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解決済みの質問

世界の多くの国軍がライフルを国産するわけ

それが可能な技術を持ってそうな国はほとんどです。
AK74、M4、HK416、SCAR、P220、M2など優れた小銃があることは知られていてもオリジナル品の導入は一部の特殊部隊に限定されていて歩兵部隊や砲兵部隊、基地の警備員などが使う銃は国産もしくはライセンス生産してる国が多いのです。小銃製造メーカーが国内にない国でもです。
これはなぜでしょうか。
小銃や機関銃は先進国にとっては買った方が国産するより安いし、仮に世界中から嫌がらせされて鉄砲づくりを妨害されたとしてもAKコピーとその弾薬ぐらい作れますよね。本体も部品も弾薬も非常時に足りなくなることはないはずです。9mm拳銃をわざわざライセンス製造する意味はありますか。
平時から陸軍部隊員全員分の、性能の劣るオリジナルアサルトライフルを国産することに日本や韓国、イスラエルなど多くの国がこだわる理由は何でしょうか。

投稿日時 - 2016-01-24 05:40:17

QNo.9116204

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

工業力がなかなかない国が、武器生産という「公共事業」で国内工業力をつけようとしたり雇用を確保しようとするってことはよくある話ですよ。
例えば昭和初期の日本がそうでした。大正時代の日本は軽工業国で、インドから生糸を買い付けて日本で加工してアメリカやイギリスに売っていました。だから第一次大戦のときはイギリスも軍需物資の生産で手一杯で軍服を作る余裕がなかったから、日本製の繊維製品が飛ぶように売れたのです。しかし第一次大戦の終結により日本のバブルは終焉。さらに世界恐慌が襲い掛かります。
アメリカはニューディール政策という公共投資によって危機を脱しますが、日本は国民所得も低かったので例えばダムを建設しようにも電気の需要がないわけです。さらに哀しいかな質が劣る日本製の繊維製品が売れないので、重工業国家へのシフトチェンジも求められました。特にソ連が五か年計画で重工業国への道をひた走っていたのは当時ソ連を仮想敵国としていた日本としては焦りがあったと思います。
そこで、重工業製品を軍が引き受けることで日本の産業構造を転換しようとしたのです。日本なりの公共投資です。軍隊を大きくすることでまず若年層の失業者対策となり、戦車や軍艦を揃えることで軍の近代化と産業の育成を奨励しました。

小銃の生産は、機械加工の基礎が詰まっている上になんだかんだいってある程度の技術がないといけません。オウム真理教がAKをコピーしようとしたことは有名ですが、形だけコピーしても強度を始めありとあらゆる技術が不足していて、「見た目だけコピーした」に過ぎなかったそうです。撃てないか、壊れるかどちらかだったんですって。
小銃はまとまった数が必要ですから軍で引き受けられますし、日本以外の国なら輸出もできます。どこの国もやっぱり国策として工業力をつけたいというのはあると思います。工業に比べると、農業の生産性というのはだいたい20~25%くらいなんです。工業国にならないと国が豊かにならないし、経済も安定しません。ロシアは現在世界第2位の石油輸出国であり、天然ガスの輸出量も世界第2位でエネルギー輸出大国となり一時期の経済危機も乗り越えプーチン閣下はブイブイいわしています。しかしご存知のようにそれしか産業がないため安定性に著しく欠けています。実は冶金技術は日本より高い分野も多いそうなんですけど。
旧東側諸国で小銃が生産されるのは、工業力を少なくとも維持するためと公共事業という側面が大きいのではないかなと思います。

日本の場合はなんというかまあ、癒着とか天下りとかの面が大きいでしょうね。一応今も89式小銃の後継の開発という名目で豊和工業にお金がだいぶ出ていますからね。国産を諦めるとなったらその研究開発費も当然ストップになりますし。
イスラエルの場合は、「いざとなったら世界中が敵に回る」という危機感があるからではないかなと思います。過去の中東戦争でもなかなか兵器が手に入らなくて苦労して、独立(第一次中東戦争)のときはイスラエル娘がイギリス兵をたぶらかしている隙に戦車を盗んだなんてエピソードも残っているほどですからね。しかしイギリスの悪名高いL85を始め開発国がだいたい失敗しているブルパップ式の銃を開発したのはちょっと意外な気がしましたけどね。「失敗してもM4を買えばいい」と思っていたかもしれないですね。
韓国は・・・とりあえず日本がやっていることはやらないと気が済まないニダみたいなもんじゃないですかね・笑。

投稿日時 - 2016-01-24 15:45:51

お礼

ライフルの性能以上に少しでも国内に工場を作ることが重要なんですね。
ていねいに説明していただいて国産の意義が理解で来たような気がします。
ありがとうございました。

投稿日時 - 2016-01-29 18:57:15

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回答(4)

ANo.4

fokus さん、こんにちは。

そりゃ、ただ外国から買ってくれば安いですが、ライセンスや自国独自開発というのを好む理由は自国が戦争状態になる非常時における修理部品、弾薬の供給を考慮に入れているお話です。おそらく簡単に製造できるように設計されていると思います。いざというときにはアメリカでさえ、弾薬や修理部品を供給してくれるとは限りませんからね。

投稿日時 - 2016-01-24 16:39:52

お礼

ありがとうございました

投稿日時 - 2016-01-29 18:55:03

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ANo.2

簡単に作れるからどこでも自作するのです。たとえ輸入するより高くとも、自国産業という事は雇用や税額も得られます。他国へ100ドル払えば全額が国外へ出たままですが、国内の企業へ150ドル払っても、自国民の労働者へ賃金払えるし、(失業が増えたら税金で公共事業などをやらざるを得ない)企業からも労働者からも税金を取れます。労働者の賃金だって、それはほとんど生活費で消費され他の企業に収入をもたらしますし、それがまた税収となって返ってきます。
5割高いようで、実は逆です。
作れるなら自動車だって戦闘機だって自国生産したいでしょうけど、それは無理だからやらない、やれないだけです。
ライフルだから、という問題ではなく、経済効果の問題です。
イスラエルが自国生産にこだわるのはまた別の理由もありますけどね。
どうせ罵詈雑言出てくるからやめとこ。

投稿日時 - 2016-01-24 10:00:27

お礼

回答ありがとうございました。
性能や価格の差異は無視できる範囲内だから経済を優先するんですね。

投稿日時 - 2016-01-24 10:17:08

それこそ、あなたのいう「非常時」に供給を容易にするためですよ。

国産にこだわる理由は、技術の保存と継承です。
銃器製造のノウハウは、いったん失われたら、復活させるのに何十年とかかります。

投稿日時 - 2016-01-24 06:23:02

お礼

早速ありがとうございます。
戦車や戦闘機のような、自国で作らない限りはモンキーモデルしか入手できない物でノウハウを大切にするのはわかります。
ですが小銃のように世界中あちこちで安いものも高いのもいっぱい作られてて、性能劣化のない一級品を金さえ出せば買える商品でそれをやる意味はあるんでしょうか。

投稿日時 - 2016-01-24 09:45:01

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