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[ぬ]の見分けかた

こんばんは.
お世話になっております。

Q1,打ち消しの助動詞の「ぬ」と完了の助動詞の「ぬ」の見分け方を教えてください.

Q2、「焼く」などの活用形は
カ行四段活用とカ行下二段活用の2つがありますがこの違いはなんなのでしょうか。そして、見分け方はどうしたらいいですか

よろしくお願い致します。

投稿日時 - 2007-07-18 21:13:08

QNo.3179432

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質問者が選んだベストアンサー

Q1について

1 活用表から判断
「ず」の活用表
ず ・ ず ・ ず ・ ぬ ・ ね ・ ○
ざら・ざり・ ○ ・ざる・ざれ・ざれ
「ぬ」の活用表
な ・ に ・ ぬ ・ぬる・ぬれ・ ね

活用表からわかることは、
A「ぬ」は
 打消の助動詞「ず」の連体形なのか
 完了の助動詞「ぬ」の終止形なのか
を区別することが重要ということ
B「ね」は
 打消の助動詞「ず」の已然形なのか
 完了の助動詞「ぬ」の命令形なのか
を区別することが重要ということ
この2点です。
(奈良時代の例外がありますが、無視してかまいません)
さて、これらを区別する方法ですが、

2 接続から区別する
 「ぬ/ね」の前に来ている単語が動詞であるとして
 2-a「行か・ぬ」のようにア段音で終わっていれば、未然形接続なので、「ぬ」は打消「ず」連体形と判断できます。
 
 直前がイ段音の場合は、ふたとおり考えられます。
 2-b「行き・ぬ/ね」のように、直前が四段動詞(またはラ変・ナ変動詞)と判断できる場合は、連用形接続なので、完了「ぬ」終止形です。
 2-c「過ぎ・ぬ/ね」のように、直前が上二段動詞(または上一段動詞)の場合は、未然形/連用形が同形なので、「ぬ・ね」の後がどのように続いているか判断する必要があります。(3で述べます)

 2-d「越えぬ」のように、直前がエ段音の場合、2-cと同じく未然形/連用形が同形なので、「ぬ・ね」の後の続きかたを見て判断します。

3 連接(後の続き方)から判断する
 3-a「ぬ」の後が名詞・断定の助動詞「なり」(~である)・係助詞「か」の文末用法などなら「ぬ」は連体形ですから、打消「ず」の連体形と判断できます。

 3-b「ぬ」の後が「べし・まじ・らむ・らし・めり・なり(伝聞・推定=~という・~ようだ)」なら
「ぬ」は終止形ですから、助動詞「ぬ」の終止形で、文法的意味は「強意(確述)」です。口語訳は「きっと~(だろう/ないだろう/……)」となります。

 3-c「ぬ」の後が「。」や引用を表す「と/など」となっていて文末の形なら、係り結びの法則に注意しましょう。
 「ぞ・なむ・や・か」の結びになっていれば、打消「ず」の連体形。
 それ以外なら、完了「ぬ」終止形。

 3-d「ね」の後が「ば・ど・ども」なら、「ね」は已然形ですから、打消「ず」已然形。

 3-e「ね」の後が、「。」や引用を表す「と/など」となっていて文末の形なら、係り結びの法則に注意しましょう。
 「こそ」の結びになっていれば、打消「ず」の已然形。
 それ以外なら、完了「ぬ」の命令形(~てしまえ)。

4 発展
 上記以外にナ変動詞「死ぬ・往ぬ」の連体形/已然形活用語尾などと答えさせるような試験問題もあり得ますので注意してください。

Q2
 まず、質問の「活用形」は正しくは「活用の種類」です。
 「未然形・連用形・……」を意味するのが「活用形」です。注意してください。
 さて、違いは#1さんが解説されているとおりです。見分け方としては、意味に十分注意してください。
 「~が~を~する」という他動詞なのか、「~を」があり得ない「~が~する」の自動詞なのか、意味をよく考えて活用させてみましょう。( )内は現代語ですが、見分け方としてある程度役に立ちます。
 「~を焼く」なら「焼か・(ない)/焼き・(ます)/焼く/焼く・(時)/焼け・ば/焼け」=他動詞
 「~が焼く」なら「焼け・(ない)/焼け・(ます)/焼く(焼ける)/焼くる(焼ける)・(時)/焼くれ(焼けれ)・(ば)/焼けよ(焼けろ)」=自動詞

投稿日時 - 2007-07-19 02:14:16

お礼

ありがとうございました
何回も読みたいと思いますありがとうございます

投稿日時 - 2007-07-19 21:08:26

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回答(2)

ANo.1

>Q1,打ち消しの助動詞の「ぬ」と完了の助動詞の「ぬ」の見分け方を教えてください.
1)「ぬ」には、完了・確述・並列の助動詞「ぬ」の終止形(以下A)と、打ち消しの助動詞「ず」の連体形(以下B)があります。
2)まず、連用形に接続しているものはA、未然形に接続しているものはBです。「来ぬ」のように、未然形か連体形か見分けが付かない場合は次のようにします。
3)上記1)ということから、
「ぬ」で文が切れている(直後に句点がある)場合や、後に終止形接続の付属語(「べし」「らむ」など)がある場合は終止形なのでA、後に体言や体言相当の付属語がある場合は連体形なのでB、ということができます。付属語の接続は大変ややこしいのですが、覚えるしかありません。ある程度まで覚えれば、傾向が見えてきます。入門期は辛いかもしれませんが、そこを耐えてがんばってください。

Q2、「焼く」などの活用形は
カ行四段活用とカ行下二段活用の2つがありますがこの違いはなんなのでしょうか。そして、見分け方はどうしたらいいですか

カ行に限らず、四段と下二に活用する動詞はけっこうあります。「焼く」の場合は四段が他動詞で、下二が自動詞です。一方「立つ」のように四段が自動詞で、下二他動詞です。古文(特に文語文法)を学ぶ場合に口語を持ち出すのはある意味タブーなのですが、場合によっては理解の助けになります。「焼く」「立つ」の場合は、五段の「焼く」「立つ」と、下一「焼ける」「立てる」との違いに対応するということができます。見分け方は、終止形以外は活用形が異なるので、それを覚えよとしかいえません。終止形の場合は、文脈から見分けるしかありませんが、目的語に相当する語があるなど意味的に「~を…」と訳せる場合は他動詞で、「~が…」に訳せる場合は自動詞ということになります。ただ、終止形はあまり見ないのでそれほど心配しなくてもいいでしょう。
例 我が身の胸を【焼く】かな…四段他動詞(口語の「焼く」)
例 家が【焼く】。…下二自動詞(口語の「焼ける」)
例 月、年などがたつ。…四段自動詞(口語の「立つ」)
例 平らかに願立つ。…下二他動詞(口語の「立てる」)

投稿日時 - 2007-07-18 22:10:46

お礼

ありがとうございました!とてもわかりやすかったです

投稿日時 - 2007-07-19 21:07:59

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