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解決済みの質問

フルサイズの解像度について

最近のカメラでは、とかく解像度の進歩が目立ちます。
私のカメラは古いもので、解像度は1,200万画素と低スペックですが、撮像素子のサイズはフルサイズ(36×24)であることだけが自慢(自己満足)です。フルサイズの場合、撮像素子の面積では、APS-Cの約2.3倍となります。解像度の違いはプリントの出来栄え(ドットの粗さ)に大きく影響する事のようですが、フルサイズの1,200万画素カメラでA4サイズで印刷した場合、それと同じような出来栄え(ドットの粗さ)になるためには、APS-Cの場合では1.200万画素 ✖ 2.3倍の画素数が必要である。この考え方は正解なんでしょうか。教えて下さい。

投稿日時 - 2015-12-10 11:47:25

QNo.9093505

暇なときに回答ください

質問者が選んだベストアンサー

私のカメラはNIKON D7000で1600万画素です。D7100が2410万画素ですが、十分です。;)
高画素になると写真の緻密さは増しますが、高感度性能が落ちます。最近のカメラの解像度の高さは、マーケティング時にアピールしやすいのと、"実は良く分かっていないアマチュアに刺さりやすいから"に他ならないと思います。

実際に、一般的な雑誌などのオフセット印刷※では、写真データの使用時に必要な解像度は、等倍サイズでわずか350dpi(ドット・パー・インチ)。これ以上大きな解像度になっても印刷時にはインクが追いつかず、データが重くなるだけで仕上がりの美しさには全く関係がありません。※グラビア印刷、写真集などでは400dpiが適正です

> フルサイズの1,200万画素カメラでA4サイズで印刷した場合、それと同じような出来栄え
> (ドットの粗さ)になるためには、APS-Cの場合では1.200万画素 ✖ 2.3倍の画素数が必要> である。この考え方は正解なんでしょうか。教えて下さい。

APS-Cへの換算は私には専門外でお答えできませんが、仮に、1,200万画素のカメラで撮影した画像データを350dpiを保てるサイズの限界値は、282mm×188mm。A4原寸は297mm×210mmです。つまり「A4サイズなら350dpi相当に匹敵する」ことになり、A4よりもサイズが小さな一般的な雑誌サイズなら1,200万画素あれば、1Pの全面Photoにも使用できるのです。

それでは、新聞全面や、駅貼りポスターなどには使用できないと思われるかもしれませんが、新聞ならモノクロは170dpi、カラーで200dpiと必要な解像度が下がります。駅貼りのポスターは離れて見る印刷物ですから更に下がり、B3版で250dpi、B0版ならわずか75dpiです。これは、離れて見ることを前提としたポスターなどを高解像度で印刷するとインクの粒子が細かすぎて迫力がなくつぶれて見えにくくなるだけだからです。

サイズの違いによる計算方法は、A4で350dpiの画像データであれば、A3なら画像を2倍に引き伸ばすので解像度は1/2になり175dpiに。A2まで引き伸ばすと解像度は87.5dpi。このようになります。

最後に『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)の著者である、鐸木能光(たくきよしみつ)氏のWebsiteの文章をご紹介します。

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D3を出したとき、ニコンの開発者は、「1200万画素はプロの現場でのあらゆる使用を考えたとき、最もバランスのよい仕様」と言っていました。私もそう思います。
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拙著『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)にも書きましたが、1000万画素を超える解像度が必要な写真というのは、プロカメラマンの仕事でもそうそうはないのです。週刊誌の1ページ全画面グラビア撮影でも1000万画素あれば解像度的には足ります。ましてや、粒子の粗い新聞写真などでは解像度の高さはデメリットでさえあります。解像度を上げれば、1画素あたりの受光量が減りますから、色階調やダイナミックレンジ、ノイズなどの点で不利になります。暗い場所でいかにクリアな画像を記録するかという報道カメラマンなどにとっては、解像度の高さによって写真の色調やノイズが犠牲になるというのは耐えがたいことでしょう。
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キヤノンも、プロ向けのフラッグシップモデルEOS-1Dは1810万画素です。「ハイアマチュア」向けとして低価格で出しているフルサイズ機であるEOS5Dや6Dより画素数は少ないのです。つまり、キヤノンもニコンも、「プロは騙せないから、プロ用ハイエンドモデルは画素数を抑えるが、アマチュアは画素数になびくから、ハイアマチュア向けフルサイズ機は画素数を上げる」という作り方、売り方をしていると思わざるをえません。
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■ フルサイズデジタル一眼を考える
http://takuki.com/gabasaku/digi1-9.htm

■ デジタルカメラの画素数はいくらあればきれいに印刷できるのか?
 ポスターに必要な画素数は?
http://homepage2.nifty.com/yamakatsu/digicameprint.html

投稿日時 - 2015-12-10 13:05:58

お礼

ご回答、本当にありがとうございました。
どうも質問の背景に、最近のカメラの画素数の高さに嫉妬があったようです。今回はありがとうございました。

投稿日時 - 2015-12-10 21:05:37

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回答(4)

