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解決済みの質問

as the United States into Iraq

次の英文は先日のある新聞のopinion記事”China: how threatening, and to whom?”の一節です。(http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?eo20050730tp.htmにある記事の第11段落です。)
私にわからないのはダッシュ(――)で囲まれた部分as the United States into Iraqです。
For its part, Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion -- as the United States into Iraq -- because it views Taiwan as a historic part of China and thus not as foreign territory. Even so, any significant military action across the strait would work dramatically against the mainland's carefully cultivated image as a power on a "peaceful rise," and, of course, gravely complicate if not poison relations with the West, especially the U.S.
文脈から大胆に(?)推測すると
as the United States would not regard military action into Iraq as an invasion
といったところかな、と思うんですが…。

質問をまとめます。
(1)私の推測は正しいでしょうか?もし正しくないとすると、どう考えればいいのでしょうか?
(2)もし正しいとするなら、
(2-1)このasは接続詞? 
(2-2)こんなに思い切りよく省略できるものでしょうか?これが同等比較構文(…as~as…)の2つ目のasの後の現象なら私にもわかるのですけど。

投稿日時 - 2005-08-01 21:58:29

QNo.1553348

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

(1)(2-1) については kochory さんのおっしゃるとおりだと思います。

(2-2) についてですが,このような省略を「空所化(Gapping)」と言います。空所化された部分が復元できるよう,非常にパラレルな構造でのみ可能になります。非常に制限が厳しいので,通常は and か or でしか使われませんが,「~と同様に」という as なので,パラレルな構造を考えやすく,省略ができたのでしょう。

ただし,この構文は個人差や方言差が激しく,だれでもどんな形でもパラレルなら OK というものではありません。そこがちょっと面倒なところです。

以下,and の例を挙げます。( )で挟まれた部分が,省略できます。

Max is believed to to hate to seem helpless and Henry (is believed to to hate to seem) hopeless.
マックスは頼りなさそうに,ヘンリーは見込みなさそうに見えるのを嫌がると思われている。

Dick begged Diana to join the party and Fred (begged) Ann (to join the party).
ディックはダイアナに,フレッドはアンに,パーティに出てくれと頼んだ。

John persuaded Dr. Thomas to examine Mary and Bill (persuaded) Dr. Jones (to examine Mary).
ジョンがトーマス先生を,ビルがジョーンズ先生を,メアリーの診察をしてくれるよう説得した。

もっとも分からないところもたくさんあります。
たとえば,普通 but はダメです。

×Sandy ate the bagels but Sue the cream cheese.
サンディはベーグルを食べたが,スーはクリームチーズだった。

次の例もなぜダメなのか,よく分かりません。

×Max is memorizing the play in the beddroom and Harvey in the basement.
マックスは寝室で,ハービーは地下室でせりふを暗記している。

投稿日時 - 2005-08-02 11:08:56

お礼

ご回答ありがとうございます。きわめて説得力あるご説明だと思い、早速Gappingを調べてみました。

一つだけ、それでも疑問なのは、andなどの等位接続詞ならわかるんですが、従属接続詞as(ただし、件のasが接続詞ならばの話ですが)もgappingが可能という記述は私の身近の資料には見られないことです。例えば、荒木一雄編『英語正誤辞典』(1986、研究社出版、p.653)は「副詞節(句)では…許されない」としています。

ただ、同書には「thanで導かれた節では可」として次の例文:

Bill ate more peaches than Harry ate grapes.
⇒Bill ate more peaches than Harry grapes.

を挙げています。

ということは、
(1)このthanがいわゆる比較構文をつくる従属接続詞ですので、同様に主節と「非常にパラレルな構造」を維持するという点では、「~と同様」という意味の従属接続詞asも同じことが言えるように考えていいのでしょうか?
(2)もし、Nsuikaさんがasの例文をお持ちでしたら是非ご紹介ください。

投稿日時 - 2005-08-02 20:11:05

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回答(18)

ANo.18

回答ではないんですがこの場をかりて
Nsuika様
> 一応ジーニアスを典拠...
有難うございます
今度本屋さんに行ったら調べてみます

白熱していた議論がすっかりおちついてしまいましたね(笑)
考えてみるとダッシュでかこまれているのもあやしいですよね。
ダッシュだと全然前後と関係のない文法のものでも挿入できるじゃないですか。
では静かに他の意見がでてこないか待っています

投稿日時 - 2005-08-11 09:02:54

補足

皆さんご回答ありがとうございました。

この間、いろいろこの同じ質問を知り合いのnativeや知り合いにも相談してみましたが、結局100%の決め手がないままで結論が得られませんでした。

皆様のご協力に感謝しつつこの質問を閉じます。

投稿日時 - 2005-10-02 12:43:21

ANo.17

お久しぶりです。
最近暑くてここのホットな議論に加わる気力が萎えておりました。(微力ながら私も盛り上げた一員ですが)
新しい話題はないのですが,一応復帰します。

>No.14 fry3000 さま
invasion into…が文法的ではないとは聞いたことがありません。もしよかったらそう書いてある文献を教えて頂けますか?

