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解決済みの質問

どうして虫歯を「C1」のうちに直してくれないのでしょうか?(長文です)

アメリカへしばらくの間、移住することになった為、日本にいる間に虫歯の治療を済ませてしまおうと思い、(アメリカは歯の治療費がすごく高いと聞いたため)そのように行きつけの歯医者さんに相談して治療して頂きました。そして「全て直したから、アメリカへ行ってもいいよ」と、GOサインが出たため、出発したのですが、アメリカについてすぐに、治療の済んだはずの歯がまた痛み出したため、仕方なく歯医者へ行ったところ、その歯はうんでいました。そして歯医者さんが言うには、これだけ虫歯が進行してるということは、かなり前から虫歯になってたはずだけど...。といわれ、他の歯も見て頂いたのですが、虫歯になってないのは4本だけで、あとの歯は軽い症状のものも重い症状のものもあるけど、虫歯になってる、と言われました。そしてその先生には日本人の患者さんもいて、「日本の人に多いのだけど、なぜか神経を抜くときにすごく中途半端に抜いてて、しっかり抜いてないため、あなたのように炎症を起こす患者さんが多い。と言われました。日本で治療を受けたときは、「虫歯があるかチェックしてほしい、とお願いしても、「痛くなったら来てください」と言われたりして、なかなか納得の行く歯医者さんにであえなかったのですが、アメリカの私の行った歯医者ではインフォームドコンセントもしっかりしてて、十分納得がいくまで話をして下さいました。日本ではいつもよく分からないまま何年も通いまた同じ歯が痛み出し...という繰り返しだったのが今思うと不思議で仕方ないのです。なぜ、日本では中途半端に治療を終わらせる歯科医が多いのでしょうか?私が運が悪かったのでしょうか?虫歯がC1のうちに直してくれないのはどうしてでしょうか?

投稿日時 - 2006-05-17 15:11:45

QNo.2156910

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様々な話題が混在しているので、3つに整理して答えます。
 根治した歯が海外に行って急変すると言う事はよくある話です。自覚しなくても環境の変化や体力の低下で急激に悪化してしまうのです。このことは逆に日本に来る外国人でも起こります。しかし、それ以外上記の条件外でC1が短期間で膿を持つまで悪化する事は通常では考えられません。
 歯磨きをしなければ3ヶ月で治療前の状態に戻ってしまうと言われていますが、普通に食後の歯磨きをしていれば、5~6ヶ月は維持されるでしょう。それでも米国の予防意識と日本では医者も患者さんも雲泥の差があります。従って、米国の予防意識を常識として病気の経緯を考えるのと日本とではかなりの差があります。

 虫歯の要治療と不要の判断は医者の考え方で非常に差がありますから、Aの歯医者で不要と判断してもBでは要治療と判断される事は普通です。また、患者さんの口腔ケア意識によって、同じ医師でも要治療と不要の判断を変える事もあります。
 C1~C2の初期レベルの虫歯を治療せず、要観察歯として管理下に置く(CO)のは日本特有のものではなく、むしろ海外から日本に波及してきた考え方です。虫歯治療ではどうしても健康な歯の組織まで削る事が多くあり、治療する事によって虫歯を広げる危険性が高いのではないかということから、ブラッシングによる清掃が十分に確保できれば、治療しないで管理していこうと言う考え方です。ただ歯医者の中には「初期虫歯は削らない」という誤った考え方をしている者も少なくない事は確かです。COはあくまでブラッシング可能な場所だけに限定されますし、あえて治療法を挙げるなら「ブラッシング指導と定期検査」です。従ってブラッシング指導を徹底的に行い、定期検査が出来ないのであれば、それはCOではなく、要治療歯です。

 日本では法律で「患者が治療を申し出ない限り治療してはいけない」とされています。つまり医者が病気を見つけても、患者さんが申し出ない限りは治療を開始できないのです。過去ではその場で病気を指摘して、了解を得て治療を開始するといった事も行われていました。しかし、治療後の痛みなどによる裁判ではほとんどが医者が敗訴しています。そこで、次第に指摘した後、日を置いて患者さん側から治療の意志を示さない限り治療をしない方向に進む歯医者が増え、それでも敗訴するので、痛まない限り治療しない歯医者が増えてしまった経緯があります。

