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解決済みの質問

ポートレートを撮る際のレンズについて

現在デジタル一眼レフで、キットのズームレンズ(18-70mm)と50mmF1.4の単焦点レンズを使っているのですが、50mmだと狭い場所では被写体から十分に離れられずアップしか撮れない事もあるので、ズームレンズを主に使用しております。

しかし、キットのレンズは質が悪いと聞いたり、背景にボケが感じられる写真が少ない事もあり、キットレンズではなく単品のズームレンズを買った方がいいのかと悩んでおります。

また、ポートレートでは85mmが定番と聞きますが、理由がなかなか理解出来ず、ズームレンズでも85mm以上にすべきか、そもそもズームレンズでの85mmと単焦点での85mmに写りの違いがあるのかもわからず…
ポートレートには同じmm数のレンズでも単焦点の方が背景にボケが出て良いのでしょうか?
または望遠でしょうか?

知識が乏しくお恥ずかしい限りですが、皆様のお知恵を拝借致したく、宜しくお願い致します。

投稿日時 - 2008-11-15 10:16:24

QNo.4479882

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質問者が選んだベストアンサー

ポートレートと背景のボケは関係ないです。
初心者の場合、「ポートレート=背景をボカすもの」と考えがちですが、これは単に表現手段の一つに過ぎません。しっかり背景まで準備できない場合にボカして処理したり、背景の強さに負けないように被写体を浮き立たせるためにボカすわけです。

ポートレートの定番が85mmと言われる理由は、顔中心に上半身を画面いっぱいにフレーミングしても、パース(遠近感)が付かない自然な画角だからです。
広角なほど、同じ範囲をフレーミングすると歪みます。近くにあるものはより大きく強調され、遠くにあるものほど小さく写ります。また、画面周辺に行けばいくほど歪みが顕著になります。人の視界や景色というのは平面ではありませんから、どこかを歪ませなければ狭い範囲の写真に無理やり収めるしかないからです。85mmより広角で顔中心のポートレートなどを撮影すると、たとえば鼻が大きくなりますね。あるいは斜めのポートレートでしたら、手前の目は大きくなり、奥の目は小さくなります。また、上から撮れば頭が大きく口は小さく顎は細くなり、体の小さい頭でっかちになり、その逆に下から取れば頭が小さく腹がデカく強調されます。

本来ポートレート(肖像)というのは人(特に顔)が主役ですから、ふつうに顔をいっぱいにフレーミングするにはなるべく歪まないほうがいいですよね?そういうわけで、85mm付近の画角が一番ポートレートが撮りやすい、という事になります。標準的なマクロレンズも、歪みを排して利用されるのが普通ですから、80~90mmが定番ですね。ポートレートはマクロレンズでも良いわけです。

85mmよりも望遠でもいいのですが、そうすると画角が狭すぎて今度は被写体から離れなければなりません。いつも顔のドアップしか撮れなくなります。また、望遠は望遠で、あまりにもパースが付かず表現力に乏しくもなりますね。フレーミングの自由度もなくなり、ワンパターンになります。いろんな動きやフレーミングで人物を撮りたい場合、むしろ85mmでも使いにくいぐらいです。85mmだって、ある程度離れて撮影する前提ですから、ベストと言える状況は限られますね。
たとえば、一般には卒業アルバムの顔写真みたいな構図ばかりでなく、いろいろな場所で、いろいろなポーズやフレーミングで人物を撮影しますから、必ずしも85mmが良いわけではないのですよ。

それと、85mmが最適というのも35mmフィルム一眼レフの場合ですね。センサーサイズの小さいAPS-Cデジタル一眼レフの場合、ちょうど50~60mmがフィルムの85mmと同等の中望遠域となります。質問者さんは既に50mmを持っていますね。それで被写体から離れなければならないってことで不便を感じるわけですから、85mmを使えばもっと大変ですよね。
おそらく、顔のドアップよりも、少し引いたバストアップなどを撮りたいのでしょう?むしろ35mmF2ぐらいが一番自由に撮りやすいのではないかと思います。

