が上手で、外国は下手なのです。箸がまともに持てなくなってきたので、日本もまもなく模倣のへたな西洋人並になります。

2日本が模倣の国であることを否定するに足る根拠

日本の箸は中国の箸より繊細な形をしています。日本の剣は中国の叩き壊すために作られたような剣より繊細です。どちらが真似をしたのかは知りませんが、自然発生的に生じるこれらの道具はおそらく真似ではありません。
日本の浮世絵などを見てピカソやマチスなどが日本の線をまねしたこと、雪の絵を見て、雪が絵のテーマになることを知ったことなど、日本が先攻していることもあります。

3アメリカを始めとする外国が日本より独創的であるとする具体的根拠

人が火を使い、道具を使い、言葉を使うのは人という生物の特性であって、それぞれの民族が独創的であったに違いありません。

日本でも新しい発想で次々と製品が生まれますが、情報にも敏感で、外国で見たものをすぐに日本人好みに改良して楽しむということもします。語彙の豊富な日本人のほうがおそらく外国人より多くの発明発見をしているのではないかと思います。確証はありませんが、見たものを言語化することが次の発想に結びつくことを考えるとそういう結論になります。

投稿日時 - 2003-05-12 10:39:35

ANo.16

まず.米国を含めた欧米各国の支配者層の意識として.
黄色人種は欧米語を理解できるサルの一種である
という.人種差別の意識が強く残っているので.日本ジンの地位は低いことを念頭においてください。

欧米人が日本を模倣した内容というと.
マイセンの陶磁器.これは.ゼーゲル等が日本の有田磁器(中国を経由しているので.当時の人は中国製品と思っていたようです)を模倣して類似のものを作るようになったものです。
ジレットのステンレス.これは.日本の名刀の分析を行い成分を模倣して作ったものです。
ゴッホに代表されるこの時期の画家は.日本の浮世絵を模倣しました。また.トレードマークに代表される品物につける印は.日本の家紋入りの生活品が元と記憶しています。当時の人は「中国」としか.理解していなかったようですが。
米国現在行っている各国の植民地政策は.日本の大正から昭和にかけて行った各種政策と同じでしょう。独占資本の擁護にかけては日本が最も進んでいた国であったわれです。北朝鮮等アジア各地の政策も日本ヶ植民地四敗を行っていた頃の内容をもほえしています。
たしか世界初のブルドザーの最初の製品は.小松の品物でこれを模倣したのが米国と記憶しています。
日本が世界一進んでいた技術が.米相場です。この投資技術は.近年欧米各国の投資研究者から注目を集め.最新の投資方法として紹介されています。
江戸時代の米相場の考え方が.世界市場を操作するような時代になりました。

日本独自の内容は.
清酒の火入れでしょう。パスツールかせ発見する数100年前から日本では低温殺菌が使われていました。
ペニシリンの特許が日本で成立しなかったことも.微生物応用技術が日本が独自に開発していたことを示すものです。
魚油の研究は.当時日本が最も進んでいました。だから.タイ酸とかいろいろな日本名が存在していました。ビタミンAなんかは.日本の研究者が(ぶしつ名忘却)の重合体の可能性を報告した後.日本の研究者から資料を入手.合成した欧米の研究者がノーベル賞に輝きました。日本のまっこう鯨油には鉱油が混ざっているなんて報告が欧米であったのと記憶しています。実際には.スクワレンというせいごうせい炭化水素でしたが。

日本が独自の文化を作っていたことを示す例としては.江戸が上げられるでしょう。
当時.世界一の人工を誇る唯一の100万都市でしたから。日本が欧米文化を模倣していただけならば.このような大きな都市は構築できなかったでしょう。
独自の文化が合ったからこそ.世界一の都市が成立していたのであり.模倣によって出来るものではありません。
平城京・平安京に代表される模倣であれば.模倣対象以上の巨大都市にはなり得ませんから。

ただ.これだけの巨大都市ならばこその問題が発生します。
当時日本のぶんもう率は欧米各国に比べて桁違いに低く.各種文化能力は下層階級においてかなり高いものでした。
その結果.欧米ではごく一部の支配者層しか出来ないような内容でも.日本では十分低い下層階級で行うことが出来ました。
その結果.ちょっと見れば同じようなものがいくらでも作れるような人間ははいて捨てるほどいるわけで.いくらでも類似の品物を作る技術が既にあったわけです。
ここに.欧米各国が指摘する模倣が存在するのですが.低級技術者がはいて捨てるほどいるような文明国だから可能だったわけです。同じようなものが日本にあったからこそ.欧米製品を模倣できたのですが。

今思い出せる内容は異常のようなないようです。

投稿日時 - 2003-05-12 05:54:15

お礼

>黄色人種は欧米語を理解できるサルの一種である
という.人種差別の意識が強く残っている

欧米諸国での居住経験はございますでしょうか。私は現在米国に住んでいますが、少なくとも私の周囲では教養のレベルが高いアメリカ人ほど人種差別的な考えを否定する傾向があります。教養があればあるほど論理的に考えて正しくないことは良しとはしません。もちろん、人種差別主義者が論理(らしきもの)で武装しているのも事実ですが、そうした人は限られています。

日本の教育水準の高さが模倣を可能にした、というあなたの主張は賛成できます。確かに一定以上の技術者の割合が高いと言うのはそのとおりでしょうね。


ご回答有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-12 10:14:54

おはようございます。

直接的な答えにはならないと思いますので、
聞き流してくださっても結構です。


確か、アドルフ・ヒトラーの著「我が闘争」のなかの1文としても
「日本人は猿真似が得意だ」(もっとひどい中傷誹謗で)
というものがあったと思います。

何をさしてこういったのかわかりませんが、
人間と言う生き物が経験帰納的である限り、
「模倣する生き物だ」としかいえないと思います。

人間は生まれてきた時点では白紙の状態で、(タブラ・ラサ)J.Locke 、われわれは何も知らない。(遺伝的原因を別として)