一応ジーニアスを典拠にしましたが,アメリカ人にもちょっと聞いたところ,私の尋ね方も誘導尋問っぽくて反省していますが,invasion of Iraq の方がいいとのことでした。invasion into Iraq がなぜ悪いかと聞かれてもネイティブとしても困るでしょうから,つっこみませんでしたが。


>No.16 Riverview さま
not の後に because や like や比較の as ~ as が来ると曖昧になりますよね。

She didn't come home because it was raining.
「彼女が帰ってきたのは雨が降っていたからではない(ほかに理由があった)」
「雨が降っていたので彼女は家に帰らなかった」

I'm not tall like you.
「君と同じで私も背が高くない」
「君は背が高いが, 私はそのようには高くない」

He is not as tall as his brother.
「彼は兄より背が低い」
「彼は兄と同じ背丈ではない」

会話なら強勢やイントネーションで区別をつけられるのですが,書き言葉ではそれができないため,慎重な言い回しが求められます。

もともとのご質問の文に対して悪文ではないか,と述べたのもそういう意味です。わたしも最初に見たときにはRiverview さんや fry3000 さんと同意見でしたから。

ただ,Beijing-Taiwan と The United States-Iraq の関係を並行的にしようとすれば,fwkk8769 さんのおっしゃるとおりになるだろう,ということです。文法的な説明は正直に言って,後付けです。

投稿日時 - 2005-08-09 10:50:10

ANo.16

皆さんのご意見もこの記事の全文も読み直し、さらに考えてみました。
最初のこの質問を読んだとき、as以下を「中国政府がみなす」と理解し、その後、blue watermelonさんの回答を見て、「ああ、同じ理解だ」と納得しました。しかし、その後fwkk8769さんのご意見に賛同する回答が増え、議論が盛り上がりました。

それでは、最初に読んだとき、何故、「中国政府が米国のイラク軍事行動を侵略とみなすのと違い」と理解したかですが、それは、For its partの存在でした。「中国政府にしてみれば、台湾に対して軍事行動を起こしても侵略とみなさないだろう」と「何故なら中国は台湾が歴史的に見て中国の一部で、外国領とは考えていないからである」という文章の間に唐突にダッシュを使ってas the United States into Iraqが挿入されています。こうした場合、自然と思えるのは、主語と動詞の省略という考えでした。

asの使用例ですが、まず、fwkk8769さんの例
He didn’t report the matter to the police as you’d predicted.
ご指摘の通り、「予想と異なり」とも「予想どおり(通報ではなかった)」
しかし、こういう例があります。
Internet shopping did not take off as it was initially expected.
Realities of the European Online Market
(Page 2の書き出し)
URL: http://tinyurl.com/9hj4y
[Y]ou won't need any form of security as in the case of a Secured Personal Loan[.]
(Criteria for your loan の書き出し)
URL: http://tinyurl.com/7klu4
例1では「期待に反して」とも「期待したほどには」とも取れますが、文脈からは「期待に反して」です。
例2は「as以下とは違って」の意味がはっきり出ています。ただし、イギリスのある会社のWebページという点が珠に瑕です。
You won’t need any form of security as (you will need some form of security) in the case of a Secured Personal Loan.

もちろん、Nsuikaさんのご指摘の文法的な弱さは残ります。両用の解釈が可能な場合であれば、文法的に正しい方を取るべきだと思います。しかし、「はじめに言葉ありき」であり、文法は言葉に体系を与えるもので常に例外があり、破格の問題もあります。したがって、文法的には問題があっても、解釈上はそちらが正しい場合は文意を優先すべきだと思っています。
For its part(中国政府としては)ということで、ここの段落は中国政府の立場に立っての記述で、ダッシュに囲まれた挿入文とはいえ、米国政府を主語とみなすには抵抗があります。