お使いのメーカーがわかりませんが、ニコンならキットレンズでもそれほど画質が悪いってことは無いでしょうね。キヤノンなら良いレンズ買うに越したことなないですね。客観的に見て、安いレンズはそれ相応です。

ボケ味は、単焦点のほうが有利ですね。特に標準域以下のレンズでボケを演出したい場合は、ズームでは難しいでしょう。
単焦点はズームと違って、別に高級レンズでなくてもF2.8より明るいものがほとんどですし、ボケ味も自然なものが多いです。広角側はボケにくいですが、それでもたとえば35mmだのでもF2程度で撮ればなかなか自然に背景処理することができます。
高級ズームならキレイなボケを演出しますが、安いレンズではボケが固かったり煩かったりします。ズームレンズなら200mm程度まであるような長めの望遠のほうが背景処理には有利ですね。安いズームでも、被写体と背景から離れた位置に立たせればまあまあ柔らかくボカすことはできます。

フィルムの場合は50mmが標準でしたが、APS-Cの画角では35mmが標準です。単焦点を買うならまずソレを試してみましょう。
ズームを買い足したいということなら、高級純正は値が張るので、シグマやタムロンのF2.8通しの明るいズームを試してみましょう。
どちらにしても、今よりも撮影の幅は広がると思います。

投稿日時 - 2008-11-15 12:13:28

補足

丁寧で分かり易い回答、ありがとうございます!
とても参考になりました!

被写体の全身も撮りたいとなると、広角レンズになるのですね。
広角でもズームよりはやはり単焦点の方がボケが良いのでしょうか?
APS-Cではなくフルサイズだと35mmも広角になると思ったのですが、フルサイズでもF2で撮って自然なボケができるのでしょうか?(><)

疑問ばかりですみません…

投稿日時 - 2008-11-15 13:21:40

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回答(7)

ANo.7

>被写体の全身も撮りたいとなると、広角レンズになるのですね。

必ずしもそうとは限りませんね。歪みの少ない標準~望遠を使うのが基本です。全身を撮りたいなら離れて撮ります。あえて人物で広角を使う意図は2つ。

1.狭い場所なので離れることができない場合。或いは人物だけでなく広く撮りたい時。
2.パースを付けてダイナミックに撮りたい場合。例えばローアングルで全身を撮影すれば遠近感がついて顔が小さく撮れますよね。

焦点距離が短いレンズでは背景は標準~望遠ほどボケませんから、しっかり背景も考えて撮影することになります。また、遠近感がつくのでそれも考慮した絵作りをします。

もっとも、広角と言ってもどこまでが標準でどこからが広角っていう基準は曖昧ですけどね。APS-Cでは28mmや35mm程度なら広角とまでは行かず、標準域と言えるかもしれません。日常のスナップやポートレートで意識しなければならないほど歪みません。フルサイズでも35mmぐらいなら標準と呼んで良いと思います。

>広角でもズームよりはやはり単焦点の方がボケが良いのでしょうか?

単焦点のほうが明るいレンズが多いですから、ボケは稼げますね。ズームではいくら明るくてもF2.8止まりですが、単焦点ならF1.4やF2が普通ですから。ただしズームにしろ単焦点にしろ広角になっていけばそりゃボケませんよ。もともとボケを狙って使うものではないです。

>APS-Cではなくフルサイズだと35mmも広角になると思ったのですが、フルサイズでもF2で撮って自然なボケができるのでしょうか?(><)

フルサイズでもAPS-Cでも、同じレンズで同じ絞り値で、被写体からの距離も同じなら、ボケの大きさは完全に同じ。広角のほうがボケない、というのは、同じカメラでレンズを使い分けた場合の話です。どれで使ったとしても35mmは35mmだし、24mmは24mmです。単にAPS-Cはセンサーが狭いわけですから、フルサイズは広く写るし、APS-Cは狭く写るというだけ。この狭さという点を踏まえて、実用上の結論を言えば、フルサイズのほうがボケます。