1つ1つ何かを学んで、学習して、その応用を使って
別の物を作り出すわけです。
何もない、全くその知識がないところからのクリエィティブは不可能だと思います。

自分が作り出したオリジナルだと思っているものにも、
自分自身の生きてきた色々な経験、認識が必ず含まれているはずです。

絶対のものを認識できない以上、われわれは相対的で、
別の何かによって自分自身が作り上げられていくわけで、
完全なるオリジナルとは存在しないと思われます。

つまり、自分が作り上げるものには何らかの他の断片が少なからずや入ってくるものです。


模倣と言うと言葉が悪く、偏見としか取れません。

他の悪いところを真似する人間はいないでしょう。
誰しも、他のよいところを自分にも取り入れようとします。それは、模倣ではなく、合理です。

ひとつの事象、言動、作品などの中の悪いところ批判し、捨て去り、よいところを得る。

2つの対立する物事に対しては、その両方の悪い部分を捨て去り、よい部分を足して止揚する。(アウフヘーベン)

そうして合理的に生きることで学問、文化、生活を
よりいっそう推し進めているではないのでしょうか?



その3つの質問はわれわれではなく、その教授に聞くべきだと思います。


その答えに対してわれわれが考えるのだと思いますが?

投稿日時 - 2003-05-12 04:50:28

お礼

>その3つの質問はわれわれではなく、その教授に聞くべきだと思います。

その際の自分の論の展開を効果的に進めるため、質問させていただいているのです。


ご回答有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-12 09:58:52

ANo.14

三回目になりますが、michie_y813さんの問題意識には、私も共感するところがありましたので、もう少しだけ参加させてください。

なぜ、日本だけがことさらimitateという表現で持って評価されるのか。たしかに、諸外国も日本よりいっそう露骨な形でimitateしているではないか。それは、前にも申しましたように、「文化製造装置」という奇抜な文化的色彩を持った日本が素直に評価された一つの証左であろう、と私は考えています。

さて、このimitateにおける「奇抜」さということですが、実は、積極的な意味と消極的な意味とが包含されていると考えています。積極的な意味でのimitateについては、おおよそこれまでの回答者がお答えになった内容に含まれていますし、michie_y813さん自身においてもよく勉強されているところだろうと思います。

問題(日本がことさらimitateを受ける理由)は、消極的なimitateのほうに隠されていると思うんです。私は一つの仮説として日本の「汎神論」を挙げたい。これだけでなんとなくご理解いただけると思います。一神教にくらべて、汎神論は受容的、応用的、創造的な側面があると考えています。
さらに、日本において、一神教(キリスト教)は汎神論に勝てませんでした。これまでの議論の中に、白人による白人優位の意識とか、有色人種軽視の意識などという議論がいくつか出てきました。これはこれで極めて消極的な議論ですが、じつを言えば案外無視できない議論だと思いました。というのは、白人の宗教とは、キリスト教です、つまり一神教ですね、これだけが、不思議なことに、本質的な意味で日本の文化風土に土着しなかった(この点についてはは山折哲雄氏が論を展開しています。『宗教の力』)。儒教、思想・法体系、言語、活版技術、文学、日本は積極的にこれらの外国文化をとりいれてきましたが、この一神教だけは最後まで日本人の文化的な深層意識の中には土着することができなかったのです。実は、この事実が、というより「敗北の事実」の認識過程で、自然と欧米人の深層心理の中に「潜在的脅威」とか「憎悪」とかいうものを芽生えさせていったのではないか。だから、そういう意味では、欧米人の中には有色人種軽視というよりは、「脅威論(黄禍論?)」があるとも思います。だから、ことさら日本をimitateという一見軽薄な一字で説明しようということにつながっているのかもしれません。考えてみれば、これは、欧米人にしてみれば、不可解なことです。
michieさんの話を聞いていて、私は最近、欧米人の深層心理の中には、なんらかの有色人種に対する「劣等感」が根づよくあるのではないかと思い始めました。こういうとどうもエスノセントリズム的な話になってしまいますが、少なくとも白人人種の特徴ではないでしょうか、エスノセントリズム的発想は。こんなことも含めて、とにかく、理屈では説明できないような、何らかの心理的な葛藤が少なくとも欧米人の中に働いているのでは、と考えています。とはいえ、これはかなり強引で稚拙な私の想像にすぎませんので、展開するにはとても危険な考え方だろうと思います。しかし、そういったタブーを超えないと、あなたの疑問の答えに近づくのは難しいと思いまして(笑)。

しかし、そしてさらに、それよりも説明として当面は大事だと思われるポイントは、いったいいつごろから、異口同音にimitateという表現でもって日本人論が展開されるようになったのか、という点ではないでしょうか。悔しいことに私は勉強不足なため、詳しくは述べられません。ただ、歴史上でいくつかその契機になった出来事はあったろうと思います。私の素人脳から考えてあげてみますと、最も新しいものに高度経済長期が上げられると思います。根拠はありません、しかし、たくみに欧米の産業技術、経営のノウハウ、金融工学を採用しつつ、日本独自の産業体系、雇用体系、経営体系を編み出したその底力に、全世界が驚嘆したことはまぎれもない事実です。それがきっかけとなって、いわゆる日本人論が再燃したと考えても、まったく不思議はないと思います。

よんで頂いてありがとうございました。勉強がんばってください。応援しています。

投稿日時 - 2003-05-12 04:08:20

お礼

三回目のご回答、私の疑問にお付き合いいただき有難うございます。

日本がしばしばimitateという単語で評される事に関してこの質問を通じて私はだいぶ肯定的に受け入れることができるようになりました。

汎神論に関して。私は今まで意識しなかった日本の特徴です。結婚式は教会で行われることがあるものの、それは決してキリスト教への信仰が根底にあるわけではないですしね。欧米のいい部分悪い部分を積極的に受け入れ採用していった日本が何故かキリスト教だけはいまだ非常に小さな割合の日本人しか信仰していない。東南アジアやアフリカ、中東の一部地域などにおける欧米の植民地支配によるキリスト教の普及、隣国韓国におけるキリスト教徒の割合の高さを鑑みても日本のキリスト教に対する態度は他国とは明らかに異なる。たしかに欧米人にとってこれは異常な光景かもしれませんね。