投稿日時 - 2005-08-09 10:18:12

ANo.15

fwkk8769様
どうもご返答ありがとうございます。
(B)に関しては私の間違いです、すみません。下のうち(2)にあたります。
Main Entry: 1as
Pronunciation: &z, (")az
Function: adverb
Etymology: Middle English, from Old English eallswA likewise, just as --
more at ALSO
1 : to the same degree or amount <as deaf as a post> <twice as long>
2 : for instance <various trees, as oak or pine>
3 : when considered in a specified form or relation -- usually used before
a preposition or a participle <my opinion as distinguished from his>

(A)に関してはおっしゃているambiguousの意味がわかりました、どうもありがとうございます。
ただ、
>すでにfry3000さんを含めて5人の「自信あり」とお答えの方々の間で3つの解釈が出てくると
>いうことはそういうことになるのかもしれませんね。
とおっしゃって頂けましたがどちらかというと私の場合as the United States would not regard military action into Iraq as an invasion と言う意味ではないだろう、という事に関してはある程度「自信あり」としたんですが筆者がこのasを文法的にどう使用しているつもりだったのか、という部分に関してはよくわかりません。(その点、fwkk8769様の質問には答えていないので自信なし」にすべきなのかもしれませんが。)
その後色々調べてみて、実は自分が前に書いた答えと少し考えが違ってきたんですが、やはりthe US would not regard...は消去できるだろうな、という以外には結論はだせませんでした。
私がもう一つ可能性として考えていたのは、as...as構造に似た構造についてです。
I would never love anyone as much as you.という文章はambiguousで、
I would never love anyone as much as (I love) you.
I would never love anyone as much as you (love anyone).
という二つの意味がありえるわけですが、
似たようにregard as を否定文 as 肯定文という形でつかってみると
The US wouldn’t regard Japan as a threat as it would China.
The US wouldn’t regard Japan as a threat as China would.
という例文をつくったとします。
だからといって
The US wouldn’t regard Japan as a threat as China.
というambiguous な文が文法的にありえるのかといえばありえないんですが、でもI would never love...にあるように括弧にある肯定文がimplyされている筈の文が存在するということは、ひょっとしてNo. 9の方がおっしゃっているように
as (Beijing would regard military action by) the United States into Iraq (as aninvasion)、もしくは
as (the United States) would regard military action into Iraq as an invasion
も(文法的に正しいかは別として)implyされうるのでは、と考えてしまいました。
と、いうわけで
gappingを使ってよんだ場合
as Beijing would not regard military action by the United States into Iraq as an invasion,
as the US would not regard military action into Iraq as an invasion
と逆の意味の文章が2つもできてしまいました。
まあ実際として、I would never love anyone as much as you.のような文章には最近の傾向としてちゃんと...I would love you.か...you would. などと、きちんとambiguousでないように動詞が入っていますし、ましてやこの記事はプロのコラムニストに書かれているのでそんな初歩的な間違いはしないと思うのですが。

どうも、きちんとした結論がなくてすみませんが、思ったことをそのまま書いてみました。
まあ一つの意見として考えて頂ければと思います。

投稿日時 - 2005-08-09 10:17:18

ANo.14

申し訳ありませんんが、再度 as ではなくinvasionについての話です。

まずは、ホワイトハウスとアメリカ国防総省が、invasion of Iraqを使っている用例を集めてみました。
ブッシュ大統領
Spring of 2003 I ordered the invasion of Iraq. Senator Kerry said it was the right decision. Now he says it's the wrong war.
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2004/10/20041011-13.html
Cheney副大統領
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2004/03/20040302-9.html
Ari Fleischer (当時ホワイトハウス報道官)
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2001/09/20010917-8.html
ウルフォウィッツ国防副長官
http://www.defenselink.mil/speeches/2004/sp20040810-depsecdef0661.html

これだと、アメリカはイラク戦争をinvasionと認めていない、というのは少し無理があります。
アメリカ政府がイラクに入る事をinvasionだと認めていても筆者がアメリカ政府が日本語の意味のような「侵略」だと認めていないと考えている可能性もないわけではないですがこの人が書いた記事をいくつか読んでみたところとくにイラク戦争に反対しているわけでも賛成しているわけでもないようです。