ANo.4

ANo.3です。
要点は
・写りの違いはピクセル数(解像度)が多くなったことによる物ではない。
ということです。
むしろピクセル数を多くするというのは、階調やダイナミックレンジや感度にとっては マイナスの要素なのです。
しかし開発時期の新しいカメラは、いろいろの開発努力によって画質を落とさずにそれを実現しているのだと考えるべきでしょう。

質問者の方が画質の向上を解像度の変化による物だと思われたのは他の要素がスペック上の“数字”としてあらわしにくいからだと思います。

写真は科学技術の影響を強く受け、それぞれの機械には特性とか得意不得意がありますから、それは自分の眼を信じて判定するべきだと思います。ことに自分の使っている機材であれば違いはわかります。自分の撮った写真をよく観ることが大事だと思います。自分の写真といちばん長い時間真剣につきあっているのは自分であるべきでしょう。自己満足か否かは結局判断が独りよがりであるか否かだと思います。
かんたんに言えば適材適所ということで、機材にあった場面を見きわめるというのも技術の内だと思います。

開発時期によって「違いはあって、結局どちらが良いか決めるのは自分」だというのが私の意見です。

今お持ちの機材(FXフォーマットのD700)で写りに不満があるのでしたら、同等のもしくはより細かい解像度のDX機より、同じFXフォーマットの開発時期の新しいカメラを検討されたほうがよろしいのではないかと私は思います。

なおご質問のA4サイズへのプリントでは今おつかいの1200万画素のカメラでも縮小してプリントしている状態ですのでそれ以上の解像度(ピクセル数)があっても同じように縮小する操作が必要ですから意味はありません。
縮小というのはアナログフィルムのように光学的に縮めるのではなく、デジタル写真の場合はプリントに際してピクセル数を減らす作業をコンピューターで行っています。(フィルムの場合は焼き付け用レンズの性能が許す限り細かいまま縮小できますが、デジタルの場合は1インチあたり300ピクセルという密度は印刷やプリントの機械で限度が決まっていていじれないのです)。おわかりいただけたでしょうか。

投稿日時 - 2015-12-15 11:50:04

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ANo.3

画素数で考えると面倒なので、長辺・短辺のピクセル数で見たほうがわかりやすいです。
D3は  4256×2832ピクセル (=1205万2992画素)
D800は 7360×4912

印刷や紙焼きで通常必要とされる解像度は300dpi(ppi)ということになっています。(既出のように大きな看板などではもっと少ないのですが)
画素数は縦ピクセル数と横ピクセル数を掛けた面積にあたる数字ですが印刷などで目安にしているdpi(ppi)は画素数ではなくて1インチの長さに対しての数字です。
300dpi(ppi)とは 300ピクセル/パー・インチ、つまり1インチあたり300ピクセルですから4256÷300=14.1インチ=360mm、つまり長辺が360mmの印刷原稿になります。
A4長辺が297mm B4が364mmです。(短辺は÷1.4)

つまり解像度としては1200万画素のD3で足りているわけです。
さてAPSCであっても同じ画素数ということであれば、撮像素子のピクセル数が同じということですよね。ですからその画像を300dpi(ppi)の密度に入れれば同じ大きさになります。

ではAPSCで同じピクセル数の撮像素子を持つカメラとフルサイズD3の画像は見てわかる違いがあるかという疑問ですが、結論から言うと違いはあります。一般に撮像素子の大きい方が階調が優れ、暗所に強いということは言えます。これは感覚的に言うとフルサイズのほうが色の密度が高いような感じを受け、暗所で感度を高くしてもノイズが目立たず、RAWで撮影した場合に暗部を起こせる限度が高く、ハイライトの飛んだように見えるところを救済できる幅が広いという事が言えると思います。また暗部やハイライトの中のニュアンスが残るので平板な書き割り的な感じになりにくいです。
ただしそのカメラの得意の場面での画像を比較した場合に決定的な優劣があるかと言われたら、違いはあってもどちらが良いとは言い切れない場合はよくあります。

私はD3とD700両方を使っていましたがD3と同じ素子のはずなのに撮影した結果は違っていました。両者の画像を較べると両方の画像を普段から見ている者にはわかる違いははっきりあります。(理由はわかりません)

そんなこともあるので、カメラを写りで選ぶならスペック上の数字よりも実際の画像や紙焼きを観た印象を頼りに選ぶべきではないかと私は考えます。

投稿日時 - 2015-12-11 02:06:49

お礼

大変に、解りやすい説明でありがとうございました。細部を見れば違いがあっても、結局どちらが良いのかがわからない。これが結論ですね。サイズが大きい写真だけがいいわけではありませんから。要は、いかに感動的な写真と撮るか。ですね。

投稿日時 - 2015-12-13 18:19:00

ANo.2

Q/フルサイズの1,200万画素カメラでA4出力するのと同じ出来映えを目指すとき、APS-Cのセンサーでは1.200万画素 ✖ 2.3倍の画素数が必要ですか?