私はアメリカに住んでいて、日本がいかに豊かで発展した国であるかをつくづく感じさせられます。当地で売られている電化製品の品質は、同じ値段で日本で買った日本製品と比較すると歴然とした違いがあります。世界一の大国アメリカと言われるからには少なくとも日本と同等以上の水準だと思っていたのですが、正直アメリカの現実に対しがっかりしています。実際先日のニュースで米調査会社、JDパワー・アンド・アソシエイツの調査が発表され、日本企業が1位と4位、ドイツが2,3位、アメリカのGMが5位にランクされていましたね。アメリカ人も日本車の品質を高く評価しており、実際私の言ったアメリカ人教授もホンダ車ユーザーだそうです。有色人軽視でなくむしろ自分たちよりもある分野においてより優れたものを持っているという認識の結果なのでしょうか。黄禍論とは言わないにしろ、ある種の敬意の表れと取れば、模倣と表現することも積極的な意味で受け入れられる余地も出てきますね。

ただ、まだどうしても抵抗があるのは私だけでしょうか。

有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-12 09:49:08

ANo.13

模倣にも、単なる模倣とオリジナルを超える洗練されたものを作る模倣があります。日本は後者に強いです。
したがって、米国人教授その他の方が「日本は模倣」というならば、その点は指摘すればよいでしょう。

次に、独創と模倣(上記後者)についてはどの国(民族)も多かれ少なかれ両方を行います。日本にも独創はあります。日本の場合、独創性が無いんじゃなくて、独創性以上に模倣能力が飛びぬけて優れているからそう見えるのでしょう。

他の回答者が上げられている「日本の独創」以外の例として、西沢潤一先生の光通信3大技術(半導体レーザ、光ファイバー、受光素子)とか
松前重義先生の無装荷ケーブルとか
八木先生の八木アンテナなんかがあります。

参考URL:http://www.mainichi.co.jp/eye/hito/200212/12-1.html

投稿日時 - 2003-05-12 01:34:34

お礼

参考URL拝見いたしました。

日本人の素晴しい科学技術における業績は、まさに国の誇りですね。

洗練された模倣は独創の域に達するということでしょうね。


有難うございました。

投稿日時 - 2003-05-12 08:00:19

ANo.12

>私のアメリカ人教授は日本人の技術文化に多大な理解を示しているがまだ日本を語るのに「模倣」の偏見をを取り払うことができない

 模倣というのは偏見ではなく、結論として
間違いではないと思います。ただアメリカ人の
教授が日本の模倣するというところに目が行くのは、
逆にアメリカが模倣が不得意だからだと思います。

>>工業技術についての質問ですよね。

>痛い一文です。
>質問の趣旨はそうだったのですが、

ロケット技術の開発について考えてみると・・・

19世紀にフランスのSF作家ジュール・ベルヌが
「月世界旅行」というSF小説の中で、大砲を
使って月に行くという、今の月旅行の原型を
描いています。
 当時フランスでは、17世紀に書かれた
物理学者アイザック・ニュートンの物理学書、
プリンキピアの内容を数学的に見直すと
いう作業が進んでおり、物理数学者ラプラスが
「天体力学」などという本を出しています。
 ジュール・ベルヌは当時議論が盛んだったニュートン
力学の知識を元に、物理学者らの協力を得て
理論的検証を行いながらこの「月世界旅行」
という小説を書いたと言われます。
 1903年、ニュートン力学と、産業革命以来
続いたいた技術の進歩を取り入れ、ロシアの
ツィオルコフキ─という学者が、多段式エンジンや
液体燃料式の推進装置という、今のロケット
技術の基礎的な考え方を発表します。
 1926年、これらジュール・ベルヌや
ツィオルコフキ─の影響を受けたアメリカ人
ゴダールがジャイロスコープを使った姿勢制御で
液体燃料式の小型ロケットの打ち上げに成功します。
ただ飛行時間は2.5秒と短く、重力の法則や
誘導制御で、目的の場所まで飛んで行く性能は
ありませんでした。
 1942~1943年、ドイツの技術者、フォン
ブラウン(VON BRAUN 英語式発音 バン・ブラウン)
博士らが真空管を使った電子誘導装置を搭載した
本格的ミサイル、V1、V2を開発します。
 1945年、ドイツ降伏時、ドイツの殆どの
ロケット開発技術者とその機材はロシアに持って
行かれて、フォン・ブラウン博士らわずか30人ほど
の技術者と一部の機材のみがアメリカに渡ります。

 1957年、V2ミサイルを多段式に改良した
ロケットで、旧ソビエトは人類初の人口
衛星スプートニク1号を打ち上げ、アメリカを
驚かせます。これでアメリカは宇宙からの攻撃を
受ける可能性があり、反撃手段が何も無かった
からです。

 アメリカは急遽、ドイツから盗んだ?ロケット
技術を研究していた研究グループに人工衛星
打ち上げの命令をしますが、打ち上げはことごとく
失敗に終わり、フォン・ブラウン博士の
ところに話が来ます。そして
1958年 アメリカが人工衛星エクスプローラ
1号の打上げに成功となるわけです。

 つまりこの1958年のアメリカの人工衛星
打ち上げ成功というのは、ドイツのフォン・
ブラウン博士によってなされたもので、
1903年のツィオルコフキ─の件研究から
55年がたち、1926年のゴダールからも
32年が経過し、1945年には多段式で
ない点を除けば、現在のロケットと変わらない
V2ミサイルを入手していながら、アメリカは
独自にロットを打ち上げる技術を確立して
いなかったことになります。

 1903年のライト兄弟の飛行から、38年後には
世界最高レベルの戦闘機ゼロ戦を独自で作っていた
日本から比べると、アメリカの技術吸収力は貧弱
すぎるのではないでしょうか?