英語のinvasionと日本語の「侵略」は違います。
「侵略」
ある国が他国の主権・領土・政治的独立を侵すために武力を行使すること。
「―者」「他国の領土を―する」
http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?qt=%BF%AF%CE%AC&sm=1&pg=result_k.html&col=KO&sv=DC
とありますが、
とinvasion
Main Entry: in·vade
Pronunciation: in-'vAd
Function: transitive verb
Inflected Form(s): in·vad·ed; in·vad·ing
Etymology: Middle English, from Latin invadere, from in- + vadere to go -- more at WADE
1 : to enter for conquest or plunder
2 : to encroach upon : INFRINGE
3 a : to spread over or into as if invading : PERMEATE <doubts invade his mind> b : to affect injuriously and progressively <gangrene invades healthy tissue>
synonym see TRESPASS
- in·vad·er noun
には日本語にある「ある国が他国の主権・領土・政治的独立を侵すために」という意味は含まれていません。ただ他国に入り何者かを征服するだけです。
また、invasionすることと、liberateすることは相容れないものではありません。
The medal was commissioned by the French government to honor American veterans who took part in the D-Day invasion and subsequent battles to liberate Europe.
http://www.defense.gov/news/Jun2004/n06042004_2004060412.html

あと、
> invasion of Iraq → 約 1,500,000 件
> invasion into Iraq → 約 3,820 件

> 文法的ではなくても使われる,という例でしょうね。私も日本語で文法的でない文を使ってし
>まうことは日に何度もありますし。ま,作文では使わないようにしましょう。

とのご指摘を頂きましたが、用例が少ないからといって文法的ではないということではありません。前に書いたとおり、両方とも使われていますがニュアンスが少し違います。もちろん例えば日本語で言えば「こだわり」という言葉のように、間違った用法が市民権を得てしまって正解になってしまう場合もありますが、invasion into…が文法的ではないとは聞いたことがありません。もしよかったらそう書いてある文献を教えて頂けますか?

用例が少ないといえばmilitary action into Iraqの方が51件と少ないです。しかもpushing military action into Iraq とかcontinuing military action into Iraqなどと前にある動詞の関係でinto と使われている例が多いようです。でもだからといって間違っているわけではないんですが。

さて、ようやくasの話ですが私はsuch as の略ではないかと思っています。
そうなるとNsuika様のいうとおり、所有格の問題が残りますが、それは間違いなんだろうと思います。
ちなみに、これはちゃんとofを使って所有がしめされている例です。
A good relationship, as of a business enterprise with its customers or a nation with other nations.
http://www.realcomm.com/basicprofile.asp?ProfileTemplateTxt=GlossaryTerm&TemplateTxt=Glossary&IDName=GlossaryID&RecordID=264
もっと似たような例としては
Fistfights should be saved for rivalries such as the Yankees vs. the Red Sox. (Just kidding!)
http://www.lifelikepundits.com/archives/000924.php
でしょうか。

でもやっぱり原文が間違えているろうと思います。
ところで逆質問になってしまいますがfwkk8769 様が「あながち悪文とも言えない」という話のなかでambiguousな例をあげていますがambiguousなことこそ悪文なのではないのでしょうか?

As の話からそれてしまって申し訳ありません。

投稿日時 - 2005-08-04 12:30:10

お礼

熱心な議論に敬意を表します。

私に関わる部分(A)と他に1点(B)だけ。

(A)
「ambiguousなことこそ悪文なのではないのでしょうか?」
⇒ 私はご回答#10への「お礼」のところで「文脈次第と理解していいのではないでしょうか。」と書きました。言いたかったことは、否定か肯定かという意味解釈に大きくかかわる部分が、純粋に文法的見地からはambiguousであっても、解釈が文脈によって明確になるならば必ずしも「悪文」とは言えない、というのがこの部分の私の主旨です。ただし、あくまでこれはNsuikaさんの空所化(gapping)説を仮定した場合内の話です。この説に立ったとき、as節内が否定であることは「文脈によって明確」であると考えます。

ただ、この文はアメリカ人のこの分野の専門家によるopinion(もしくはanalysis)文ですが、もし仮に、この分野に通じた英語に相当堪能な方々がこの文を見たときに意味が取れないようでは「悪文」ということになるのでしょうね。すでにfry3000さんを含めて5人の「自信あり」とお答えの方々の間で3つの解釈が出てくるということはそういうことになるのかもしれませんね。

(B)
Fry3000さんのご回答#6の最後
「この場合、as はこの辞書での接続詞4にあたると思います。
http://www.m-w.com/cgi-bin/dictionary
のURLが現れませんので、何か他の手段でこのasの用法を指摘していただけませんか?

