こんにちはゲストさん。会員登録(無料)して質問・回答してみよう!

解決済みの質問

引きこもり-日本だけ?

最近日本では引きこもり率が高くなっているといったような記事や、引きこもりという言葉をテレビなどでよく聴きますが、これは日本特有の現象なのでしょうか。他の国では、どんな状況か知っている方教えていただけませんか。

そして、「引きこもり」とは英語でなんと言うのでしょうか。

日本では殺人者の出現率も1.1人(人口10万人当たり、02年。2003年4月4日朝日新聞より)と最低レベルだそうですが、他国と比較して殺人の事件数の低さは、日本の社会での何らかの男性に求める男性像などに関係するのではないのかなと疑問に思っています(ジェンダーの勉強もしているので)。引きこもりもこれに関係するところがあるのか。他国と比べて殺人というところに怒りやそのほかの感情のはけ口が向かわない分、何か他の社会問題に現れてはいないか。まとまっていなくて恐縮ですが、疑問に思っています。 

よろしかったらご意見お聞かせください。
 

投稿日時 - 2005-01-04 00:03:43

QNo.1151540

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

まず、引きこもり(Social Withdrawal;引っ込み思案ともされます)という現象ついて共通のコンセンサスは研究者間でも得られていないという事実があるように思います。その上で、ある定義を要約すれば、1.六ヶ月以上引き続いて、社会や他人と関わることが出来ない。2.身体疾患・精神疾患による物ではない。(あったとしても、それだけで引きこもりを生じさせるような物ではない)3.引きこもるのに正当な理由が本人自身若しくはその周囲に存在しない。(前者の例としては、受験や執筆活動等・後者の例としては、経済的理由や介護やいじめ等)と定義されます。
引きこもりの率が上昇しているというのは、私自身感じていますが、引きこもりという現象が社会的に公にならない為に疫学的調査が殆ど進んでいないと言うことにも問題であるように思います。(引きこもりと表面化するのはごく一部)そのために、引きこもり率が上昇していると短絡的に結びつけるのにも問題がありますし、その総数も不明であるとするのが本来ですが、その数を間接的な手法から推測している場合が多いのが事実です。
さて、本題ですが外国において上記の定義に合致するような報告は殆どないと思われます。また性格傾向が直接的に関係しているものの、時代や世代によってその数が異なる等といった上記2点を考慮すると文化的・家族的・社会的な側面が大きな病理だと考えられます。しかしながら、この性格傾向をアメリカ精神医学会(APA; American Psychological Association)発行のDSM-IVの観点から見ると、引きこもりという現象の特徴は、DSM-IVにおいて定義される回避性人格障害や境界性人格障害や自己愛性人格障害の診断基準と合致するため、これらの病理が日本社会において、引きこもりという現象として表面化するのではないかと考えています。(この点で、諸外国においても同様の性格傾向を持つ人々は居ると考えられます。)しかし、このDSM-IVにおいては引きこもりという現象を中核の物として捉えておらず、上記の人格障害の例のように症候面に重きが置かれているという点でも、日本と諸外国(この場合、アメリカですが)では状況が違うと推測されます。
後者の殺人についての比較やジェンダー、またそれらと引きこもりとの関連については、専門外なので分かりかねますが、男性の方が殺人や引きこもりについて有意に高い水準であるのは統計上明らかです。
殺人や引きこもりについて、脳の機構(大脳基底核や大脳辺縁系の機能異常やそれに起因する内分泌系・自律神経系の異常。また、セロトニンの代謝異常)等からもアプローチされていますが、話が各論的になりますので割愛致します。
では。

投稿日時 - 2005-01-09 22:03:41

お礼

丁寧そして専門的なご回答本当にありがとうございました。とても参考になりました。またいろいろ調べていきたいとおもいます。なにかの行き詰まりって病名がつくと、うわ病気だとおもってしまいますね。回避性人格障害、とても大きく聞こえますが、ある程度誰にも逃げたい逃げてしまおう避けとこう、ってありますよね。私はよくあります笑。程度の差が大きな議論なんでしょうけど。ありがとうございました!

投稿日時 - 2005-01-19 18:27:28

このQ&Aは役に立ちましたか?

25人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています

回答(3)

ANo.2

そうですね。米国の場合、何か原因で精神的に参っても、引きこもるという方向よりも、ドラックに手を出したり、アル中になったり、果てにはホームレスになる方向に進むと思います。日本人みたいに家から出てこなくても親が衣食住面倒見てくれるの前として通っているので。日本人の場合、甘えれば誰かが助けてくれるという考えが強すぎる気がします。

引きこもりにあたる英語は無いんじゃないかな。

殺人率の低さと男性像はあまり関係ないと思います。それより、社会が豊か過ぎるのと、共同体で生きている意識が殺人を起こりにくくしていると思います(他国と比較してですが)。しかしその共同体で生きている分、人によっては苦しい部分も出てきて、引きこもりに現れたりするのかなぁとも思ったりもします。都会なんかでは、個として生活することが多い分、周りと繋がっているような無いような状況なので、4gatsさんの言うような「他の社会問題」として出てくるのもあるのでしょう。
長々と解りにくかったらすみません。

投稿日時 - 2005-01-04 01:04:19

補足

下のお礼が少しおかしくてすみません。殺人率の低さと男性像の関連性について聞いたのに。
日本の社会に現れる諸現象に、ある程度私の思うこの周りの目を気にする性格が関係しているのではないかということです。
殺人という形で現れない分、他の社会問題があるのではないかと書きましたが、これの一つに引きこもりがあるのではないかという疑問を基に書きました。

投稿日時 - 2005-01-10 01:37:31

お礼

新しいものが見えました、ありがとうございました。そうですね、やはり外国からひきこもりに似たようなことについて聞いたことがないので、(もしかしたら情報を得ようとしてないからかもしれませんが)やはり日本では多い、あるいはメディアが注目するように特異なのかもしれないなとも思います。
私は、日本人は他人・世間の目をとても気にする人々だと思います。私自身、電車の中でこんなことしたら恥ずかしい、変に思われるだろうなとか周りの人の目を気にして行動を変えたり思い直したりします。なんというか公の場では、男はこうでなければ・女はこうでなければといったようなある種の決まりみたいなものが、意識的にも無意識的にも私たちの中にあるような気がします。だから、なにか自分の中に(なにか女性像・男性像に関係する)周りから見えないように隠したいものがあるということが引きこもりの一原因なのではと思ったのです。うーん、まとまってないですね、すみません。

投稿日時 - 2005-01-10 01:21:59

ANo.1

英語は social withdrawal です。
統計は知りませんが、日本特有のものではありません。

投稿日時 - 2005-01-04 00:38:31

あなたにオススメの質問