投稿日時 - 2003-05-11 19:30:53

お礼

>アメリカ人の教授が日本の模倣するというところに目が行くのは、逆にアメリカが模倣が不得意だからだと思います。

日本に限らず欧米諸国も模倣をしながら発展して行った、しかしながら日本のその模倣のうまさ、発展的模倣は他国と比べ特筆すべきものであったということでしょうか。

アメリカのロケット技術に関して言うと、明らかに技術の輸入と言えるようですね。ただし技術の模倣と輸入は若干意味が異なり、日本は日本人が自力で技術を取り入れた一方アメリカは技術を持つ科学者自身を取り込んだということですが、結局はオリジナルでないと言う点で日本もアメリカも共通していると言えますね。


2度目のご回答、非常に多くの具体的実例を提供いただき、感謝いたします。

投稿日時 - 2003-05-12 07:37:35

ANo.11

守破離(しゅはり)はご存知でしょうか?
武道でも茶道でも道には、三つの段階があります。
守は、師匠を模倣する段階です。

数学者の例ですが、インドの天才数学者ラマヌジャン以外は、師匠がいました。物理学者のホーキングの師匠はペンローズですね。
また、ノーベル賞をとる科学者は、少なからずノーベル賞科学者の師匠やその影響の強い環境にあったということが多々あります。

科学における模倣は、一番の基礎になります。ニュートンは巨人の肩を利用することで素晴らしい景色を見ることができました。
結局、模倣を大切にすることは、基礎を大事にすることに他なりません。科学は、しっかりした基礎の上にのみ建てる事ができるものだと思います。
軟弱な基盤の上に立つ科学は、オカルトやトンデモ科学(ブードゥー科学)といいます。

参考URL:http://www.showen.co.jp/denseihp/syuhari.htm

投稿日時 - 2003-05-11 19:26:43

お礼

>守破離(しゅはり)はご存知でしょうか

初めて聞く単語です。日本人として自分の無知を痛感いたします。

科学においては模倣によって先人の知識を自分のものとすることが「破」に先立つものと言えるでしょうね。日本に限らずいかなる科学者も師匠の模倣を基礎とするという点で共通していると言えそうです。

欧米の研究もやはり模倣に基づいているのに、やはり何故日本だけが、と感じさせられます。


ご回答有難うございました。
一つまた知識を増やすことができました。

投稿日時 - 2003-05-12 03:07:49

ANo.10

工業技術についての質問ですよね。

>1日本がなぜ模倣の国であるといえるのか。その具体的根拠
→明治維新を境に約400百年の鎖国での工業技術の遅れを取り戻そうと、一番手っ取り早い模倣を行ったから。ただ、改良を加えることでオリジナルを超える事が出来たところが日本の素晴らしい所である。

>2日本が模倣の国であることを否定するに足る根拠
→工業技術に関しては否定は出来ないと思う。そもそも工業技術は殆ど無かったのですから。しかし、高度経済成長を境に日本独自の技術は爆発的に増加した事も事実である。(商業や文化的は独創性は皆さんが言われるように充分に有ります。)

>3アメリカを始めとする外国が日本より独創的であるとする具体的根拠
→人種的な能力に差はあまり無いと思う。しかし、技術をを体系的に整理するなどの体制が異なる。
 それは、西欧文化圏諸国では他国との利害を明確にするために早くから独創的な発想が重んじられたと思われ、それが特許や著作権などの概念が作り出された基盤であると思う。
 それに対し、日本では部落の差は有れ、同じ農耕民族であり、争いを避ける為には婚姻による協定を結ぶなどし、どちらかと言うと差別化よりも同化を良しとした時代が長かった。あまりにも長かった故にこの考え方は文化や道徳観として根強く残っており、独創的な発想を育てる土台作りには百年単位での意識改革が必要であると思われる。
 ただ、もともと新しい事が好きな民族で有るので、人の真似をしなくても良いのだと判れば、意外とその時代は早く訪れるかもしれない。

 結論として、残念ながら、私は過去の日本国は模倣の国だったと思う。しかし、アメリカが独創的だったかといえばそうではない。今日におけるアメリカの繁栄は世界各国の様々な人材が集まって出来たものであるから。既に日本の一流企業では人材の国際化が進んでおり、また、日本文化を再構築すれば、西欧文化圏とは違った独創的な発想が生まれる可能性が有ると思う。

投稿日時 - 2003-05-11 14:56:39

お礼

>工業技術についての質問ですよね。

痛い一文です。
質問の趣旨はそうだったのですが、私の質問文はその趣旨を少々外れているので。

>技術をを体系的に整理するなどの体制が異なる。

その通りでしょうね。日本では良くも悪くも個人の業績も会社の業績となってしまう傾向があったため(現在はだいぶ変わったと言われますが)独創性という点では基盤が弱いと言えそうですね。日亜化学とUCサンタバーバラの中村教授の騒動が象徴的です。ただその基盤整備しだいで先進性を存分に発揮できるという主張は、私も同感です。

アメリカはやはり外国人でも参加できる、と言う点で他国にない強みがありますね。私も日本人としてアメリカに住んでいますが、この国は本当に人材リソースの大きな国だと思い知らされます。何しろ世界中から研究者を吸い取っているわけですし、一方私のような私費留学生を外国から取り入れ、教育し、必ずしも親米とは限らないにしろ少なくとも知米の外国人を増やしているわけですから、ほとんど日本人だけでやりくりしている日本とはある部分に関しては格が違いすぎると言えるでしょう。


