中世ヨーロッパの大学 パリ大学などの当時
中世(15~17C頃)の大学に関して、
主にパリ大学などの当時の状態について調べています。
・当時の大学の雰囲気
・校舎
・授業風景
・学生・教師の服装
・寮に関すること
・生徒・教師の身分に関すること
など、詳しく調べたいと思います。
ご存知の資料文献などがございましたら、是非、著作タイトルをお教えいただけないでしょうか。
また、映画などの映像媒体で当時についてヴィジュアル的に知ることができるものがございましたら、そちらもあわせて教えて頂けると幸いです。
投稿日時 - 2008-07-07 01:15:44
ヨーロッパ中世というのは、普通、5世紀の西ローマ帝国の滅亡から15世紀のビザンチン帝国滅亡、或いはイタリアルネサンス期前後、辺りまでを言うはずで、15世紀から17世紀は歴史区分で言うと「近世」に入るのではないでしょうか?
それで、ご質問が「15世紀から17世紀(近世)のパリ大学」の様子を知りたいのか、それとも中世のパリ大学(12世紀に起源があり、13世紀に正式に大学となった)について調べたいのかで、読む参考資料が随分違うと思います。
13世紀(1200年代)のパリ大学はトマス・アキナスが在籍していた国際的名門校ですし、当時はヨーロッパ全土で20校程度(北西ヨーロッパに限れば5校)しか「大学」がない時代ですから、15世紀のパリ大学とは相対的な重要度(この頃、ヨーロッパ全土で大学数はおよそ80)が違うのだろうと思います。
中世の大学一般について、私が読んだ中で「これは良い本だ」と思ったのは、そのものズバリの題名ですが
「中世の大学」
ジャック・ヴェルジェ (著), 大高 順雄 (翻訳)
みすず書房
です。amazonだと、まだ買えるようですね。
それから、日本の出版社だと、白水社という会社が中世ヨーロッパ関係の良書を出していると思います。ただし、私は素人ですから、その程度の文献紹介だと思ってください。
投稿日時 - 2008-07-07 20:01:04
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