投稿日時 - 2005-08-04 14:12:38

こんにちは。
Nsuikaさん、いつも詳しい解説をありがとうございます。
そしてディスカッションに参加して下さるみなさんも。ご意見をとても興味深く読まさせていただいています。
これまでいろいろ考えてみて、私としては当初の解釈から、Nsuikaさんや他の方の解釈に少しづつ考えが移りつつあります。

私がNo1に書いたような解釈をしたのは、問題の一文全体の意味的なつながりを考慮してのことでした。
最初文章の初めの部分(Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion -- as the United States into Iraq --)を読んだ段階では、
Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion as the United States (would not regard military action) into Iraq (as an invasion)
と考えるのが普通かな、と思ったのですが、その後、
because it views Taiwan as a historic part of China and thus not as foreign terrtory.
と続きますよね。つまり「中国は台湾を自国の領土と見なしているから軍事行為も侵略とはみなさない」というわけですが、アメリカにとってのイラクは自国の領土ではありません。というわけで、中国側が武力行使を肯定するやり方はアメリカの例には当てはまりません。同じ一文の中に、全く異なる(そしてお互いに相容れない)理由によって軍事介入を肯定(少なくともそれを侵略とみなさない)する例を並べることが不自然に思えたのです。
あとは、fry3000さんがおっしゃっているように、アメリカのイラク侵攻は国際法の観点から見れば侵略になります。これはアメリカの言い分がどうこうではなく、一般事実として広く共有されていることだと思います。
それをふまえて、あえて、
Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion as the United States (would not regard military action) into Iraq (as an invasion)
とするのであれば、どこかでアメリカがイラクへの武力行使を侵略としていないことについての説明が必要ではないかと思ったわけです。で、一度記事全体を読んでみたのですが、アメリカのイラク侵攻について触れているのはこの部分しかなく、そういう意味でかなり唐突な印象を受けました。そんなこともあって、ここはストレートに「アメリカの武力行使は侵略である」という事実をふまえての解釈にすべきでは、と思ったわけです。

それで、私がなぜNsuikaさん側に解釈を変えつつあるかというと、文法的な困難さがやはり第一の理由ではあるのですが、もともとの記事を読んでみて、自分が見落としていた点に気づいたからです。
記事の最初の段落を読むと、
「国家というものは、こと軍事力が問題となる場合にはとたんにアルコール中毒者のようになる。飲めば飲むほど気持ちがよい、というわけだ。こうしたアルコール中毒者(=国家)の多くはより健康的な生活を送ることには興味がなく、裕福になったとしても、だからといってアルコール量を減らすことはない。ただより質の高い酒に切り替えるだけである。」
という風に、武力に魅せられた国家をアルコール中毒者という表現で批判しています。そのすぐ後の段落では、現在の中国政府の軍事政策はこうした国家に特有のアルコホリズムの顕著な例である、としています。で、あるとすれば、該当箇所において、悲観/批判を込めて「アメリカがイラクへの武力行使を侵略とはみなさないように」という挿入句を入れたとしてもおかしくない、むしろ筋が通ると思ったわけです。それでもやっぱり分かりにくいことには変わりありませんが。

文法的なこととはまた別なアプローチですが、こういう理解の仕方もありかな、ということで。
fwkk8769さんのもともとのご質問には全く関係のない内容で申し訳ないのですが。

投稿日時 - 2005-08-03 13:40:51

ANo.12

ずいぶん盛り上がってきて楽しいですね。

fwkk8769 さま
>否定文中のasで「~と同様」という用法もあながち悪文とも言えないようですよ。
ちょっと私の言葉が足りなかったようです。「悪文」と言ったのは,これだけ盛り上がるほど,構造が分かりにくいと言うことです。

fry3000 さま
>invasion にintoでも大丈夫ですよ!(ググってみて下さい)
ググって見ました。
invation of Iraq → 約 1,500,000 件
invasion into Iraq → 約 3,820 件

文法的ではなくても使われる,という例でしょうね。私も日本語で文法的でない文を使ってしまうことは日に何度もありますし。ま,作文では使わないようにしましょう。

ここだけ見れば,私の military action into Iraq と大差ないとも言えますし。against か into か,という点については,against の方が意味が広くて,大陸からミサイルを撃ち込むだけでもいいのに対して,into だったら,やっぱり軍隊が入らなければならない,ということではないでしょうか。

でも,問題は invasion into Iraq か invasion of Iraaq か,だけではありません。削除があるときには必ず復元可能だから削除されるのであり,復元の際に最も重要なのはパラレルな構造だと言うことです。

先の回答にも書いたとおり,
Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion
the United States (would not regard military action) into Iraq (as an invasion)
ほど,素直な復元はないでしょう。