A/基本的にはNoです。というより、画素数で同じ出来映えを期待すること自体がナンセンスでしょう。カメラのセンサー技術と、レンズ特性を無視したものと思われますから。全てのカメラにおいてその理屈を紡ぐのは不可能です。
あくまで、全体のメカニズムとして、例えばAというメーカーの100というカメラがフルサイズだった。それをA社がコンパクトな200という機種に集約しました。そのときに、100と同程度の出力品質(ノイズの少なさや、感度、または絞りやF値に対するカラーバランスの追従性)を達成するために、画素数を2.3倍にしました。というならば、たぶんそれはあり得る話です。

しかし、条件がないのに2.3倍にの画素が必要というのはあり得ません。
これは、何故かというと、センサーの性質が変化しているからです。これは、携帯のカメラなどを見れば分かるでしょう。同じ200万画素でも、昔のカメラと今のカメラでは高感度処理の性能が上がっているケースも多いです。同じセンサーサイズでもですよ。これは、カメラエンジンと、撮像センサーが撮影しているときにどれだけの階調ステップで処理が掛けられるか、またはどれほど細かく光信号を電気信号に置き換えられるかの違いがあることを意味します。

最終的に処理されるデータが8bit×3原色でも、カメラエンジンを透過する前の段階で、12bit相当の階調処理が出来るセンサーなら・・・ということです。最近は、RGBWセンサーもありますから、4原色を最終的に3原色相当に置き換えています。即ち、センサーの違いだけで、既に出来映えは変化するのです。

それに加えて、レンズ口径やレンズ特性が作用するようになります。この時点で、2.3倍のルールは本来は通じません。下手をすれば、10年前の1200万画素のフルサイズより、10年後の1200万画素のAPS-Cのセンサーが優れていることもあるわけです。実際に同じサイズのセンサーで、同じメーカー品のセンサーを10年前の最新と今の最新とで比較すれば、レンズなどを同一条件にすれば、出来映えは今の方が僅かに良くなるケースが多いです。特に高感度など特殊設定時には差が顕著になります(それが出力して分かるかは別です)

では、何故カメラは高解像度へと向かうのかというと、単純に同じままでは売れないからです。テレビも4Kにすることで、売れるのです。別にハイビジョンでも見られれば良い人が多くとも、4Kなら数字が凄い。画質が綺麗だからです。
それと同じでカメラも高画素を目指すのです。その際に、カメラならトリミングしても綺麗にA4で印刷できる・・・とかいろいろ理由を付ければよりインパクトは大きくなります。

じゃあ、人によっては次のようなカメラを作れば売れるのではと思うかも知れません。
1200万画素でフルサイズの今最新技術をセンターを搭載したカメラ。
実はそれは簡単には作れませんし、性能が上がる保証がありません。センサーを小さく微細化して弱い光でも強く増幅出来る感受性を持ったセンサーが、今市販に流れているスマホやコンデジの高画素センサーです。それをそのまま、大型化できたとして、画素数も大きくすると・・・受光感光性の高さが徒となり、故障が早まりますし、感受性は低下します。大きなセンサーにすると、一つのセンサーに集まる光が多くなり飽和(白飛び)が発生しやすくなるためです。

だから、それを大判で低い画素の製品に応用するには、それなりの調整と最適化が必要になるのです。

ちなみに、センサーの大半はCMOSですから、半導体技術を使っています。半導体技術は徐々に進歩しており、微細化が進んでいます。時代に合った形で微細化して量産しなければコスト高になることもあるのです。だから、線幅を小さくする分、画素数は大きくなっていきます。要は、製造上の理由(安価に製造するための理由)もそこにはあるのです。

そして、製造上の理由は、説明しても多くの人には理解不能ですから、利便性の向上に置き換えてあげる必要があります。可能であれば、ビジネス上有利になる方が経済にも消費者にもお得です。
それが、何らかの法則として書かれるのです。利用しているテクノロジは常に同じではありませんが、それを理解出来ず無視して書くと、APS-Cの場合ではという例になるかもしれません。また、最初はある一つの機種例があったものが、徐々に一人歩きすることがありますから、そのせいかもしれません。

合理的な製造も含めたテクノロジの側面でカメラを見ている人は、あまり多くありません。だから、昔存在したような○○の法則を当てはめている人は、結構いますけど、正直あまり難しく考えるものではありません。理屈より、現実に使ってみて不便が生じるか生じないかの問題です。10年以上前なら不便も多かったので、考える余地もありましたけど。

投稿日時 - 2015-12-10 16:09:36

お礼

最近のカメラの技術革新には、本当にめざましいものがあります。
私のカメラのように、10年前の製品(D700)となりますと、とにかく処理エンジンの機能と性能には段違いの差があるように思います。そんなことから今回の質問の背景には、何か嫉妬のようなものがあったように思います。本当に、丁寧な回答に感謝します。

投稿日時 - 2015-12-10 21:27:30

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