有難うございました。

投稿日時 - 2003-05-11 15:54:33

ANo.9

>私の主張は何故日本ばかり模倣の肩書きを常に背負わされるかということです。

二回目の回答になって申し訳ないですが、それは、日本が「文化製造装置」(適切な表現かわかりませんが)として優れていた点があったから、それを素直に評価されたからではないでしょうか?また、その具体的な評価についてですが、歴史上、いろいろな西洋人が日本を訪れ、その見聞録というえるようなものを残しています。それをまとめた著書に、たしか、佐伯彰一,芳賀徹編『外国人による日本論の名著――ゴンチャロフからパンゲまで』(中公新書)1987年、が出ていると思いました。そちらで、参照になれますでしょうか。

それと、あなたの文章を読んでいると、どうも否定的なところから出発しているように思えてならない(誤解でしたらすみません)。「肩書きを背負わされている」という表現に、特にそのことが感じられます。そうではなくて、それは肩書きではなくて、栄誉や称号、評価ですから。外国で、外国人に反駁するのですから、日本人として、ある程度の自負というか自信を持った上でないと、とても乗り切れないのではないかと思います。

参考URL:http://www.papy.co.jp/act/book/ck510815/

投稿日時 - 2003-05-11 11:22:24

お礼

2回目のご回答、有難うございます。

>日本が「文化製造装置」(…)として優れていた点があったから、それを素直に評価された…

教授の意見は実際好意的な発言で、決して否定的なニュアンスで語られたものではありません。日本の能力を正当に評価しての発言と考えております。

勿論、他国の制度技術を取り入れ試行錯誤して世界随一の大国に発展するに至らしめた故人達を非常に誇りに思っております。「肩書きを背負わされている」という表現は少々否定的過ぎたかもしれませんが、私はただ欧米諸国も模倣により発展したにも拘らず何ゆえ日本だけがそう表現されるのかが疑問なのです。模倣(imitate)という単語から第一に得る印象はどちらかというとネガティブであるのが普通だと思いますので、私は少々否定的に考えてしまいます。

日本の「文化製造装置として優れていた点」を欧米人に素直にかつ好意的に評価されることはポジティブに考えることができるということはこの質問以前から認識していたのですが、意地を張りすぎでしょうか。

私の個人的な質問にお付き合いいただき、有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-11 15:28:45

ANo.8

模倣とはいっても、それを発展させているのですから、悪い事でもないでしょう。模倣できる能力があるからこそ模倣できるのです。

諸外国を見てください。模倣して同じようなものを作っても上手く機能しない場合が多いでしょう。同じようなものを作って同じように機能させるというのは難しいことだと思います。大抵は形だけ似ていても何ランクも程度の低いものだったり、最初からあきらめてレベルの低いものをつくるのが関の山です。自国生産できない場合も多いでしょう。

もちろん日本でも独創的なものはあります。ただ宣伝下手なだけです。それと特に官の予算に関わるものは、独創的なものは予算がつかないという面も事実としてあります。

投稿日時 - 2003-05-11 10:41:26

補足

>諸外国を見てください。模倣して同じようなものを作っても上手く機能しない場合が多いでしょう。

日本は模倣してうまく機能させる能力があると言う点で優れているのは事実でしょうね。もしお時間ありましたら、外国の政治制度を輸入してうまく行かなかった例ご存知の範囲でお教えいただけないでしょうか。日本の明治政府が欧米の政治制度を見習い生まれたのとぜひ対比してみたいので、よろしくお願いします。

>特に官の予算に関わるものは、独創的なものは予算がつかない

事実でしょうね。独創的なものはすなわち非一般的であるため、国民の税金を使っている以上国民の理解を得られない事業に予算をつけられないのは致し方ない部分があります。

アメリカなどは、良くも悪くも産業、軍事、政治が緊密に関わっていて軍事技術の発展がアメリカの国力の源泉となっている部分はあるでしょうね。身近な製品でも元々は軍事技術の応用であることも多々ありますし。

有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-11 14:53:42

ANo.7

まず模倣という概念のみについて、聞いた話ではありますが述べさせてください。

哲学の教科書の一番初めに「万物は水である」とタレスの言葉が載っています。しかし現在の私たちは万物が水ではない、即ち彼の言葉が間違っていることを良く知っています。にもかかわらず何故この言葉が教科書の始めに乗っているかといえば、世の中に存在する多種多様な全てのものは、「水」が根本原理となっていると考えたからです。つまり現在の原子などの概念はすべてこのタレスの概念の模倣であると考えることが出来ます。

私たちが何年もかけて教育機関で学ぶもの、すべてはこれまでに発見されたことであり、この知識をベースにしている以上(極論を言えば既に先祖によって創造された言語を使用している以上)模倣のない国というのは有り得ません。そしてアメリカという国は日本よりも歴史が浅いことは周知の事実です。(ヨーロッパの歴史を加えていれば別ですが)

新しい発見の中で9割以上は既にあるものの模倣に過ぎず、残りの数パーセントにどんなオリジナリティを加えることが出来るかがその鍵を握っていると思います。

以上のことが1の答えになるのではないかと思います。
2存在しません。
3存在しません。


少々ずれた答えになってしまったかもしれませんが、michie_y813さんが、模倣=独創的でない=見下されているニュアンス を感じるのでしたら、参考になればと思います。

投稿日時 - 2003-05-11 09:24:08

お礼

ご回答有難うございます。

>模倣=独創的でない=見下されているニュアンス

これはどうしても感じざるを得ないのです。私の反応は過剰すぎるのでしょうか。模倣と言う言葉には一般的にはあまり肯定的なイメージが感じられないと思いますので、私の反応自体は自然な反応だとは思います。

単純に模倣=ネガティブという認識が必ずしも正しくないというのは、その通りですね。

ただ、やはり日本ばかり模倣、模倣と言われるので…


哲学者ターレスについてはこれまで名前しか知らなかったのですが、私の知識の幅が広がりました。有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-11 14:52:58

