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フランス語で歌う時のRの発音

フランス語初心者です。フランス語のRは喉の奥を震わせて発音し、巻き舌はダメと教わりました。しかし、最近見たエディット・ピアフの映画で、歌の中ではかなりしっかり、ほとんどドイツ語のように巻き舌で歌っているのを聞きました。フランス語でも歌の中では巻き舌を使っても良いのでしょうか?

投稿日時 - 2007-10-20 00:49:18

QNo.3444512

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

akosaan さん はじめまして

お聞きになりましたか 彼女の歌を
Non, rien de rien, je ne regrette rien
この詠唱で、フランス語に魅了された方は
多いのではないかと思っております

さて、本題です

フランス語のrには、三つの音があります

● Le r standard, consonne fricative uvulaire

一般的に今日主流を占めている標準と言われ
多くの日本人学習者を悩ませているrです
コレは、摩擦音です 発生する場所から
le r dorsal (舌背r音)とも呼ばれたりします

● Le r roule (le r apical 舌端r音とも)

所謂、巻き舌ですね これは、舌先をビブラートです
コレが、十三世紀頃に、他の音の出し方と違うことからと
推測されていますが、次第に廃れてしまいます
でも、用意された演説とか詩の朗詠、正統な歌では
まだまだ生き残っております

● Le r grasseye (trille uvulaire)

最後に有名な彼女独特のrです これは、luette(喉彦、懸壅垂)を
震わせるのです 従いまして、舌の先端を震わせる
trille apico-alvoolaire と確り弁別されております

音から入るフランス語 いいですね
音を語感の中心と感じられれば、五感の
ど真ん中の、心に響きます。。。

投稿日時 - 2007-10-20 17:30:13

お礼

ありがとうございます。

大変丁寧で、かつ詳しく、また分かり易いご説明で、得心できました。自分には巻き舌に聞こえた音は、実は違ったんですね。思ったよりもずっと奥の深いことだったんだな、と驚いています。

初心者とは言いながら、既に仏語を現況し始めて数年ですが、そのような話は初めてです。日本の語学教育が画一的なのか、マニュアル志向なのか、またはまだそのようなことを勉強するレベルでないのかよく分かりませんが、でも、そうした事を早い段階で知ることで、興味を持って勉強できるのではないかと思いました。

大変参考になりました。

投稿日時 - 2007-10-24 22:58:04

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回答(3)

ANo.2

はじめまして。

ご質問1:
<最近見たエディット・ピアフの映画で、歌の中ではかなりしっかり、ほとんどドイツ語のように巻き舌で歌っているのを聞きました。>

昔の正統なシャンソンの流れを汲む歌手は、巻き舌歌唱法をとっているようです。

正統なシャンソン歌手は、伝統的な歌唱法を訓練し、その流れを汲んだ独自の歌唱法をオリジナルなものとして生み出していきます。

エディット・ピアフ然り、アダモの歌唱法、ミレイユ・マチュ-の歌唱法、それぞれ独特で誰も真似のできないものです。

そして、ご質問にある「R」の発音も、歌手によってその表現の仕方が異なります。


ご質問2:
<フランス語でも歌の中では巻き舌を使っても良いのでしょうか?>

いいです。昔のシャンソン歌手のみならず、現代のフランス人のオペラ歌手でも巻き舌歌唱は頻繁に聞かれます。

巻き舌の女王といえるのが、ミレイユ・マチュ-です。彼女の歌唱法は独特で、舌先を何回まわしてるの?と思われるほど、見事な舌技を見せてくれます。彼女の歌うフランス「マルセイエーズ」は、巻き舌を効果的に使って、力強い革命の歌に仕上がります。

近年では巻き舌より、のどの奥を震わせる歌唱法が主流ですが、それでも歌手により「R」の発音の仕方は異なるように感じます。「R」の発音の仕方は、歌手が独自の歌唱法を生み出すひとつの要となっているようです。


ご参考までに。

投稿日時 - 2007-10-20 15:55:43

お礼

ありがとうございます。

やはりRの発音は一筋縄ではいかないのですね。ご回答の内容からすると、Rの発音は必ず巻き舌をする、或いは常に喉の奥を振るわせる、というものではなく、特に歌の場合は、それぞれの歌手の表現のスタイルとして、歌手の個性として選択されて現れる、ということですね。それは、言葉の勉強の範囲を超えて、芸術表現の分野ですね。奥が深いものと実感しました。

参考になりました。

投稿日時 - 2007-10-20 16:49:25

ANo.1

その映画は見ていませんが、それは「巻き舌の音」ではなく「懸壅垂(のどひこ・のどちんこ)を震わせる音」の可能性があります。

エディット・ピアフはよく知らないのですが、少し前のシャンソン歌手はRを「のどひこを震わせて」発音していました。ただし、現在主流とされるRは「のどの奥でかすれる」ような「ハ行」に近いような音ですが、その「のどひこを震わせる」Rは「ルルルル~」という感じの巻き舌に音色の似ている音です。
数十年前まではフランス語やドイツ語のRは(実際に聞くネイティヴの発音は今のようなかすれた音が多かったのですが)「のどひこを震わせるR」がよいと教えられました。これは発音にかなり苦労しました。

また、「舞台発音」というものがあり、ドイツ語では今でもクラシックの曲などはRを巻き舌で発音します。フランス語にも同じような習慣があり、かなり古くは巻き舌のRが正式とされたようなことを読んだことがあります。

投稿日時 - 2007-10-20 01:46:53

お礼

ありがとうございます。

私には巻き舌に聞こえましたが、のどひこの音だったのかもしれません。だとすると、かなり激しく喉を振動させなければ、あれだけの音は出せないですね。英語でも難しかったですが、やはりRの音は簡単にはいきませんね。

参考になりました。

投稿日時 - 2007-10-20 16:40:38

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