1.APS-Cよりも広く写るので、同じ写真を撮るなら近づいて撮ることになる。被写体に近づけばピンが合う奥行きの範囲は狭くなる。つまり背景はおおきくボケる。
2.或いは同じ距離から撮る場合、フルサイズではやや望遠を使う事になる。例えばAPS-Cで35mmのレンズを使う場面で、フルサイズでは50mmのレンズで同じ範囲が撮れる。35mmより50mmのほうがピンが合う範囲が狭いわけだから、フルサイズのほうがボケる。

でも、何事も相対的なものですから、口で言っても理解するのは難しいと思います。今はそんなことを比べてもどうしようもないはずです。一般の人が買えるレンズで、一番ボケるのは質問者さんが今持ってい50mmF1.4です。それより被写界深度の浅い焦点距離のレンズはありません。

しかしそれでは望遠すぎて後ろに下がれないのでしょう。それならば次に候補に挙がるのは35mmF2でしょ?それより広角過ぎたら被写界深度も深くなってほとんどボケなくなる。後ろにスペースが無いし、でも背景もボカしたいし、ということでちょうどバランスが取れているのは、APS-Cでは35mmF2です。

35mmF2以外で次に候補に挙がるのは、今持ってるのよりも明るい、F2.8通しのズーム。今のキットレンズよりはボケるでしょう。35mmF2ほどきれいなボケは期待できないでしょうけど、1本で広角から中望遠までカバーできるメリットがあります。

投稿日時 - 2008-11-15 22:16:18

お礼

疑問に答えて下さり、ありがとうございます。
分かり易く、とても勉強になりました!
教えて頂いた事を参考に色々考えたいと思います。

投稿日時 - 2008-11-18 09:01:59

ANo.5

50mmが人間が見た感覚に近いと言うことですが
人間の感覚はズーム的である程度広角や望遠になります
広い場居で全体を見渡すときは見える範囲が広くなります、そこで知り合いの人を探す場合望遠的に見て一人一人の顔をアップで見ているようになります
 それが大体35mmから85mmになり、知り合いの顔をじっとみるのが85mmに近いので自然に写ります、それより望遠になると現実とはなれた感覚になります、300mmで顔アップを撮ると現実に目でみるとは違うのでインパクトはありますが、写真にするには難しい面もあります
 
 ただしこれは35mmフイルムカメラの場合です、デジタルカメラになるとフィルムカメラとは一致しない面があるので理解しましょう

投稿日時 - 2008-11-15 11:37:45

お礼

とても分かり易い回答、ありがとうございます!
35mmフィルムカメラの場合、と言いますと、APS-Cサイズではなくフルサイズの場合、という事で良いんでしょうか?

投稿日時 - 2008-11-15 13:04:52

ANo.4

NO1さんの仰っている事はわかりますが「基本」ということですよ。
写真はどんな分野でもそうですが「自分の意図するところ」を実現した作品作りをするため、レンズを換えてみたり、構図を変えたりするものです。

ちょっと話がそれますが、聞いてください。
風景写真家の「竹内敏信」さんは、まだ大きな判のフイルムを使うカメラ(中判とか大判とかいうタイプ)が当たり前だった頃、35ミリフイルム(あの普通のヤツですね)を風景写真の分野に積極的に導入してきた先駆者の一人です。
その意味するところは「大きなカメラに足りない機動性」や「超望遠レンズなどのラインナップが豊富」である35ミリの特徴を生かした作品作りがしたかったからです。
フイルムの性能が飛躍的に上がり、なおかつ印刷所での「読み取り性能」が上がってきたのも理由の一つです。

なにせ時代は「デジタル」なんですから、既成概念に縛られない作品作りをしていったほうが良いと思うのですが。
背景のボケだって「ソフト処理」が可能な時代ですからね。
私はどちらかというと、ですが
「カメラにお金をかけないで、パソコンとソフトにお金をかける」
ほうが良いと思っているんですよ。
グラフィックボードを高性能なタイプに追加したり、性能が良いソフトを導入したり、ディスプレイのガンマセットが出来るハードとソフトを使ったり、プリンタをA3タイプにしたりしたほうが、面白くて個性的な写真が出来る気がします。
もちろんグラフィックソフトの導入は当たり前ですが。

投稿日時 - 2008-11-15 11:10:55

お礼

とても勉強になるお話をして頂き、ありがとうございます。
ソフトの利用も考えたいと思いました。
ありがとうございました!