ANo.6

>1日本がなぜ模倣の国であるといえるのか。

 正確には模倣して取り込み応用するのが早い
ということだと思います。
 技術でも文化でも、これがいいと思うとあっと
いう間に取り入れしまう。その反面、明治維新の
ころのように、外国文化が急激にもてはやされた
時代には、自国の文化の価値を忘れ、多くの文化
的美術品が海外に流出しました。

 戦前の航空機技術や戦後の半導体技術の発展
の歴史を見ても、アメリカ側の反応は、こんな
短期間にここまで日本がこれらの技術を吸収
するとは思わなかったというものです。

 第二次世界大戦の開戦直後、日本のゼロ式戦闘機、
いわゆるゼロ戦の空中での運動性能はずば抜けて
いて、戦争が終わるまで、日本の航空機技術は
ドイツの支援を直接受けたものとアメリカ側は
考えていたようです。戦後、戦闘機そのものの開発は
日本独自のものであることが分かり、アメリカ側は
自国の航空機技術の向上のため、日本の戦闘機を全種類
航空母艦でアメリカ本土に輸送した経緯があります。

 因みにアメリカのライト兄弟の初フライトが
1903年。その後、日本はフランスのエッフェル
らの協力を受け、航空機開発に必要な風洞実験
施設を完成させ、開戦時の1941年には
ドイツと並ぶ世界最高レベルの航空機を
完成させていたことになります。

 つまり、エンジン飛行機の原型は、明らかに
アメリカのライト兄弟が完成させたもの。
日本は模倣です。しかし、独自にアメリカ以上に
応用していた。


 半導体も、アメリカのベル研究所が
電話交換機内部の電子スイッチとして開発
したものでした。
 日本は文献で、半導体技術の存在を知り、
産官学(産業界、政府、大学)共同体を
つくり、この技術情報を集めまくり、実験を
試みます。
 半導体に関する研究発表がアメリカであると、
日本人は集団でその会場に乗り込み、発表者が
スクリーンに示すデータ等を全て写真で撮りまくって
いたそうです。
 半導体工場に見学に行った日本人は、製造装置
の写真ばかりでなく、装置の各部分の寸法まで
測り、日本で全く同じ装置を作っていました。

 本来なら特許とかの関係もあったはずですが、
日本が経済的に立ち遅れていたこともあり、
日本がこの半導体技術をこんなに早く産業に
取り込めるとはアメリカ人は考えていなかったようで、
写真を撮りまくるといった手段で、明らかに
技術を盗もうとしている日本人に誰も文句を
言わなかったようです。


>彼が曰く、日本は他人が作ったものを工夫し、より高度な製品を作ることに優れているとのことです。教科書にもそうあります

 今までの歴史を見る限り、その評価にほぼ間違いはな
いと思います。



>2日本が模倣の国であることを否定するに足る根拠

 難しいところですが・・・

>民主主義の国米国。それはイギリス人ロックの模倣ではないのか

 そしてギリシャのほうがもっと以前に・・・

 何事にもその前段階がありますから、広い意味では
殆ど全て模倣です。

 飛躍的進歩を遂げたとき、独創的と言えるのでは
ないでしょうか?

 だとすれば、日本の理論物理学はすでにその
独創的な段階に入っていると思います。

 原子や電子の振る舞いを説明する物理学の分野に
1920年代にその基礎が出来た量子力学と
呼ばれる分野があります。この分野の先駆者
だったニールス・ボーアのもとに日本の仁科芳雄
(しいな よしお)博士が赴き、この分野の
実験装置等に関する基礎知識を日本に持ちか帰り
ます。日本では論文等を通じて、京都大学の
湯川秀樹博士らがこの分野の理論研究を始めます。

 1932年、原子の中には中性子と名づけされた
電気的に中性な粒子があることが実験で確かめられ
ます。
 1935年、湯川博士は、この中性子を原子核
から飛び出さないよう作用している粒子があると
し、その粒子の質量等、物理的な性質を理論的に
求め、これを中間子と名づけます。

 これが1949年に日本初のノーベル賞となる
湯川博士の中間子理論です。


 1945年、終戦直後の9月、アメリカの科学
技術調査団が日本の科学技術の実態調査のため、
日本にやってきます。来日の目的は、軍事技術
及び軍事目的転用可能な技術の調査とその開発
の凍結でした。
 調査の結果、軍事技術とは別にアメリカ側に
衝撃を与える事実がわかりました。この終戦後
のずたずたな状態においても日本には、アメリカ
を抜き、世界トップレベルの研究分野がある。
それは、地震学、水産学、遺伝学そして理論物理学
だというものです。

 戦争中も湯川博士ら日本の物理学者たちは
外国との交流を閉ざされた中、研究を進め、
終戦直後の1945年11月には戦争中の研究
結果をまとめた論文集を発表します。
 現在でもこの論文集の内容は、直接的、或いは
間接的に諸外国の論文に引用されており、
示唆に飛んだ重要な内容を多く含んでいることが
分かります。


 今物理の世界では、物質とその間に働く
力を総合的に説明できる可能性のある理論と
して、超弦理論(Super Strings Theory)
という理論が注目を集めています。この
基礎を作ったのも日本人、南部陽一郎博士
です。


>3アメリカを始めとする外国が日本より独創的であるとする具体的根拠


 世界の情報網を変えてしまうような
このインターネットを作れるということだけ
でもアメリカは十分独創的ではないでしょうか?

