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解決済みの質問

アザデガン油田開発

米国とイランの核問題の対立の影響が日本にもとうとう到達してきました。外交上深刻な問題になると思います。

<米、日本に凍結要請 イラン核阻止へ障害>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000000-san-int

<アザデガン油田>
http://kaznak.web.infoseek.co.jp/oil/iran.htm

唯一の被爆国としてイランに核開発を止めさせるよう訴えるのは当然ですが、日本はイランに多大な石油を依存し、しかもイランとは伝統的に友好国です。いくら同盟関係にあるからといって、米国が止めろといって日本が自主開発油田を簡単に断念してしまえばポチ外交は治らないし、伝統的かつ貴重な日本とイランの友好的パイプを無くしてしまいかねません。

アザデガン油田は埋蔵量が多いので日本の石油供給に期することも期待できるし、石油業界では反対にその採算性の疑問の声もあるようです。しかし日本の体面というものもあります。そこで質問します。

とても難しい問題ですが、米国の言いなりにならない第三の道があるような気がします。

1)日本は米国に対していかなる対応を取るべきか?

2)日本はイランに対していかなる対応を取るべきか?

皆様の闊達なご回答をお願い申し上げます。

投稿日時 - 2006-03-25 20:55:01

QNo.2051312

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

もともとアメリカは、イランの原油は自分たちのものであると思っていますから、パーレビ体制からホメイニ体制での移行期に、いわゆる「日の丸原油」のプラントを日本が作っていたのを、イラクのフセインを使って戦争を仕掛け破壊しました。
今度のイラク戦争も、もともとアメリカは、イラクの原油は自分たちのものであると考えていたのに、他の国がプラント建設し持っていこうとしていたのが気に入らなかったのでしょう。
核兵器開発に関して言えば、インドパキスタンは核兵器開発をしている国だから基準としては、アメリカはいわゆる「ダブルスタンダード」で、イランを問題視するのはおかしいです。
日本とアラブ諸国の関係は、オイルマネーが、日本に入っていること、石油ショックもイラクのクウェート侵攻もイランとのパイプを日本が持っているためそんなに影響は受けませんでした。
つまり、アラブ諸国との関係を日本が続けることがアメリカにとって脅威になるのです。
つまり自前の資源基地を日本が持てば、後は市場をどう確保するかにかかってくるのです。
例えば中国ロシア日本アラブ諸国が手を組めば、石油精製技術がオイル市場の、命運を握り、パイプラインでつなげば、そこに巨大な産業プラントが出来上がります。
アメリカとヨーロッパ、以外の巨大な市場が出来上がるわけです。
インフラ整備などは日本が、戦前行ってきたのと、他の植民地国が行ってきたものなど、比べ物にならないぐらい日本が上です。
アメリカをけん制する意味からも、中国ロシアとの関係を強くする必要とイランの石油を確保する必要からも、この計画を強く進めるべきなのです。
もしイランの石油基地がうまくいけば、エネルギーを中国にも供給できますし、東アジアに経済圏として日本の影響下にあるものができます。
そうすれば、安全保障上の問題もクリアーできます。
アメリカにとって日本と中国が喧嘩してくれてるほうが国益につながるのです。
日本がアメリカにどういう対応をとるべきかは、簡単なことで、アメリカ軍の移転費用を拒否するか極端に少なくするかして、アメリカ軍の負担を増やすこと。
自衛隊のイラクからの撤退を早めること。
海上補給をやめること。
などありますが、今の自民党では無理でしょう。

投稿日時 - 2006-03-26 11:00:55

補足

今回の油田問題の質問におきまして3名の方に非常に参考になる意見を伺いました。いずれも貴重な観点だと思いますが、システム上2人の方しかポイントを差し上げられませんので、今回は独断で判断させて頂きます。いずれも20ポイント差し上げたいくらいなので申し訳なく思っております。本当にありがとうございました。

投稿日時 - 2006-03-26 12:21:24

お礼

>イランの原油は自分たちのものであると思っていますから、パーレビ体制からホメイニ体制での移行期に、いわゆる「日の丸原油」のプラントを日本が作っていたのを、イラクのフセインを使って戦争を仕掛け破壊しました。

その前に石油国有化を宣言したモサデック政権をCIAが転覆させた事件が有名ですね。それから時期は失念しましたが、敗戦直後に欧米がイランからの石油輸入を一斉ボイコットした時期に日本のある石油会社だけが小さな船だして買い付けに来てイラン民衆に大歓迎されたことがあります。その会社がのちの出光興産です。

>アメリカをけん制する意味からも、中国・ロシアとの関係を強くする必要とイランの石油を確保する必要からも、この計画を強く進めるべきなのです。

中国と接近する話をすると直ぐ拒否反応示す人がいますけど、自主外交を実現する観点からするとアメリカに中国カード切るくらいの力を日本が持ってもいいと思うんですよ。米国と中国を両天秤にかけてやるんです。一種のビスマルク外交ですね。

大体冷戦終結のキッカケを作った米中和解はニクソンでコテコテの保守派です。でも反共政治家でもこれくらい柔軟で大胆な外交を展開できる。当時の日本政府はニクソン訪中を唖然としてみていたようです。

概ね日露戦争以後の日本人は外交と言うものが分かっていません。伊藤がロシアと戦う時にどのように終わらせるか策をめぐらし、米国に働きかけるなど幕末・明治初期の政治家の苦労を全く忘れてしまってるんですよ。あの頃はホントに自分で外交やらなければ国が滅ぼされていたんですからね。