>Beijing would regard military action by the United States into Iraq as invasion
のように,否定から肯定に移る場合は,

the United States would (not regard military action) into Iraq (as an invasion)

のように,「疑似空所化(pseudo-gapping)」という操作を使います。(なんだか専門用語を使って,いかにも偉そうな雰囲気で,文句を言わせまいとしているように思われるかもしれませんが,そんなことは全くないことはご理解ください。あくまで,皆さんがご自身で確認される際の便宜を図ってのことです)

You can't take the lining out of that coat. You can (take the lining out of) this one.

fry3000 さんの
>as the United States' invasion into Iraq
では,the United States の所有格が消えてしまっていますね。これは無茶でしょう。

Riverview さんの
>as (Beijing would regard military action by) the United States into Iraq (as invasion)
も,by を省略しているところは問題だと思います。普通は前置詞の省略はできないのです(例外もありますが,かなり特殊な状況です)。

×Tom listened to the radio and Jack the records.
(to the records なら OK)
×John payed attention to Tom's suggestion, and Mary Bill's suggestion.
(to Bill's suggestionなら OK)

もうずいぶん長文になってしまっていますが,and, or 以外の空所化の例を。残念ながら,as は見つかりませんでした。

Baskerville knew Franklin as well as Chaucer (knew) Cxton.
They couldn't make John eat the shrimp, let alone Lucille (eat) squid.

投稿日時 - 2005-08-03 11:17:32

ANo.11

invasion にintoでも大丈夫ですよ!(ググってみて下さい)。
意味としては例えばinvasion of Iraq というと日本語では「イラクの侵略」になりますが
invasion into は「Iraqに侵略する」(という表現は日本語で成り立たないのでしょうか?)、「Iraqに攻め入る」、といった感じです。

例として、Invasion into Iraqという表現が使われている記事のリンクを記入しておきます。


http://www.m-w.com/cgi-bin/dictionary?book=Dictionary&va=invading

参考URL:http://www.kansascity.com/mld/kansascity/news/local/12080140.htm

投稿日時 - 2005-08-02 23:20:52

ANo.10

Riverview さま

うーん,やっぱり無理だと思います。こういう場合,パラレルでないと。もとの文が

Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion

ですから,これに対応させようとすると,No.2 の windia さんの言われるとおり,

the United States would not regard military action into Iraq as an invasion

とせざるを得ないでしょう。

>Beijing would regard military action by the United States into Iraq as invasion

だと,否定文と肯定文が対応してしまうことになりますから。

まぁ,正直言って,最初にこの文を見たときには,否定文中の as ですから,「~とは違って」という意味だと私も思いました。でもうまくいかないんですよね。悪文の一種かも。

投稿日時 - 2005-08-02 17:27:19

補足

とっても興味深く皆様のご意見を読ませていただいています。この欄でまとめてで申し訳ありませんがお礼申し上げます。

私の疑問(1)に関して、
件の部分のparaphraseとしていくつかのお考えをいただきました。
(1案)as the United States would not regard military action into Iraq as an invasion(#4,5さん他)
(2案)as the United States' invasion into Iraq(#6さん)
(3案)as Beijing would regard military action by the United States into Iraq as invasion(#9さん)

もう少しこの質問は閉じないでおこうと思いますので、引き続きご意見をお寄せください。その際できましたら、asを用いた同じような例文があるとありがたいのですが。

投稿日時 - 2005-08-02 20:34:13

お礼

一貫した論理でのご説明をありがとうございます。

全体の主旨には賛成なのですが、些細なことを一つ。

後半に「否定文中の as ですから,「~とは違って」という意味だと私も思いました。でもうまくいかないんですよね。悪文の一種かも」

とありますが、否定文中のasで「~と同様」という用法もあながち悪文とも言えないようですよ。(もちろん件のような大胆[?]な省略がない場合の話ですが。)

「教えてgoo」の質問http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1178887に対する回答#4の前半部をご覧ください。

また、_The Cambridge grammar of the English language_(CUP, 2002)はp.1147で、

He didn’t report the matter to the police as you’d predicted.