 かつて日本は経済的にアメリカ、ヨーロッパ
から遅れていました。しかし、バブル経済を
経験するなど、国内で大きな資金が流れるように
なった現在でも、世界を驚かせるような
技術の開発には成功していないと思います。
 最近ではロボット開発などが注目されて
いますが、それは手足の動きだけで、すでに
アメリカ等で軍事利用されている人口知能の
開発は大幅に遅れています。


 アメリカがノーベル賞を受賞したポート
フォリオ理論、IT技術等、新しい独創的な
方法を駆使して経済復興したのに対し、
日本は衰退する経済を止める、具体的かつ
効果的な案すらありません。


>>どこの国が新幹線のような高速性と静かさを兼ね備えた電車を作っただろうか。

 新幹線はイギリスの技術協力のもと作られ
ました。

>どこの国が日本の如く一分の狂いもなく定刻どおり来る鉄道網をもっているか

 多分ドイツは日本以上に正確ではないかと
思います。


>米国で発明されたパソコンを日本が模倣して高品質の製品を作っている。

 パソコンが作られるもとになった、マイクロ
コンピュータ、いわゆるマイコンは最初日本人
技術者の手によって開発されました。
 それ以前から半導体を使った計算機と
いうのはあり、大型のコンピュータも
あったんですが、小さな半導体の
中に演算回路、メモリー等を組み込み、計算の
手順を自分で好きなようにプログラムする
という発想はその日本人技術者の嶋 正利さんものです。
 嶋さんは日本のビジコンという会社の社員で、
1969年に当時半導体製造のベンチャー
企業だったインテルに製造委託の目的で渡米し、
世界初のマイコン4004の設計を行いました。

投稿日時 - 2003-05-11 08:12:06

お礼

広範な知識に脱帽です。
また、私の無知を痛感いたします。

>正確には模倣して取り込み応用するのが早い
ということだと思います。

日本は紛れもない模倣のうまい国であるということはこの質問を通じて良く解りました。エンジン飛行機に関してもアメリカ人に発明されたものを最終的にはアメリカ並又はそれ以上に発展、向上させる日本の技術力。素晴しい日本の長所ですね。

>何事にもその前段階がありますから、広い意味では
殆ど全て模倣です。飛躍的進歩を遂げたとき、独創的と言えるのでは

ギリシャ人による民主主義のコンセプトも、それまで誰も考えたことの無い物ではなくそれまで民衆が持っていたアイディアを具体的に形作ったという点で、ギリシャ発と言えるのでしょうね。

>世界の情報網を変えてしまうような
このインターネットを作れるということだけ
でもアメリカは十分独創的ではないでしょうか?

確かにアメリカの独創性、これは否定の余地がありません。アメリカ人の独創性というよりそれ以上にアメリカの学術分野の制度や文化的な面が独創性を支えているのかもしれませんね。

>多分ドイツは日本以上に正確ではないかと
思います。

余談ですがその教授は、日本と共にドイツも模倣がうまい国だと仰っておりました。

湯川博士を初めとする物理学の分野での日本人の業績、パソコン関連の技術についての記述はとても参考になります。

日本人は明らかに模倣してきた。ただその模倣が非常に巧みで創造的であった。模倣のレベルを超える飛躍的進歩を遂げてきた。結論に近づくことができ、感謝いたします。

有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-11 14:38:26

ANo.5

 ある程度の大国であれば、真似をしているものがあるのは珍しくないと思います。いかにそれを効率的に使いこなすかで、発展の度合いが変わってくるのだと思います。それをすべて否定して、真似をすることが悪いことだというのは、どうかと思います。(無論、コピー商品は問題だと思いますが。)

 古代中国では乗馬はしませんでしたが、騎馬民族の襲来により、乗馬が当たり前になりました。ヨーロッパでもそうです。
 また、ルネサンスの3大発明とされているもののうち、火薬と羅針盤は中国が起源とされています。紙を発明したのも中国の蔡倫です。印刷も中国起源とされていることがあります。改良して普及させたのはヨーロッパかもしれませんが、原点は中国です。
 カーナビを使う上で重要なGPSシステムですが、開発したのはアメリカですが、民事用の扱いやすいものに改良したのは日本の技術者たちです。
 人工衛星を打ち上げた後、電源としてソーラーパネルを広げます。この効率的なたたみ方は、日本人が折り紙をもとに開発しています。

 以上、日本という観点ではなく、アジア全体という観点ですが、例を挙げてみました。参考になれば幸いです。

投稿日時 - 2003-05-11 07:36:06

お礼

真似をすること自体悪いことだと思っているのではありませんが、やはり日本人として授業で日本が取り上げられるたびに模倣という言葉が使われるのを不愉快に思ってしまうのです。

乗馬はヨーロッパでは騎馬民族の襲来まで行われていなかったということですが、騎馬民族襲来はモンゴル帝国の拡大の際の事でしょうか。それとも、トルコ系遊牧民族のことでしょうか。質問を返すようで済みません。もし時間の余裕がございましたらよろしくお願いします。

ルネサンスの3大発明、これはまさに西洋による模倣の最たるものですね。やはりここで受け入れ、改良のプロセスを行ったのは欧州なので、これは具体例として使わさせて戴きます。

人工衛星のソーラーパネルの構造、これは初めて知りました。

>日本という観点ではなく、アジア全体という観点ですが

非常に有用なご回答でした。私の質問の仕方が悪かったのですが、有難うございます。どんな観点であれ使えるアイディアであれば取り入れ
授業に備えるつもりですので。

投稿日時 - 2003-05-11 13:54:35

日本は確かに、自国よりも先進的な(アメリカが多いと思います。)の模倣をしてきたと聞いています。
でも、模倣ではないんです。
たとえば、機械製品などは、それを改良して作り直しました。
より良い製品を作り上げるために。
それは、日本に限らず、どこの国や企業でもしてることです。
アメリカが日本に対してそういった意識が強いのは、いくつもの分野でそれに対して抜かれてしまった部分があったからです。

投稿日時 - 2003-05-11 06:26:25

お礼

ご回答有難うございます。

車を例に取ると、戦前は車というと欧州と米国、日本車というと品質が低いとされていたのが結局は日本が世界随一の品質の車を製造できるようになったわけですから、欧州の先進国や米国の人々はそういった意識が強いのかもしれませんね。

投稿日時 - 2003-05-11 13:20:48

ANo.3

まず言葉の定義ことについて申し上げたいと思います。micheさんに、質問の「補足」としてうかがいたい。あなたがこだわっておられる「模倣」という言葉の定義は、なんですか?