>今の自民党では無理でしょう。

仰るとおりブッシュのポチ、小泉自民党には無理のようです。ご回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2006-03-26 12:21:06

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回答(3)

ANo.2

私は保守派ですが、米不信派ですのでやや意見に偏りがあるかもしれませんが。

以前、イラク戦争で体面より国益が大事だといったのなら、今回もそれに乗っ取って国益を優先させるべきだと思います。
ですが、未だに国益が親米ポチだと掲げている以上、一筋縄ではいかと存じます。

個人的に今まで経済・軍事・政治において米に頼りっきりだったツケが、とうとう回ってきたように思えます。

1)と2)両方で答えさせて頂きます。
個人的にはアメリカの意見を尊重しつつ、こっそりとイランを支援するような、巧みで強かな外交が要求されるかと思いますが、今の日本にはそこまでの政治手腕も度胸もないのが現実だと認識しております。

どちらかと言えば、石油と米国との板ばさみで困っているようですが、逆に両者の仲介を務める事ができれば、イラク戦争で失った中東の信頼を取り戻すだけでなく、国際社会全体の信頼を得るチャンスだと認識しております。

一番辞めてもらいたいのは、国益になると言い張ってただの米国追従路線をとるという事だけは、やってもらいたくなく思います。
以前のイラク戦争では、平和と戦争の破棄を掲げる日本がアメリカを支持した事で、中立的立場の流れが変わったと聞きます。
二度とあんな愚行はして欲しくないものです。

核開発の平和利用おいて日本は進んでるわけですから、仮にも平和と戦争の破棄を掲げているのなら、国内の石油事情も含めて、全力で戦争回避の為に積極的に関って行くべきだと思います。

ですが今の外務省や、政府高官らに期待するのは無駄と思えてしまうのは何故でしょうか…。

米国がインドの核開発、しかもIAEAにすら加盟しておらず、核兵器開発に必要な高純度のウラン濃縮技術を提供しておきながら、IAEAに加盟して低純度の平和利用しか掲げていないイランに圧力をかけるのは、彼らからすれば不当であり、到底受け入れられないと思います。

ですが、まだ日本が間に入る事で、なんとか改善する余地はあると思います。
今、日本はこれからの国際情勢で生き残る為の、最も大切な岐路に立たされていると思います。

投稿日時 - 2006-03-26 10:32:26

お礼

>個人的に今まで経済・軍事・政治において米に頼りっきりだったツケが、とうとう回ってきたように思えます。

はっきりいってそうですねえ。

>どちらかと言えば、石油と米国との板ばさみで困っているようですが、逆に両者の仲介を務める事ができれば、イラク戦争で失った中東の信頼を取り戻すだけでなく、国際社会全体の信頼を得るチャンスだと認識しております。

それをやらないから日本はポチ外交と言われるんです。カンボジア和平では日本が主導的役割を果たし内戦を終結させて高い評価を受けております。

日本だってやれば出来るんですよ。

>今、日本はこれからの国際情勢で生き残る為の、最も大切な岐路に立たされていると思います。

同感です。いつもご回答ありがとうございました。

投稿日時 - 2006-03-26 12:07:36

ANo.1

私は親米の立場をとりますが、

1)まず、イランの核武装を嫌っているアメリカだけではありません、もちろんイスラエルもそうですが。
ヨーロッパもロシアも危機感は変わりません。
少なくとも最も影響力のある日本がそれなりの外交をすることが出来るのか問われていると思います。
日本は核を持っていないのですから主張に説得力があります。
今回尽力したドイツを見てもそう思いますが。
イランでの石油利権のためにイランの核を認め、中東やヨーロッパで惨事が起きれば(というよりそれはイラクで具現化していますが)その汚名は後世まで残ります。
この構図はダルフールに似ています。

とりあえず、30億ドルの金の計算は置いといて核を何とかするべきです。
そうでなくては、エネルギーも安定しないでしょう。

2)イランには毅然とした対応をとるべきです、そうでなくては北朝鮮に毅然とした態度をとることが出来なくなり、国際間の枠組みにも参加できなくなります。近くの核は認めず、遠くの核は認めるというのでは批判のそしりは免れません。
この場合ヨーロッパ、アメリカが噛んでいることが大きなネックとなります。日本は南アフリカで前科がありますね。

インドは今回アメリカの後ろ盾を得ることによって国際間での信用を得ました。
イランではロシアがその位置に立とうとしていましたが、私は失敗したと見ています。この時点である程度先は見えたのではないでしょうか?

投稿日時 - 2006-03-26 03:12:19

お礼

ご回答ありがとうございます。もちろんイランの核開発には毅然とした態度を取るべきだと思います。しかし米国から圧力がかかったから油田開発を止めるという構図が従来の<対米従属>パターンで気に入らないのです。

日本政府はイランとの独自のパイプがあるのだから、もうちょっと早くこの油田の問題に気付いて、これをカードにして中東における独自外交を展開する道もあったのではないかと考えています。

>少なくとも最も影響力のある日本がそれなりの外交をすることが出来るのか問われていると思います。日本は核を持っていないのですから主張に説得力があります。

まさに仰るとおりです。

>この時点である程度先は見えたのではないでしょうか?

そうかも知れません。でもアフマディネジャド大統領はご承知の通り正気ではないのでまだ不確定要素は残っていると私は考えます。

投稿日時 - 2006-03-26 07:47:53

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