投稿日時 - 2008-11-15 12:59:58

ANo.3

ポートレートでの定番は背景をしっかりボかして、
人物をくっきり浮かび上がらせる絵ですね。

85mmが定番なのはバストアップでの構図で
被写体とカメラマンの距離感にあります。

カメラマンは会話しながらポーズや表情をモデルさんに作って貰うので
大声を出さずに、細かい指示が出せる距離感が85mmレンズだと言う事です。

デジタル1眼レフの普及機タイプですと焦点距離が1.4倍になりますので
50mmレンズくらいが85mmと同じような絵になるんじゃないでしょうか。

事前に打ち合わせが済んでいて、モデルとの信頼関係が出来上がっているのなら
300mmF2.8くらいの超望遠レンズで撮るのも面白いですよ!


単焦点でもズームでもいいんですが、高級レンズだと全然写りが違いますよ。
当然撮る方も気合が気合が入りますし(笑)

投稿日時 - 2008-11-15 11:03:34

お礼

回答ありがとうございます。
85mmはそういう理由だったのですね!
勉強になりました!

投稿日時 - 2008-11-15 12:56:03

ANo.2

>ポートレートでは85mmが定番と聞きますが、理由がなかなか理解出来ず、
これは35mmのフィルム撮影 或いはフィルムと同じサイズのCCDを使用したカメラの場合です。
以下は、その場合の話です。
一般的に50mmを標準レンズと呼んでいます。50mmで撮影すると
人間の視覚に非常に近いため違和感のない写真に出来上がります。
広角レンズで近くへ寄って撮影すると遠近感が強調されて写ります。
望遠レンズではその逆です。
ポートレート撮影で女性をやわらかく表現したい、背景をぼかしてモデルを浮き出させた場合など望遠系にレンズで絞りを開けて撮影する手法があります。
お持ちのカメラで、室内に奥行きのあるテーブルに花や果物、陶器などをセットして
広角で近くから撮影する、少し離れて望遠にして同じ大きさになるようにして撮影、順に望遠まで繰り返して撮影してみてください。
(常に被写体が同じ大きさになるように離れたり寄ったりします)
出来上がった写真のテーブルの奥行き感や背景の大きさ、ボケ具合に違いがわかります。
遠近描写の違いを撮影に応用します。

投稿日時 - 2008-11-15 10:59:31

お礼

回答ありがとうございます。
勉強になりました。

投稿日時 - 2008-11-15 12:53:54

ANo.1

本当に雑誌に載っているようなポートレートを撮影するのであれば
被写体から離れられないなどといってはいけません。離れてください。
大体ポートレートなどというものは、人物のバックなどボケボケで
雰囲気が出ればよいというものですので、昔の85mmならF2.0より
明るいレンズを開放近くで使ったものです。
デジカメは機種によって画像画面サイズが異なります。
例えばEOSでは最高級EOS1DSMK3では35ミリフィルムと同じですので
85mmは85mmです。一方KissX2では22×15mmぐらいのサイズですから
50mmレンズでも75mm程度と同じになります。
再度書きますが、正統派のポートレートは、人物だけが浮き上がり
バックは美しくぼかすものです。このためには35mm換算で50~100
の明るい単焦点レンズで、開放近くで撮影してください。
距離が取れないので、ズームの広角側で撮影するなどもってのほかです。

投稿日時 - 2008-11-15 10:31:30

お礼

回答ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。

投稿日時 - 2008-11-15 12:52:05

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