想像ではなく観測によって色を付けています。カメラもカラーではなく白黒の物でも、フィルターで三原色のフィルターで順番に撮影して合成することでカラーになります。
冥王星は探査機が行くまでは想像の部分もありましたけどね。
今は可視光だけでなく、色んな波長で観測もされていますし、ハッブル宇宙望遠鏡や地上からの望遠鏡も精度や画像処理の力もあがり、正しい色に成っていますね。ただし遠方過ぎると難しいですが。
木星や土星は小型の望遠鏡でも見られますので、天文台とかで観望会などがあれば見て下さいね。ただ肉眼でみる印象と写真とではちょっと違いますが。淡い光だと人間の目は弱いですが、写真は光を貯めるという事も出来るので。長時間露光と言いますが。それだと色とかもはっきりしてきます。星雲とかの写真も肉眼で見るのと写真とでは違いますからね。
投稿日時 - 2015-08-06 21:00:23
回答ありがとうございました。
投稿日時 - 2015-08-10 23:34:35
このQ&Aは役に立ちましたか?
0人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
回答(6)
物質が放つ光には、スペクトルという「指紋」があります。
中学校の理科の授業で、炎色反応というのをやった記憶が
おありかと思いますが、銅なら緑色の炎、ストロンチウムなら
真っ赤な炎、と決まった色の炎が出ますが、あれをプリズムで
分光して、色の成分ごとに強さを測ると、物質によってその
パターンが決まっているのです。
他にも推理する要素は沢山あるのですが、要は観測された
光の「指紋」を見ると、複数の物質のスペクトルが合成されて
観測されます。
これで、何がどの位含まれているのか、この距離で光は
どの程度の明るさで、どんな色の光が届いているか、
それらの数値と組み合わせると、こう見えるだろう、と
いう「色彩」をコンピュータで再現できるそうです。
余談ですが、何千光年もの遠い星の光でも、この
スペクトルを手がかりに、組成を調べたり質量を
計算したりする根拠になっているそうです。
科学も、捨てたもんじゃないな、と感心します。
投稿日時 - 2015-08-06 18:06:50
回答ありがとうございました。
投稿日時 - 2015-08-10 23:34:36