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解決済みの質問

癌は遺伝しますか?

私の祖父は、胃癌の終末期です。また、祖母は、結腸癌のステージ3で転移はなしで2人とも手術を受けました。
また、親戚のおじさんとおばさんも2人とも癌でした。また、従姉のおじさん、おばさんも癌でした。
癌家系でしょうか?
また、私は、現在高校3年ですが癌は遺伝する可能性はありますか?
私は、身長が166cmで体重が48kgです。痩せすぎですか?
また、しょっぱいもの・甘いものが好きです。野菜はあまり食べません。

投稿日時 - 2008-12-05 23:45:24

QNo.4533089

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

質問にある通り、あなたがまだ若いとすると、目前の癌の可能性におびえているのではなく本当に将来どうなるか知りたいだけであると考えて、真実と、その周辺について書いてみたいと思います。

癌が遺伝するかどうかというのはとても難しい質問です。遺伝する部分もあるし、遺伝しない部分も大きいです。遺伝する部分が小さいと言うのは少しちがうと思います。しかし大きいわけでもありません。

遺伝するのはDNA情報(ヒトゲノム)の一カ所が原因ではないことは少なくともわかっています(一カ所が原因で起こるようなLi Fraummeni症候群などの病気もありますがとてもまれです)。10個からもしかすると100個以上の領域が、癌と関係するかもしれません。ここはまだわかっていないのです。これまでに、結腸癌になりやすい遺伝的な特徴の一番強いものが8番染色体にありそうだとか、胃癌になりやすい遺伝的な特徴がPSCAという遺伝子にあるとか、わかってきています。でもほかの領域も関係しています。いちおうここではたとえば、肺がんになりやすい遺伝的領域が10カ所あるとしましょう。人によって、「肺がんになりやすい(専門用語を使えば)対立遺伝子」を10カ所中1個ももっていない人もいれば、10箇所中10個が肺がんになりやすいものである人もいます。しかし10カ所中1個も肺がんになりやすい対立遺伝子をもっていなくても、一日100本のタバコを40年間吸い続けたら肺がんになるかもしれません。いっぽうすべてが肺がんになりやすい対立遺伝子でも、たばこをすわなければならないかもしれません。このように癌になりやすさはお互いの関係で決まります。しかも多数の遺伝領域が関連するので、本当は遺伝性はあるのに遺伝性はなさそうに見かけ上思えます。しかし遺伝性はあるのです。癌になりやすい人、なりにくい人は確実にいます。現在はまだその見分けがつけられないだけなのです。しかし見分けがつかない程度の弱い違いであるというのも確かです。ただ、癌になりやすい人には特に気をつけてもらう生活習慣というのがあるでしょう、将来は癌になりやすい人が特に飲めば癌になりにくくなる薬も開発されるかもしれません。しかし現段階ではまだありません。

この分野、まれな家族性の癌ではなく、だれもがわずらう可能性がある癌についてのだれでももっているような一人一人の遺伝的な違いの影響というのは現在進行形で世界的に研究が進んでいるところです。「特定の遺伝子の欠損」とまではいかないのですが、多くの人がそれなりの頻度で持っている個人個人のDNAの違い、SNP(スニップ)だとかCNVだとか言うものがこの癌が遺伝するかどうかに関係している可能性が高いです。高校生なのですね。現在の研究レベルでは、あなたの「癌が遺伝する可能性」を正確にお答えすることはできないのです。しかし今、少しずつわかってきています。将来はあなたのような質問があったとき、ただちにあなたに必要な生活面での注意点をお答えできるようになるかもしれません。そのようになるかどうかは現在のわたしたちの研究次第であり、そしてあなたのような高校生ももし興味をお持ちならぜひたくさん調べて、勉強して、研究をしてみませんか。

投稿日時 - 2008-12-06 02:46:23

ANo.2

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回答(2)

ANo.1

 がん(悪性腫瘍)は、遺伝子に何らかの因子によってキズが入ることにより生じると考えられています。遺伝子は、生体にとって必要なタンパク質の設計図なのですが、このキズにより、設計図が乱れ、異常なタンパク質が作られ、細胞が、がん化します。このキズは、生まれ持っていたというよりは、個々人の生活の中でできていくものです。
 ただ、特定の遺伝子の欠損・変異が受け継がれ、それによりがんが多発する家系があることが知られているのも事実です。そういった場合は若いころからがんになったり、家族内で同じ種類のがんにかかるといったことが多いようです。
 しかし、多くの場合、がんの発生は親から子へと遺伝するというよりは、その個々人の生活環境・習慣によるもののほうが圧倒的に多いと考えられます。
 たとえば、胃がんには塩分の多い食物を多く食べる地域に多いことが知られています。最近では、減塩キャンペーンが成果を結び、胃がんによる死者数は減ってきています。また、かつて日本人に少なく欧米人に多かった大腸がんが、日本でも増加していることは、食生活の欧米化との関連が考えられます。
 がんは、早期に見つかれば、治る病気ですので、検診などで早期に見つかるようにしたいものですね。
 参考になれば幸いです。

投稿日時 - 2008-12-06 00:39:35

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