を挙げて、
[It] is ambiguous: what you’d predicted may be that he would report the matter to the police or that he wouldn’t.
と記述しています。

文脈次第と理解していいのではないでしょうか。

投稿日時 - 2005-08-02 21:47:18

ANo.9

少し出遅れましたが、興味深い課題なので参加させてください。

<<こんなに思い切りよく省略できるものでしょうか?>>
まず、この疑問を氷解できる説明が必要だと思います。

<<このasは接続詞?>>
その通りだと思います。

<<もし正しくないとすると、どう考えればいいのでしょうか?>>
やはり、ここの解釈はblue watermelonさんの「アメリカがイラクに対して行ったように自国外の領土に対する武力行使」に同意です。

さて、asを接続詞とし、省略が納得できるものだとし、上の解釈が成り立つような文章構成を考える必要があります。こう考えましたが、皆さんのご意見は如何でしょうか。

as (Beijing would regard military action by) the United States into Iraq (as invasion)
(中国政府が米国のイラクへの軍事行動を侵略とみなすのと違い)

投稿日時 - 2005-08-02 14:45:52

> fry3000さん
おぉ、ようやく同じ訳の方が!と嬉しくなりました。
ご指摘についてもほぼ同意です。

ただNsuikaさんがご指摘されるように、
invationは前置詞にintoを取らないという文法的な問題を覆すだけの理由が思い当たらないので悩んでいるんですよね...こういう時文法に弱いとだめですね...
もうちょっとみなさんの意見もきいてみたい所です。

投稿日時 - 2005-08-02 13:46:42

ANo.7

fry3000 さま

おっしゃるところはよく分かりますが,やはり成り立たないと思います。

まず,
>アメリカやイギリス側のメディアでも今回の戦争(の始まり)をUS-led invasion of Iraqと呼んでいます。

とのことですが,ここで問題なのはメディアがどう考えているかではなく,政府がどう考えているか,です。ご自身もおっしゃるとおり,政府が
liberation of Iraq
と言っているのであれば,まさにアメリカ政府は侵略ではなく,解放だと考えているわけです。

次に,
>as the United States' invasion into Iraq
ではないか,とおっしゃいますが,invasion は前置詞に into をとりません。イラク侵略であれば invasion of Iraq であって,invasion into Iraq や invasion to Iraq は文法的に誤りです。

投稿日時 - 2005-08-02 13:25:05

ANo.6

Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion -- such as the invasion of the United States into Iraq --
という意味ではないでしょうか。
つまりただ単にinvasionの一例として使っているだけです。

as the United States would not regard military action into Iraq as an invasion
は飛躍しすぎではないか、と思います。

というのは、
(1)実はそういわれてみるとアメリカが公式に国家としてinvasionという表現を使っているかどうかは今まで意識して聞いていませんでしたがちょっとgoogle news で調べてみると、
まずはアメリカやイギリス側のメディアでも今回の戦争(の始まり)をUS-led invasion of Iraqと呼んでいます。

イラク戦争に対し否定的な意見な表現として使われていることもあれば
http://edition.cnn.com/2005/WORLD/africa/07/31/egypt.terrorism/
別に賛成とも反対でもなくただアメリカ軍がイラクに上陸し戦争が始めた時をさす場合もあるようです。http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-iraq31jul31,1,4241766.story?coll=la-headlines-world

今回の戦争はpublicity war のようなところもありますし、例えば反乱軍をrebelというと美化しすぎなのでinsurgent、prisoner of warだとGeneva Conventionに殉じなければいけないのでenemy combatantなど、表現が一つ一つ慎重に選ばれていますし、invasion of Iraq なんて(例えば「大東亜戦争」や「太平洋戦争」のように)公的な名称として使われることはないとおもいますが(あ、今思い出しました、多分米軍の声明文ではliberation of Iraq と呼んでいたと思います。)、普通に使う表現としては、invasionイコール日本語の「侵略」のもつ否定的なニュアンスがあるわけではなくニュートラルにもとれると思います。

世界2次大戦の時のノルマンディ上陸もinvasionと呼ぶこともあるようです。
http://search.eb.com/dday

つまり早く言えばこの文章の意味としては(1)の回答者の方と賛成で、

侵略(invasion)というのはアメリカがイラクに対して行ったように自国外の領土に対する武力行使を指すのであり、自分たちのケースには当てはまらないと中国は主張するだろう

という事だと思います。「見なさない」とはありますが何者が見なしていないのかは明らかになっていないととるのが正しいとおもいます。

(2)もう一つ
as the United States would not regard military action into Iraq as an invasion
という意味だと思わない理由は、文法的な観点からです。(といっても難しい事はわからないんですが...)

