RS232CとTCP/IP通信違いについて
通信についての知識が乏しく、同僚からRS232CとTCP/IPの違いについて説明を求められたのですが、上手く説明できません。済みませんが素人にもわかるよう違いについてご教授いただきたくお願い致します。
投稿日時 - 2014-12-17 12:20:56
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回答(3)
RS232Cは通信の電気的制約と時間的制約を定義した仕様で、TCP/IPは通信中のデータ形式や交換手順を定義した仕様だと思います。
誤解を恐れず別のモノに例えるとすると、飛行機を物理的に空中に浮かせる方法と、切符の手配や搭乗手続きの運用の関係みたいな感じでしょうか。(前者がRS232C、後者がTCP/IPの関係。)
「東京から大阪へ移動する」という目的を達成するためには飛行機以外にも新幹線や高速バスでも移動できるわけですが、その気になれば、それぞれの移動手段で切符の手配や搭乗手続きといった運用を統一できるかもしれませんよね。
運用手順であるTCP/IPも、RS232CやEthernetやWiFiや伝書鳩といった異なる通信手段を媒体として通信システムを構築することもできるわけです。他の方も「昔はTCP/IPをRS232Cでやっていた」と指摘されていますが、それはSLIPと呼ばれていた方式のことだと思います。他にも、昔のMacはRS485でTCP/IPをやっていたようなことを聞いた事があります。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/Serial_Line_Internet_Protocol
投稿日時 - 2014-12-19 02:30:23
どのレベルで回答するかによりますが、
・趣味のパソコンレベル:
COMポートに接続する機器(最近は珍しくなりましたが、測定機などでは未だありますね)をつなぐ(物理的I/F)のがRS232C。
有線、無線を問わず、LANやインターネットへの接続で広く使われている(通信の決まりごと)のが、TCP/IP。
・仕事(開発等)のレベル:
ここでは説明仕切れません。”OSI参照モデル”というワードで検索してみてください。
その上で、RS232C規格や、TPC/IPプロトコルの規約などを参照してみてください。
OSI参照モデルを理解すると分かると思いますが、比べる階層が異なります。
TPC/IPは通信プロトコルの規約の一つですし、RS232Cは物理層の規格の一つです。
ご参考に。
投稿日時 - 2014-12-17 12:47:37