 この4月からは、歯医者にかかると口の中の状態と治療内容や指導内容を書面で患者さんに渡さなければならない仕組みに変わりました。なので歯医者の説明不足はそのまま文書として残っていまうので、少しは変わるのかもしれません。もっともかかりつけ制を導入しても、マトモに文書を発行していたのが8%しかいなかった事から、あまりあてにはなりませんが。今回の改訂では、患者さん毎の文書と明記されているので、パンフレットや決まり文句の写しは違反になります。

 日本の歯科医療は臨床家でもない役人によって細かなところまで決められています。歯医者が治療をしないのではなく、治療したくても出来ないのが現状です。実際に支払い基金から何度となく「これ以上治療を続けるなら、保険費用は支給しません」と言われた事があります。
 そして、日本の保険制度では治療に伴う費用すら満足に出ていません。だから多くの歯医者が自費を強く勧めて穴埋めしようとしているのです。以前、日本に研修に来た外国の歯医者から「こんな費用では治療に入る事すら出来ない」と言われた事があります。
 日本でマトモな保険医療を受けようとするなら、家内工業的で従業員も最新設備もなく、自宅で、説明を含めて30分程度の時間をかけてくれる歯医者にかかるしかないでしょう。

投稿日時 - 2006-05-18 02:13:06

お礼

そうだったんですか!!目からウロコです!!行きつけの歯医者さんはとても感じの良い方でしたし、他にも親切な歯医者さんはおりましたので、「どうして?!なんで?!」という疑問ばかりでした。歯医者さんの腕や人柄だけじゃなく、なにか裏にあるはずだとずっと思っていたのですが、法律や保険制度が、歯科医さんをがんじがらめの状態にしていたのですね。だからアメリカの歯医者はべらぼうに高くて、しかも予約が一ヵ月後にしか取れないけどそのかわり、納得のいく説明をしてくれるところが、日本とはずいぶん違うのだと言う事ですね。詳しく教えていただいて本当に助かりました。ありがとうございました!!

投稿日時 - 2006-05-18 13:16:16

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回答(3)

ANo.2

日本で保険治療で、インフォームドコンセントをしっかりして、なおかつ根管治療もしっかりすると、生活が厳しくなるんじゃない。
それに根治がしょぼくても、訴える人は少ないってもの、そういった処置が増えてる理由かも。アメリカはとにくく訴訟が多いそうですから。
ちなみにC1(本当に診断が間違ってなければね)程度では処置をせず経過を観察するのが、よいとされていますけどね。資質の削除量とう蝕の進行性を考えると。

投稿日時 - 2006-05-17 23:26:30

お礼

やはりそうなんですか…。主人も金銭面の問題ではないか?と言っていたのですが、具体的に教えて頂いたお陰でとても良く分かりました。確かにアメリカは訴訟がすごく多くて、トラブルを防ぐためにもインフォームドコンセントはとっても大切なようです。C1のうちは様子見の方が良いんですね。大変参考になりました。ありがとうございました!

投稿日時 - 2006-05-18 12:56:02

ANo.1

アメリカで治療した人を診た事がありますが 神経の治療は日本で言うと生活歯髄切断法(生えてすぐの歯にする神経の治療)に似た独特の治療がすべての神経の治療された歯にしてあり 前歯こそ白い歯が入っていましたが奥歯はCKもFCKもなくすべてなぜかアマルガムが充填してありました
日本だったらこんな治療絶対にしないはずなのにアメリカはいい加減な治療するなあと思いました

結局日本でもアメリカでも良い歯医者もいれば悪い歯医者もいるのでしょうね

投稿日時 - 2006-05-17 19:48:13

お礼

そうですか…。ちょっと専門用語などの意味がよく分かりませんが、私のような素人に説明しようと思うと、文章ではちょっと難しいのでしょうね。
日本にもちゃんと初期の虫歯のうちに治療してくれる歯医者さんがたくさんいるということですね。なかなか良い歯医者さんを見つけるのは難しいです。有難うございました!

投稿日時 - 2006-05-17 20:37:49

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