こういった省略する表現の場合大体省略されている部分は前にある部分とそっくり同じだと思います。
単純な例だと
Annie had dark hair; Sally, fair.
後半で省略されている部分はhad だけです。

Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion -- as the United States into Iraq
の例だと as the United States against Iraqにしないと、
the United States would not regard military action against (into) Iraq as an invasion と言う風にinto が邪魔になってしまいます。
もし本当にUnited States would not regard military action against Iraq as an invasion と言いたいのであれば、
Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion -- as the United States believes of the Iraq war
などと、United States のあとに動詞を入れると思います。

あと省略の仕方に関するきちんとした文献をしらべたわけではないんですが、ここまで長いフレーズを省略しているのと考えるのはちょっと無理があると思います。どちらかといえば省略されているのはinvasionの方だと思います。

Beijing would not regard military action against Taiwan as an invasion -- as the United States' invasion into Iraq
の二番目のinvasionが省略されたと考えるのが自然だと思います。
この場合、as はこの辞書での接続詞4にあたると思います。
http://www.m-w.com/cgi-bin/dictionary

投稿日時 - 2005-08-02 11:17:11

ANo.4

私なりの回答です。

(1)
まったく正しいと思います。
「アメリカがイラクへの軍事行動を侵略とみなさないように、
北京(中国政府)も台湾への軍事行動を侵略とはみなさないだろう」
と言っているのですね。
侵略とは他国の土地・財産等の略取を目的とした軍事行動です。
今回のアメリカの行動は、(建前上は)「世界の警察」としての
行動ですからアメリカはこれを侵略とは認めないでしょう。

(2-1)
従属節を導いているから接続詞です。

(2-2)
少なくとも私には省略しすぎには感じられませんでしたが…
Beijing, Taiwanに続いてthe United States, Iraqと来たので
対応する表現が省略されているのだなとすぐ理解できました。

投稿日時 - 2005-08-01 23:43:28

お礼

ご回答ありがとうございます。

(2-2)に関してなんですが、私の理解では一般に接続詞節内で省略可能なのは、主節と接続詞節内の主語が同じときにその「主語と助動詞be」ぐらいに考えていたものですから、このような英文に出会うと面食らってしまいました。

投稿日時 - 2005-08-02 00:27:33

ANo.3

え~まったく自信はないんですが…(汗)帰国子女ですが文法とかそーゆー事はわかりませんが…ごめんなさい!


「as the United States into Iraq 」の一文は、そのちょっと前の単語「an invasion 」にかかっています。

invasion=侵略(みたいな意味?)

北京が台湾に対して行ってる軍事行為は、北京側は「侵略」とは考えてはいない(アメリカがイラクに対して侵略ではない、と言ってるのと一緒)。なぜなら、台湾は中国の一部として見られ、侵略をするという認識ではない、からである。

みたいなカンジでしょうか…。

推測は正しいのでは?(汗)

投稿日時 - 2005-08-01 22:20:05

補足

ここまで早速3人の方からご回答をいただき、ありがとうございます。この欄でまとめてで申し訳ありませんがお礼申し上げます。

このas以下が前のinvasionの補足説明で、その直前のan invasionに直接かかっているのか、それとも「...であるのと同様」という具合にこの部分全体が挿入的に用いられているかの点は別にして、私の質問の(1)については「推測は(ほぼ)正しい」という理解でいいのでしょうか?

その場合には私の質問の(2-1)やもっと興味がある(2-2)についてもご教示くださいませんか。できれば例文などをどこかのサイトや辞書などからいただけると助かります。

質問の(1)に、他の角度からアドヴァイスいただける方も引き続きよろしくお願いいたします。

投稿日時 - 2005-08-01 22:45:41

ANo.2

多分正しいと思います
as the United States would not regard military action into Iraq as an invasion
上記の文章を省略されてます

品詞名について詳しくないのでなんとも言えませんが、多分、接続詞ではない気がします。関係副詞ですかね?

as S V で、「SがVする時」というように訳することができると思います
when と同じです

専門用語で説明できなくてすみません

投稿日時 - 2005-08-01 22:13:54

--内はinvasionについての補足説明ですから、
「アメリカがイラクに行ったような意味での侵略とは見なさないだろう」という感じでしょうか。asはinvasionの内容を規定する意味での限定のasととらえれば良いのかな。
噛み砕いて訳すとすれば、
中国は台湾に対する武力行使を「侵略」とは捉えないであろう。侵略というのはアメリカがイラクに対して行ったように自国外の領土に対する武力行使を指すのであり、自分たちのケースには当てはまらないと中国は主張するだろう。というのも、中国にとって台湾は歴史的に自国の一部と見られているからである。
という感じでしょうか。

投稿日時 - 2005-08-01 22:10:39