まず、「模倣」という言葉は、「猿真似」と同義なんです。いま、私の手元になる辞書から、その意味を引用してみましょう。「模倣」とは何か?<今までにあることや既に出来上がっているものをそのまま踏襲し、創意工夫を示さないこと。似せること>とあります。「創意工夫」をしないこと、これが「模倣」、つまり「猿真似」ですね。単なるコピーであり、敷き写しです。もし、あなたの日本人論の先生が、公然と「模倣」という言葉を常用しておられるとしたら、われわれ日本人にとって、大変な心外ということになりますね。

われわれは、少なくとも、まさに上記の意味の「模倣」などしたことはない。「創造」をしてきたのです。この点をまず、ご理解いただきたいと思います。

あなたもご存知の通り、われわれ日本人のご先祖は、歴史的に多くの西洋文化をとりいれて、それを日本文化と巧みに融合させながら、「自国の文化」として創造し、発展させてきました。この事例は枚挙に暇がないし、これからいろいろな方が答えてくれると思います。

あなたは、「模倣」という言葉から解放されて、「創造」という視点で、日本の歴史を、さらに自国の歴史をもう一度見直してみてください。そうすれば、有色人種がどうとか、他の国は真似ばかりとか、そういう非生産的な議論はできなくなります。歴史や文化は多様な中で、交流しながら発展してきたのです。交流の中で、それぞれの国は、「独自の発展」をしてきました。それは、他国の文化や歴史に対する「寛容」さなしにはあり得なかったはずです。

投稿日時 - 2003-05-11 06:02:16

お礼

的確かつ建設的なご意見感謝いたします。

ちなみに私が触れた教科書(比較政治学)にはこのようにあります。
"Japan's genius was to absorb Western technology and imitate Western institutions while keeping the essence of its own culture intact."
(日本の特筆すべきは、西洋の技術を吸収、制度を模倣(imitate)し、かつ固有の文化の基盤を変えなかったことだ)。

けっして否定的な文章ではなく、むしろ単純に考えればこれは日本に対する賛辞でしょう。

だが、何ゆえ日本だけが模倣で西洋は模倣でないのか。中世世界最大最強の国シナから欧州は航海術など多大な模倣と盗用をしたにも拘らず全くそうした記述がない。教授も全く触れない。

私はさも単純な人間でないがために、素直にこの記述を受け入れられないのです。それ故反論の手段をここに求めているわけです。


さらなるご回答、補足お待ちしています。
有難うございます。

投稿日時 - 2003-05-11 10:57:12

ANo.2

 お聞きになりたい事と趣旨が違うかもしれませんのでその場合は聞き流してください。

 高校の時分に教師から聞いた話ですが真珠湾攻撃の際に米国人は本当は日本の暗号を解読出来ていたそうなんです。しかし「あんなチビばかりいる国が攻撃にこれるはずがない」とタカをくくってご存知の結果になったそうです。
 
 もともとが有色人種に対する偏見の言葉ではないかと思われます。「有色人種のような者に発明ができるわけがない、白色人種の作ったものをまねているだけだ」と。

 一度教授に「フロッピーディスクを作ったのは日本人だ」とでも言ってあげて下さい。(^^;

投稿日時 - 2003-05-11 05:37:07

お礼

>趣旨が違うかもしれませんので

一向に構いません。私の質問にお気を払っていただき、ありがとうございます。

真珠湾に関してはFDR(フランクリン・ルーズベルト)の陰謀に関する書籍はアメリカでも販売されており、多くの社会科学系の教授はその説を知っています(信じている人そうでない人、それぞれですが。)ただかなり知れ渡っているストーリーです。

フロッピーディスク、これはドクター中松が発明したと日本では宣伝されていますが、実際にはアメリカIBMであったと思います。確か中松氏はフロッピーディスクのある一部の構造的な面で貢献したのではなかったでしょうか。記憶が曖昧ですが。

ありがとうございます。

投稿日時 - 2003-05-11 10:18:31

ANo.1

白人は異常に他人種を低く見たがる傾向があり、本当に白人だけが神に選ばれた人種だと信じている人がたくさんいます。
日本は模倣も得意ですが、オリジナルもたくさん作ってますよ。
アンテナ・ディスク・シャーペン・CDなどなど。
あと食文化のレベルが異常に高いんですよね。
「寿命が世界1ということはどういうことか」言わなくても分かりますよね。

投稿日時 - 2003-05-11 05:31:41

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。

私はアメリカに留学しており、保守の勢力の強い地域に住んでいます。

ただ、白人だけが神に選ばれた人種と思っているかどうかはわかりませんが黒人やアジア人に対する態度は、白人に対してのそれとは異なるケースを多々見てきました。

本題に戻りますと、日本のオリジナルは特筆すべきものも多いですね。
食文化については「模倣」とはかかわってこないのですが、アメリカに住んでいて思うのは、なぜアメリカ人はこれほどまでに変化のない、シンプルな食事で飽きが来ないのか、ということです。毎日ピザやハンバーガーやホットドッグで、よくもそんなにおいしそうに食べられるなとつくづく思わされます。日本人として繊細な味付けの、素材の味を生かした日本食を食べることのできる我々はとても幸せですね。マクドナルドなどファストフードが日本を席巻していますが、今後日本人が食事の大切さ、日本食の世界的なレベルの高さに気づくごとにこうした企業は力を失っていくのでしょうか。これについては、アメリカ人は食事に気を使わないのでなく、腹が一杯になればなんでもいいという発想があるのでしょうが。

ありがとうございます。

投稿日時 - 2003-05-11 10:08:30

あなたにオススメの質問